海紅俳三昧会場

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第75回俳三昧02 - 俳三昧

2019/01/11 (Fri) 13:32:29

わざと剥きすぎ笑いあった   こう

Re: 第75回俳三昧02 - こう

2019/01/28 (Mon) 22:54:41

自解が遅くなり大変失礼いたしました。

これは林檎の皮を剥いてもらった時に作った句です。
林檎の皮剥きって(自分を含めて)不器用な人には難しいのですよね。それを逆手にとってわざと剥きすぎおどけてみせる。その様子にこちらも思わず笑ってしまった。
そういう相手がいることの日常、それが嬉しくて詠みました。
でもわざと剥かれ小さくなって笑われている林檎の果実は切なくて何だか申し訳ない気持ちにもなりました。

Re: 第75回俳三昧02 - ゆきこ

2019/01/26 (Sat) 15:29:26

間に合わなかったです。ごめんなさい。
何だろう?剥きすぎたものは?
心象風景としてとらえました。お互いに剥きすぎちゃたのは面白いです。

Re: 第75回俳三昧02 - 由紀

2019/01/22 (Tue) 18:35:32

「わざと」がとても良いですね。
この意思があるかないかで、句の内容は全然違うと思います。
ネガティブではないスリルというか、勢いというか、人物の関係性が伺えると思いました。

Re: 第75回俳三昧02 - 聡

2019/01/22 (Tue) 01:38:58

剥きすぎって、必要以上に自分(の内部)を晒す行為。相手に自分をわかってほしいという思いが自己抑制に勝ってしまって過剰に晒してしまう。

ハッと羞恥にかられるが、相手がそれをわかりすぎる程、自分への好意なのだとわかってくれて、共感を持って見つめてくれている。

その時、心から喜びの笑いが溢れてくる。相手もまた同じだから、笑いあうのである。

恐ろしいほど純度の高い、感情と行為の交感。
完璧な恋愛句として読んでおきたいなぁ。

仕事で相手を説得する(落とす)時も似たような感じなんだけど(腹を割るっていうやつ)、それじゃ、いまいちロマンチックじゃないので、やっぱり、恋愛句として読みたいw

Re: 第75回俳三昧02 - はるか

2019/01/20 (Sun) 23:58:04

この時季「剥く」と言えばすぐにみかんかりんごを思い浮かべる。みかんの方が手軽でこの句に合っているかな、と思う。
みかんを剥こうとしたら皮と実がしっかりくっついているやつで、きれいに剥けなかった。ええいっと無理やり剥くと、薄皮が破れてぐちょぐちょになってしまった。それだけのことが、友達?家族?恋人?と一緒だと馬鹿みたいに可笑しい。
そんな青春の1シーンとして読みました。
この句の明るさ、幸福感がとても良いです。羨ましいです。
若さを失ってしまうとチッと舌打ちしてさっさと手を洗いにいくくらいが関の山です。

Re: 第75回俳三昧02 - 吉明

2019/01/18 (Fri) 14:40:47

何を剥いているのだろう。果実、野菜、其れとも誰かの化けの皮、人と人とが楽し気に笑い合う様子が温かく微笑ましく楽しくなります。

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