海紅俳三昧会場

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2025年4月俳三昧 06 - 俳三昧 URL

2025/04/13 (Sun) 20:36:46

バリバリのバインミーたどたどしい日本語付いて   千栄子

Re: 2025年4月俳三昧 06 - 晴正

2025/04/26 (Sat) 10:49:12

バインミー食べたくなりますね。バリバリという食感。春巻きみたいかな?とか思いますが、違うのでしょうね笑。「たどたどしい日本語付いて」ウェイトレス?の顔が浮かびます。「たどたどしい」のは、メニューなんでしょうね。ちょっと日本語では違和感あるなあと言った。

Re: 2025年4月俳三昧 06 - 幸三 URL

2025/04/21 (Mon) 23:56:55

「バリバリのバインミー」はインパクトがあって印象に残りますね。
たどたどしい日本語につきましては声なのか、メニュー等に書いてある文章なのか気になりました。

Re: 2025年4月俳三昧 06 - 森命

2025/04/20 (Sun) 19:05:28

何のことかと困っていたら娘たちは知っていました。お味よりも「たどたどしい日本語」が、この句の柱と思えます。地方にもベトナム出身の人たちが生産従事者として、介護従事者として働いています。私は入ったことはありませんがベトナム料理の店も所どころあります。インバウンドといい、国際化は身近にあると言う句です。

Re: 2025年4月俳三昧 06 通子

2025/04/20 (Sun) 12:32:56

バインミー、知りませんでした。ベトナム料理なんですね。日本にもお店が合って食べられるるんですね。
私なぞ、だんだん知らないものを食べられなくなっていますよ。
きっとこうやって食べてと教えてくれたんでしょうね。
パンがパリッとしていたのかな?美味しかったですか?楽しい句でした。

2025年4月俳三昧 07 - 俳三昧 URL

2025/04/13 (Sun) 20:38:46

桜死んでいった母の四月   晴正

Re: 2025年4月俳三昧 07 - 太公望

2025/04/23 (Wed) 21:24:34

富士山と桜はあまりにも古今東西詠まれすぎて難しい題材です。ことの良し悪はべつとして素晴らしい視点と思います。

Re: 2025年4月俳三昧 07 - 幸三 URL

2025/04/22 (Tue) 00:34:52

晴正さんのプライベートな句でありながらも、おそらくたくさんの人々が自分なりの解釈で共感できる句だと思います。

Re: 2025年4月俳三昧 07 - 森命

2025/04/20 (Sun) 19:51:50

四月の母の命日を迎える作者がそこにいます。「死んでいった」に作者の母への思いをどうとったら良いか考えさせられました。親のありがたみは亡くなってからわかると申します。母とは別れたが、今自分はここに生きている。その証として、これは母への感謝の念と取らせてもらいたい。

Re: 2025年4月俳三昧 07 通子

2025/04/20 (Sun) 12:39:12

ちょっと悲しいですね。
四月に、桜の花の頃にお母様の亡くなったことを思い出される。。
息子を持つ身としては、お母様はこうして思い出してくれる息子がいることは嬉しいかもしれませんね。
勝手な解釈ですみません。

2025年4月俳三昧 05 - 俳三昧 URL

2025/04/13 (Sun) 20:35:14

今日も灯里ちゃんは明るい待機児童   唯人

Re: 2025年4月俳三昧 05 - 幸三 URL

2025/04/22 (Tue) 00:20:59

良いことなのか、そうではないのか、なかなか難しい問題だと思いますが、待機児童本人が明るくいられることは悪くはないのでしょうね。
ご家族もその明るさに救われているのではないかと考えたいです。

Re: 2025年4月俳三昧 05 - 森命

2025/04/20 (Sun) 19:31:08


私たちの市では保育園、幼稚園の閉鎖があり、小、中学校も統合される始末です。東京ではまだ待機児童があるということ。この違いを思い知らされます。灯里ちゃんの明るさですべてが円満に。灯里ちゃんが明るいのはじいちゃん、ばあちゃんのおかげととらせてもらいます。

Re: 2025年4月俳三昧 05 通子

2025/04/20 (Sun) 12:19:40

お母さんがお仕事をしながらお子さんを育てるのは大変な事ですね
きっと今は、おじいちゃまやおばあちゃまの手助けがあってうまく動いているのでしょう。
皆さんで守っている明るさですね。

Re: 2025年4月俳三昧 05 - 晴正

2025/04/14 (Mon) 09:03:32

明るいのが何より!待機児童問題もお孫さんにとっては無関係。それで良いんですよね。

2025年4月俳三昧 04 - 俳三昧 URL

2025/04/13 (Sun) 20:32:24

桜パラパラ咲いて手をたたく   由紀子

Re: 2025年4月俳三昧 04 - 幸三 URL

2025/04/22 (Tue) 00:11:59

幸せなら手をたたこうの精神でしょうか。
身近にいる受験生の合格などもかかっているのかなと思いました。

Re: 2025年4月俳三昧 04 - 幸三 URL

2025/04/22 (Tue) 00:04:25

パラパラのパがパソコンやスマホの表示の状態によって「バ(ハにテンテン・BA)」に見えてしまいますが「パ(ハにマル・PA)」です。

Re: 2025年4月俳三昧 04 - 森命

2025/04/20 (Sun) 19:14:10

桜を待っていた気持ちはよく表現されていると言えます。桜だって拍手されたら嬉しいに決まっています。ただ、何かあっさりしている気がぬぐいされません。

Re: 2025年4月俳三昧 04 通子

2025/04/20 (Sun) 12:10:10

桜の花が咲き始めて、小さなお子さんが喜んでいるのでしょうか?
バラバラが薔薇の花みたいにも思えるし(考えすぎ?)
素直に手をたたいて喜んでいるお子さん(お孫さん)の様子ではと思いました。

Re: 2025年4月俳三昧 04 - 晴正

2025/04/14 (Mon) 08:57:47

「パラパラ咲いて」という感覚が素敵だと思いました。どんな咲きかたなのでしょう。そして「手をたたく」この情景の不思議。

2025年4月俳三昧 03 - 俳三昧 URL

2025/04/13 (Sun) 20:29:29

今年も君が一番乗りハナミズキ白い小さな花   通子

・・・・・・・・・・・
14日17時30分 上記の句に訂正しました。
(訂正前の句:このハナミズキが一番乗りまだ白い花ちっちゃい)

Re: 2025年4月俳三昧 03 - 幸三 URL

2025/04/21 (Mon) 23:51:34

「今年も」なので毎年眺めているのでしょうね。
幼い子どもを見守るような優しさを感じます。

Re: 2025年4月俳三昧 03 - 森命

2025/04/20 (Sun) 16:48:21

作者に注目されているこのハナミズキ。心が通じ合っているのだと読むとなんとも心地よい。そして、このハナミズキは作者の生活圏内にある様子。もうそろそろかと日頃から観察している作者の姿。その細かいプロセスまで、もう知りつくしているような。

Re: 2025年4月俳三昧 03 - 晴正

2025/04/14 (Mon) 08:54:40

競い合って咲くハナミズキ。「ちっちゃい」花が可憐ですね!ハナミズキというと一青窈さんの歌を思い出します。

2025年4月俳三昧 02 - 俳三昧 URL

2025/04/13 (Sun) 20:26:54

枝折れをさらけ出し夜を誘うのは古木   命

Re: 2025年4月俳三昧 02 - 幸三 URL

2025/04/21 (Mon) 23:45:50

寒い時期の夕暮れ時の大きな木を想像します。
単純に風景だけ思い浮かべると寂しさを感じそうな気がしますが、こちらの句は静かな力強さを感じます。

Re: 2025年4月俳三昧 02 通子

2025/04/20 (Sun) 11:57:27

木の名前は分かりませんが、古木とあるので、年老いた木でしょう。葉がついているのか、それなりに花も咲かせる木なのか、いろいろ想像してしまいます。
枝を折られたとあるが、骨組みになる幹や残った枝は見えているのでしょう。
さて小さいのか大きいのかと想像すると、きっと大きな木かなあ。月明りに照らされたその姿が魅力的に見えるのではないかしら。。

Re: 2025年4月俳三昧 02 - 晴正

2025/04/14 (Mon) 08:50:41

幻想的な情景ですね。「さらけ出し」という言葉に惹かれました。「さらけ出し」でいるのは、作者の人生の覚悟でしょうか。

2025年4月俳三昧 01 - 俳三昧 URL

2025/04/13 (Sun) 20:25:21

桜散る足元に輝くたんぽぽの黄色   幸三

Re: 2025年4月俳三昧 01 - 森命

2025/04/20 (Sun) 18:50:40

ちょっとむつかしい句、と言うのは
「黄色」です。教えてもらった句作の方法に、タンポポは黄色だから、あえて黄色は要らないという考え方があります。黄色を必要とする場合は、「タンポポ」とくっ付けないで使うと教わりました。この句のもう一つの楽しみ方として、作者がどんな時にこの句を詠んだのだろうかと推測することです。通勤の時だろうか、休日の一コマか。足元の花弁とタンポポ、作者のやすらぎを受け取った気がします。

Re: 2025年4月俳三昧 01 通子

2025/04/20 (Sun) 11:36:52

タンポポは、小さいながらしっかり主張していますね。
地方にいると西洋タンポポは駆除しましょう、なんて言われますが、なんとも可愛い黄色の花が、桜と一緒に春を感じさせてくれます。春には欠かせない花ですね。

Re: 2025年4月俳三昧 01 - 晴正

2025/04/14 (Mon) 08:45:22

桜色とたんぽぽの黄色。春の爽やかな情景です。桜の季節が終わってもたんぽぽが可憐に咲いている。それを感じ取る作者の細やかな感覚が素敵です。

2025年4月俳三昧のおしらせ - 俳三昧 URL

2025/04/04 (Fri) 21:03:22

こちらは自由律俳句結社「海紅」同人専用のネット句会です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

2025年4月俳三昧

投句締切 4月10日(木)

 その後のスケジュール
 4/21までに句評(感想など)
 4/22~30 自解・意見交換

今月もよろしくお願いいたします。

2025年3月俳三昧 05 - 俳三昧 URL

2025/03/15 (Sat) 21:40:52

忘れていた景色雪雪雪の日記悵   命

Re: 2025年3月俳三昧 05 - 太公望

2025/04/02 (Wed) 19:48:23

今年は雪が少なかったということを言いたいのでしょうが、それがゆえに日記帳などの小道具を用意していますが、ちょっとすぐにネタバレでそれがどうしたと言われそうです。残念ながらその後が聞きたいと思うところです。

Re: 2025年3月俳三昧 05 通子

2025/03/23 (Sun) 11:48:28

今年は雪が少なかったのですね。
日本海側が雪が多かったのかな。
いつもなら毎日のように雪が降るのに、ちょっと違う様子ですね。
雪は無い方が楽でしょうが、それはそれで、気候の変化も気になる所ですね。

Re: 2025年3月俳三昧 05 - 幸三 URL

2025/03/22 (Sat) 22:16:43

忘れていたほどですからこの冬は雪が少なかったのでしょうか。
あるいは特別に雪が多い年の日記帳を読み返したのでしょうか。
雪があまり降らなかったり続いたりすることについて作者がどのように思っているのか、普段の状況がわからないのでイメージしづらい感じがします。

Re: 2025年3月俳三昧 05 - 晴正

2025/03/16 (Sun) 11:11:05

三つ重ねた「雪」が景色を際立たせていますね。日記を見て「あーこんな時もあったなあ」という感慨。それが、いま現在を際立たせていると思います。

2025年3月俳三昧 01 - 俳三昧 URL

2025/03/15 (Sat) 21:34:23

さくらださくらだメジロも来た河津桜   幸三

Re: 2025年3月俳三昧 01 - 太公望

2025/04/02 (Wed) 17:23:07

確かに花見もお祭りで勢いが必要です。そうなると
「さくらださくらだ河津桜だメジロも来た   幸三」
と「さくら「を三回連呼してお祭り気分をさらに盛り上げたいですね。

Re: 2025年3月俳三昧 01 - 幸三 URL

2025/03/31 (Mon) 21:56:17

早い桜を見に人々が集まっている昼間の公園の雰囲気を句にしようと思いました。
余談ですが近所の公園の桜にはメジロも実際にたくさん集まっていて、普段はどこにいるのだろうかと不思議な感じがします。

Re: 2025年3月俳三昧 01 通子

2025/03/23 (Sun) 11:11:34

中々やって来ない春に河津桜が咲いたニュースは嬉しいですね。私も散歩道で、河津桜が咲き一足早く春がきた気持になりました。メジロまで現れましたか。
その嬉しい気持ちが伝わってきました。

Re: 2025年3月俳三昧 01 - 森命

2025/03/17 (Mon) 18:49:32

平仮名で「さくらださくらだ」の勢い。「メジロ」をはさんで「河津桜」、小気味良い句です。押さえどころを心得ておられる。「河津桜」は句には便利な桜です。句全体が春ばかりでも気にならない。勢い勝ちですな。

Re: 2025年3月俳三昧 01 - 晴正

2025/03/16 (Sun) 10:49:24

先週、上野公園に行った時河津桜の蜜を吸っていたメジロを見ました。可愛いですね。寒の戻りで寒い日がありますが、春が近いなあと思いました。

2025年3月俳三昧 02 - 俳三昧 URL

2025/03/15 (Sat) 21:35:39

梅は白や紅の花咲かせ東京大雪の予報   通子

Re: 2025年3月俳三昧 02 - 太公望

2025/04/02 (Wed) 17:00:13

「梅は白や紅の花咲かせ」と、ここで「て」をいれなかったところが秀逸です。「て」をいれると説明的になる場合や一拍おいて切れてしまいがちで、これを自然に抜いて一気に言い切ったところは修練のたまものと思います。

Re: 2025年3月俳三昧 02 通子

2025/04/01 (Tue) 07:51:29

今月もありがとうございました。
やっと梅が咲き揃った所に、大雪の予報、そんな気持ちを句にしました。
今は桜が満開になるというのに、花曇りでは済まされないほどの寒さです。
今年だけならいいけど、と不安になります。

Re: 2025年3月俳三昧 02 - 幸三 URL

2025/03/22 (Sat) 22:39:19

つい先日も東京で雪が降りましたが、こちらの句ではまだ予報の段階なところが良い雰囲気だと思いました。
前半が音読しづらい点が気になります。

Re: 2025年3月俳三昧 02 - 森命

2025/03/17 (Mon) 19:03:07

素直に句であります。「東京大雪」は東京の人も地方の人もクスッと笑ってしまいそう。この句は作者の型にぴったりはまった句でありますが、雪は白ですから、梅の「白や」は抜いて、単に紅と白の対比にしても句意は変わらないと思います。

Re: 2025年3月俳三昧 02 - 晴正

2025/03/16 (Sun) 10:56:31

東京は少しの雪でも混乱してしまいますが、雪を見たいなあとという気持ちもあります。この前、少し遠出して梅園に行きました。雪の中の梅もいいかなあと思いますね。梅の花と雪のコントラスト。「大雪」しかも「予報」というフレーズ。なにか幻想的な気持ちになります。

2025年3月俳三昧 03 - 俳三昧 URL

2025/03/15 (Sat) 21:37:15

洗濯機ちょっと幸せな音がする   晴正

Re: 2025年3月俳三昧 03 - 晴正

2025/03/28 (Fri) 10:08:56

洗濯で汚れ物が綺麗になる、食事で元気になるなどなど日常の「ちょっとしたこと」が、私にとっての幸せです。洗濯機が今日も元気で働いてくれる。頑張ってね、ありがとうと声をかけたいと思うのです。

Re: 2025年3月俳三昧 03 通子

2025/03/23 (Sun) 10:58:33

洗濯機が回って洗濯をしている音に、ごく当たり前のようなことに、幸せを感じられたのでしょう。
ひょっとしたら何か良いことがあったのかもしれません。
何気ない日常に何か安心感を持たれたのかもしれません。
私などは、最後の脱水が終りそうな時にああやっと終わると嬉しい気持ちになりますが。。

Re: 2025年3月俳三昧 03 - 幸三 URL

2025/03/22 (Sat) 22:52:47

私は洗濯機の音に幸せを感じたことがなく、面白い感覚だと思いました。
ただ、洗濯機はわりと大きな音がするイメージなので、ちょっとどころではなく激しい幸せが響いていても良さそうな感じがします。

Re: 2025年3月俳三昧 03 - 晴正

2025/03/18 (Tue) 13:42:49

ありがとうございます。「ちょっと」と言う言葉にこだわってみました。洗濯機の回る日常にフランクに寄り添えるのは「ちょっと」と言う言葉かなあと。あと、下町的な意味合いも込めました。

Re: 2025年3月俳三昧 03 - 太公望

2025/03/18 (Tue) 12:25:00

ちょっとがいいですね。昔から少しという言葉は便利な言葉で、微妙な感を現すに都合のいい言葉でよく使われます。いわゆる便利な言葉ですね。それをちょっとしたところに新鮮味があります。ただしそのちょっとの音にどんな幸せ感をじたのかが解らないのが残念です。

Re: 2025年3月俳三昧 03 - 森命

2025/03/17 (Mon) 19:21:32

幸せを洗濯機の音で確認したと言うことですね。良い句材だと思います。幸せは自分が感じるもの。幸せを感じている作者がそこにいる。リアルタイムな句です。「ちょっと」が気になりました。私自身も発句では「ちょっと」を使うと思いますが、書いてみた時点で「ちょっと」は再考したいものです。

2025年3月俳三昧 04 - 俳三昧 URL

2025/03/15 (Sat) 21:38:54

雪だシャベルは色めき立ったが都会の雪は儚いのだ   唯人

Re: 2025年3月俳三昧 04 通子

2025/03/23 (Sun) 11:40:49

先日の東京の雪はちょっと変わっていました。
随分大きな雪が降って屋根にも積っていたのに、止んだと思ったら、あっという間に雪が消えました。
雨が降ったり、気温が高かったのでしょう。まさに儚い春の雪だったのですね。
シャベルを使わなかったのは不幸中の幸いと考えましょう。

Re: 2025年3月俳三昧 04 - 幸三 URL

2025/03/22 (Sat) 22:42:15

シャベルが色めき立つという表現が面白いと思います。
ホームセンターやスーパーの店頭に急にシャベルが並べられる様を思い浮かべました。

Re: 2025年3月俳三昧 04 - 森命

2025/03/17 (Mon) 19:39:45

3センチ積もれば大雪の東京ですから、雪シャベルを持っている人の方が粋ですな。もし、多く降ればシャベルはあっても捨て所がない。やっぱり都会の雪は儚くて良いのです。そう納得すると、この句長いけれど佳句なのですね。でもやっぱり「色めきたった」は引っ掛かります。

Re: 2025年3月俳三昧 04 - 晴正

2025/03/16 (Sun) 11:05:30

東京では近年シャベルが活躍する雪が降りませんね。シャベルという単語を久々に目にしました。儚いというのは、ある意味、詩的情感があります。東京の雪は現実的な儚さとでもいうのでしょう。

2025年3月俳三昧 07 - 俳三昧 URL

2025/03/15 (Sat) 21:43:18

悲しいこと忘れてまあるく眠る   由紀子

Re: 2025年3月俳三昧 07 通子

2025/03/23 (Sun) 11:27:58

男性は身体をまあるくして眠ることはないのかな?と思うほど、猫の眠り方が出て来ましたね、
私も、そんな気持ちの時は子供の頃から、お布団の中に潜り込んでまあるくなっていると、知らぬ間に眠ってしまうことも。
冬は暖かいし!

Re: 2025年3月俳三昧 07 - 幸三 URL

2025/03/22 (Sat) 22:44:26

忘れてしまいたいのでしょうけれども、あえてそのまま抱いたり抱えたりして丸まって眠るのも悪くないのではないでしょうか。

Re: 2025年3月俳三昧 07 - 太公望

2025/03/18 (Tue) 12:13:10

まあるく眠るのは猫なのか犬なのか自分なのか解りません。たぶん猫であれ犬であれ、自分なのでしょう。なんにしろ片言のつぶやきであり俳句とは言い難いと思います。

Re: 2025年3月俳三昧 07 - 森命

2025/03/17 (Mon) 19:55:27

「まあるく眠る」は、猫とりわけ愛猫だと思います。猫の悲しいことって何だろうと考えてみましたが流石にわかりません。作者が猫を飼っているかどうかわからないので曖昧に読みきる事はできません。まるくでなく、「まあるく」に惑わされてしまった。

Re: 2025年3月俳三昧 07 - 晴正

2025/03/16 (Sun) 11:49:59

まあるく、猫的に眠って悲しいことが無いような猫的人生を送りたいなあと思います。悲しいことほど繰り返し思い出しますね。「忘れて」と言いたいほど悲しいことは、残っちゃうんですよね。

2025年3月俳三昧 06 - 俳三昧 URL

2025/03/15 (Sat) 21:41:56

少しばかりの雪で朝から街中大騒ぎ   千栄子

Re: 2025年3月俳三昧 06 通子

2025/03/23 (Sun) 10:43:27

孫が飛行機で帰るという日の朝,雪が降りだしました。
大変だ、早めに行かなきゃ、飛行機動かなかったらどうしよう、と朝っぱらから大騒ぎです。
実際、電車は遅れ、駅は混み、空港へ行くのも時間がかかります。大騒ぎをせずにはいられない都会の春の雪でした。

Re: 2025年3月俳三昧 06 - 幸三 URL

2025/03/22 (Sat) 23:04:38

東京はまさに「少しばかりの雪」で街中大騒ぎです。
つい先日も大騒ぎしたばかりですのでタイムリーでした。

Re: 2025年3月俳三昧 06 - 森命

2025/03/18 (Tue) 16:31:57

ごもっともな句。作者はこの様子を見てうんざりしているのでしょう。都会に雪が降る予想がされるとマスコミが煽りすぎることもよろしくない。作者自身がとても句に現れていて、そんなところからも親しみを感じさせる。

Re: 2025年3月俳三昧 06 - 晴正

2025/03/16 (Sun) 11:43:28

東京だとしたら、「少しばかりの雪で」大騒ぎになっちゃいますね。雪国の人から見たら滑稽でしょう。「大騒ぎ」している情景が、はっきり浮かんできます。なんか楽しい。

2025年3月俳三昧のおしらせ - 俳三昧 URL

2025/03/05 (Wed) 15:26:18

こちらは自由律俳句結社「海紅」同人専用のネット句会です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

2025年3月俳三昧

投句締切 3月10日(月)

 その後のスケジュール
 3/22までに句評(感想など)
 3/23~31 自解・意見交換

今月もよろしくお願いいたします。

2025年2月俳三昧 07 - 俳三昧 URL

2025/02/13 (Thu) 14:25:31

あれよあれよと令和七年初日ゆっくり昇れ   通子

Re: 2025年2月俳三昧 07 通子

2025/03/03 (Mon) 09:44:01

今月もありがとうございました。
皆様の句評を読んで、嬉しかったり、反省したりですが
次の句を作る励みにしています。

Re: 2025年2月俳三昧 07 - 幸三 URL

2025/02/20 (Thu) 20:59:11

特に年末は時間がスピードアップしているような感じがしますから元日はのんびりしたくなりますね。
太陽に朝寝坊してもらいたいくらいです。

Re: 2025年2月俳三昧 07 - 太公望

2025/02/16 (Sun) 20:15:40

初日の出を心を込めて気持ちよく詠っているところが、いかにもいつもと違っていて清々しいところです。が、「令和七年」といかにも安直に言っているのが気になります。「七度目の」とかここのところに一工夫するのが俳句と思います。

Re: 2025年2月俳三昧 07 - 森命

2025/02/15 (Sat) 17:58:32

忙しい年末を過ごしていると、まったく「あれよあれよ」と新年が来てしまいます。それが年末年始という物ですが、ちょっと休ませてよというのも実際の所です。それと言うのも作者が毎日を大事に使っているからです。「令和七年」が真ん中にあるのがいいですね。

Re: 2025年2月俳三昧 07 - 晴正

2025/02/15 (Sat) 08:41:47

あれよあれよという間に年は過ぎ去ってゆきます。世の中、不穏なことも含めて色々ありますし。「ゆっくり昇れ」とお日様に言いたくなりますよね。

2025年2月俳三昧 01 - 俳三昧 URL

2025/02/13 (Thu) 13:49:53

白い梅ちらっと朝の道を行く   幸三

Re: 2025年2月俳三昧 01 - 幸三 URL

2025/03/01 (Sat) 15:49:12

ちょっとだけ咲いた白い梅を急いでいたためちらっと見て通り過ぎたときの様子を句にしたのですが、今回の「ちらっと」では太公望さんのご指摘の通り無理があったようです。すぐには何をどうしたら良いかわかりませんので今後の参考にいたします。

Re: 2025年2月俳三昧 01 通子

2025/02/19 (Wed) 18:27:20

通勤の時間でしょうか?
梅の花が咲き出したのを横目で確認して、気持ちよくお出かけになる様子、とてもよく分かります。

Re: 2025年2月俳三昧 01 - 太公望

2025/02/16 (Sun) 20:54:24

「ちらっと」白い梅が咲いていたのか、白い梅が」ちらっと」見えたのかどうかのところで、両方だという欲張りには無理があります。もしもそうしたいのならば両方にかかるように「ちらっと」を真ん中に置くと少しその気分が出ると思います。

Re: 2025年2月俳三昧 01 - 晴正

2025/02/15 (Sat) 08:25:59

「ちらっと」が肝ですね。私も通勤途中の情景だと思います。忙しない朝のルーティンを少し彩ってくれた白梅。そこに目がいった作者の優しさも際立つ句だと思いました。

Re: 2025年2月俳三昧 01 - 森命

2025/02/14 (Fri) 21:24:05

通勤の風景だと思えます。毎日通る道に目をやってその変化を表現することは以外にむつかしい事です。漠然とではなく、その僅かな違いが「ちらっと」であり王道を行く句だと言えます。この様な完成された句を見て、組み立てを変えてみるのも読み手には楽しい。

2025年2月俳三昧 03 - 俳三昧 URL

2025/02/13 (Thu) 14:09:53

妹の家で車椅子を見る   晴正

Re: 2025年2月俳三昧 03 - 晴正

2025/02/27 (Thu) 08:48:51

妹の旦那が、車椅子ユーザーになってしまった、という光景です。が、それを示唆せず、絵画で言えば、余白を残す画面にしたかったのですが、説明不足は、一目両端でした。皆様のご意見、勉強になります。

Re: 2025年2月俳三昧 03 - 幸三 URL

2025/02/20 (Thu) 21:37:49

その車椅子は新しいのか古いのか、晴正さんはその存在を知っていたのか知らなかったのか、いろいろ想像はできますが、情報が少なくてわかりづらいと思いました。

Re: 2025年2月俳三昧 03 通子

2025/02/19 (Wed) 18:53:21

妹さんの家で車椅子を見る、難しいですね。
今までの晴正さんの句から考えると晴正さんがお具合が悪い時に使われた車椅子かな、と考えますが、
その車椅子をどんな気持ちでご覧になったのか、
ちょっと複雑な気持ちだったのでしょうか?
的外れだったらごめんなさい。

Re: 2025年2月俳三昧 03 - 太公望

2025/02/16 (Sun) 20:01:42

確かにその椅子の主がわからないとなんともいえませんね。晴正さんが使ってたものでしょうか。

Re: 2025年2月俳三昧 03 - 森命

2025/02/15 (Sat) 18:09:47

お見舞いで妹さんの家に行ったのだろうか。ふと妹さんの家に行ったら車椅子があって驚いたのか。はたまた車椅子が必要なのは妹さんか、家人なのか。情景は見えても読みとる事ができません。その原因は「家で」にあると思えました。

2025年2月俳三昧 05 - 俳三昧 URL

2025/02/13 (Thu) 14:17:22

電線二本北風に吹かれ虎落笛となる摩訶不思議   唯人

Re: 2025年2月俳三昧 05 - 幸三 URL

2025/02/20 (Thu) 21:49:22

説明的で長いような感じもするのですが、何か省くと説明不足で面白味が無くなってしまいそうですね。

Re: 2025年2月俳三昧 05 通子

2025/02/19 (Wed) 18:58:34

虎落笛、昔の方の句によくありますが、中々使えません。
電線の動きで起こる虎落笛とは、面白いです。
でも、摩訶不思議は無くてもいい気がするんですが。

Re: 2025年2月俳三昧 05 - 晴正

2025/02/15 (Sat) 08:48:53

電線2本、という情景。現代人の営みを象徴している情景に思えました。虎落笛というのが、なんなのか?と検索しました。もがりぶえが起きる仕組みを理科的に分かろうとせず、摩訶不思議と言い切るところが、心の余裕を示していると思います。

Re: 2025年2月俳三昧 05 - 森命

2025/02/14 (Fri) 21:40:46

北陸のもがりぶえも、都会の電線のうなる音も元はと言えば風のいたずら。私はもがりぶえを聴いた事はありませんが、この句、「電線二本」ですから引き込み線ですね。家庭につながっている気がして何か心地よい。「摩訶不思議」はリアルタイムの作者を言いあてていると言えます。


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