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第83回俳三昧 4 - 俳三昧

2019/09/12 (Thu) 11:58:31

何処へでもゆける羽根を生やす  はるか

Re: 第83回俳三昧 4 - ゆきこ

2019/10/10 (Thu) 20:25:52

直球ですが、柔らかさを感じます。
作者らしさも感じます。羽根は羽でいいかなと思いました。遅くなりごめんなさい。

Re: 第83回俳三昧 4 - 秀斗

2019/09/29 (Sun) 16:48:07

作者の心の底が直球で表れており、小細工のない一句です。
句全体が透き通っているように思えます。

Re: 第83回俳三昧 4 - 直弥

2019/09/27 (Fri) 19:56:08

「翼」としてしまうと、いささか大げさなイメージになってしまいます(天使とか)。
そこを「羽を生やす」としたことで、身体の一部というか、リアルに一歩近付いたところに唸らされました。

Re: 第83回俳三昧 4 - はるか

2019/09/27 (Fri) 00:19:44

何処へでも行きたい 羽根みたいに軽い気分で

あまり考えずこの形でTwitterに上げてしまったのですが、違うな!と思って上げ直しました。この時はこういう気分だったんですよねぇ。ヘルペス再発でまた何処へもゆけなくなっています。羽根は小さく縮こまってしまっています。全国大会までには治して、羽根を広げたいと思います。

Re: 第83回俳三昧 4 - こう

2019/09/23 (Mon) 23:14:16

何処へでもゆける羽根/を生やす

ではなく、

何処へでもゆける/羽を生やす

と読みました。
この羽は何を意味するのか。
何処へでもの部分から、この羽とは迷いを断ち切った前進する作者の強い意思と解釈しています。
スケールの大きさも感じますし、ある種宗教絵画のような神聖な景が浮かびます。

Re: 第83回俳三昧 4 - 田中耕司

2019/09/18 (Wed) 13:18:20

羽根を生やすって言ってるのだから、作者本人の強い意志があるのだろうと思う。ある年齢になれば、だれしもこんな風に思う時があるのかなって思うな。聡説の逆説ってのも、面白いかもしれないな。作者はここまで考えてはいないだろなとは思うんだけど。

Re: 第83回俳三昧 4 - 吉明

2019/09/17 (Tue) 06:50:05

悩みや迷いから吹っ切れた瞬間、雲間から青空が見えた瞬間、束縛から逃れてゆくような明るさ、開放感が感じられます。

Re: 第83回俳三昧 4

2019/09/17 (Tue) 01:34:30

生やそうと思えば、とっくに生やせたのである。
しかし、我慢して生やさなかった。

だが、もうそろそろ良いだろう。
私は行くよ。

最期の「生やす」の言い切りにそんな意志を感じました。生やせたならば、といった単なる(諦めを伴った)願望ではなさそうですからね。

この際、何処までも翔んでほしいですね。

この句の本意がもし、「どうせかなわない願望なのだが」というところにあるなら、羽根の本来的含意(どこへでもいける)という表現とは逆説表現をした方が、かなわない願望の切なさは出るかと思いました。

   何処へもゆけない羽根を生やす


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