海紅俳三昧会場
第84回俳三昧 1 - 俳三昧
2019/11/12 (Tue) 08:47:17
与太郎に流れる血潮の温き優しき 秀斗
Re: 第84回俳三昧 1 - ゆきこ
2019/12/01 (Sun) 18:07:30
秀斗さん、フォーラムありがとうございました。
お会いして与太郎の句のことも聞けて良かったです。
今後もよろしくお願いいたします。
Re: 第84回俳三昧 1 - 秀斗
2019/11/30 (Sat) 21:08:57
海紅社の皆様、フォーラムではお世話になりました。ありがとうございました。
これは僕の与太郎に対するあこがれを詩った句です。与太郎のように心にゆとりを持ちたい。そこから連想ゲームのような形で血潮というところにたどりつきました。
温き優しき、は口ずさんだときにリズムがよくて使ってみましたが、皆様にご査定いただき、他にもあったかなという思いもでてきました。
Re: 第84回俳三昧 1 - 由紀
2019/11/30 (Sat) 12:49:03
「血潮」が良いですね。
体温の様子が強まり、与太郎の人物像も強調されていると思います。
「温き優しき」が効いているかが気になりました。
あくまで読者の欲ですが、「温き優しき」を感じさせるエピソードを見てみたいと思いました。
Re: 第84回俳三昧 1 - ゆきこ
2019/11/30 (Sat) 11:54:55
与太郎への馴染みがあまりなく、少しわからないので調べました。最期は温き優しきですが、暖き優しき韻を踏んでるのですね。暖かきと優しきは同じことなので何か違う言葉でもと思いました。男の人にはわかるわかるという句な気がします。
Re: 第84回俳三昧 1 - こう
2019/11/26 (Tue) 19:34:24
「与太郎」が全部持っていっていますし成功していると思います。一点、結句を温さ、優しさなどではなく「温き優しき」にした理由を知りたいなと思いました。
Re: 第84回俳三昧 1 - 直弥
2019/11/26 (Tue) 07:44:08
ちょっと不器用だけど、憎めない人、いいですよね。こういう人たちも許容できる世界こそ理想ですが、現実は、なかなか。
血潮も「熱さ」ではうるさい印象を持ってしまいますが、「温かさ」とした点も与太郎の人柄としてちょうどいいと思いました。
Re: 第84回俳三昧 1 - 石川聡
2019/11/22 (Fri) 11:45:14
寅さんですね。
与太郎のもつ懐かしい語感と結句の温き優しきの言い回しがぴったり照応していて句にまとまりを与えていると思います。
ほのぼのとするトーンの一句で好きです♪
Re: 第84回俳三昧 1 - 吉明
2019/11/21 (Thu) 07:35:16
常識や道徳に縛られるのが鬱陶しくてアブレ者(人に非ず)の世界に人間本来の温もりや優しさの居場所を探している、はみ出した人間の総称としての与太郎に親しみを感じます。作者もそんな与太郎に憧れているのでしょうか。
自分も与太郎になることを夢見ています。
Re: Re: 第84回俳三昧 1 - 秀雪
2019/11/17 (Sun) 14:39:24
ちなみに私は、「与太郎」を広い意味で取りました。世間に馴染めない、所謂落伍者、山頭火などもその一人ですが。うちの近所にも「与太郎」がいて、嫌がられたりもしていますが、私は結構気が合います。
Re: 第84回俳三昧 1 - 田中耕司
2019/11/17 (Sun) 07:14:07
与太郎って落語の世界ではホントの主役になってるんだけど、世間じゃ邪魔者扱いされてしまいがちなんだな。その与太郎に流れている血潮って今までに誰も一句にしていないんじゃないかな。こういった発見は本当に大事だと思う。ただ温き優しきの結句はどうかなって思っている。
Re: 第84回俳三昧 1 - 秀雪
2019/11/16 (Sat) 21:36:01
わかります。所謂世の中に馴染めない与太郎って、どうしようもないんだけど可愛らしくて憎めない所がありますよね。ピュア過ぎるんですね。ですが、どうせならば、もう少し具体的な出来事を詠んだほうが面白いかな、と思いました。