海紅俳三昧会場
第118回俳三昧06 - 俳三昧
2022/11/12 (Sat) 00:47:28
カメの影も長くなりあきうらら 幸三
Re: 第118回俳三昧06 - 幸三
2022/11/27 (Sun) 07:33:16
日当たりの良い公園でカメを見かけまして、気づけば背の低いカメの影まで長くなっているようでした。
実際に夏のカメの影などを意識したことがなく、どのくらい変化があったのかはわかりませんが、周囲の風景も含めて季節を感じました。
寒いわけでもなく、心地よい、のんびりした時間でしたので「あきうらら」をひらがなにしています。
Re: 第118回俳三昧06 - 俳三昧
2022/11/25 (Fri) 20:41:21
のんびりとした、秋の好日ですね。
カメのチョイスがまた、よりのどかさを強く感じさせます。
皆さんご指摘の「あきうらら」のひらがな表記も効いていると思います。
Re: 第118回俳三昧06 - 聡
2022/11/23 (Wed) 21:31:40
カメが秋まで甲羅干しをするとはしりませんでした。陽射しの角度が低くなっている描写が秋のうららかさと呼応していると思います。
Re: 第118回俳三昧06 - 秀雪
2022/11/22 (Tue) 09:38:05
うららな秋日和って意外と少ないような気もします。ので、抜けるような秋空の一日を慈しむような長閑なこの句には心癒さます。
「あきうらら」のひらがな表記が、長閑さと行く秋への郷愁の念を感じさせてくれます。
Re: 第118回俳三昧06 - 田中耕司
2022/11/20 (Sun) 12:25:58
以前、大宰府に行ったときに見た池の亀を思い出した。まあ亀の影なんてとこに目をつけるのはこの作者のセンスの良さを思っている。春うららが普通だけど秋うららって言って秋まで仮名で書いちゃうって、俺にはできないなって思い知らされてるよ。
Re: 第118回俳三昧06 - 吉明
2022/11/19 (Sat) 06:31:53
「カメ」は亀とも甕とも読めますが、どちらにしても長閑で平和な時間の流れを感じます。確かに「あきうらら」ですが、決まり過ぎているようにも思います。敢えて平仮名にしたことでこの句にやさしい雰囲気が生まれています。