海紅俳三昧第2会場

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第55回俳三昧05 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:12:40

犬ふぐりに道くさ誘われた     ゆきこ

Re: 第55回俳三昧05 - 由紀

2017/05/30 (Tue) 14:15:03

凄く遅くなってしまいすみません。

道沿いに犬ふぐりが連なって咲いている様子を想像しました。
花の色も合わさって、その道が光っているようですね。
地面にそって咲く花で目線が低くなることもあり、自解の様子もすっと浮かびます。
童心を思い起こしてくれる花だと気づかされました。

Re: 第55回俳三昧05 - ゆきこ

2017/05/25 (Thu) 21:01:34

幼稚園くらいの頃でしょうか?母に連れられ歩いた道の両脇に犬ふぐりが咲いていて、澄んだ青色に引き寄せられて、花を摘みました。だけど、摘むと花はポロポロ落ちてしまい、気づくと手には緑の茎だけでした。それからその道を何度も何度も通り、小学生になり一人で帰る道、また犬ふぐりの青色に誘われて花を摘みました。花は落ちてしまい、悲しい気持ちになり、もう摘まないよと花に言いました。そんな思い出です。

Re: 第55回俳三昧05 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 11:25:08

小さな花だけど、存在感は抜群だよな犬ふぐり、正確にはおおいぬのふぐりと言うらしいけど。こんな道草ならいくらでもしたよな。楽しい一句だな。

Re: 第55回俳三昧05 - 広太

2017/05/21 (Sun) 17:38:24

海紅全国大会の「まつぼっくり拾いまた拾い近道が遠い 」という佳句を思い出しました。路端の小さなかわいい花が春っぽくていいですね。まるでトトロの世界のような。

Re: 第55回俳三昧05 - 聡

2017/05/20 (Sat) 21:14:41

小さくて、見落としてしまうような雑草の花。

よく見ると、複雑な造形をしていて見飽きず、思わず時を過ごしてしまったというような意味でしょうか。

句会で、植物の句は読むのも詠むのも苦手という話が複数のメンバーから出るのを思い出しました。

もしかしてこれは、いろいろな植物の句をものにしてやろうという、作者の新たなる野望の句なのか?w

Re: 第55回俳三昧05 - すすむ

2017/05/20 (Sat) 00:09:48

あえて花ではなく、犬の後ろ姿に釣られる姿を想像する方が楽しげで好きです。

Re: 第55回俳三昧05 - はるか

2017/05/19 (Fri) 14:52:43

かわいい花ですよね。
別の名前にしてほしかったと見るたび思ってしまいます。
「犬ふぐり」「誘われた」と並ぶと、ちょっと別の意味あるんじゃ……と思ってしまうんですけど、そう読んだとしてもあっけらかんと明るくて楽しいなと思いました。

Re: 第55回俳三昧05 - 洲

2017/05/19 (Fri) 12:48:13

花は昆虫を誘うようにできているけれど、
ひとをも誘いますよね。
わたしもあの色が特に好きです。

Re: 第55回俳三昧05 - 吉川通子

2017/05/18 (Thu) 10:45:20

名前とは大違いのブルーの小さな小さなとても可愛い花。
道草しましょう!

Re: 第55回俳三昧05 - 吉明

2017/05/18 (Thu) 06:49:43

花に花言葉が有るように何故に人は花に色々な思いを託すのでしょうか。この句にもただ単に道くさを誘われたと言う以上に犬ふぐりに何か託された思いが有るように感じました。

Re: 第55回俳三昧05 - マヒト

2017/05/17 (Wed) 11:47:23

低く咲くから余計に道くさという感じがありますね。

第55回俳三昧01 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:07:47

女の子ケラケラ夜がぬるくなる     由紀

Re: 第55回俳三昧01 - 由紀

2017/05/30 (Tue) 14:09:00

夜の帰り道、屈託なく笑っている女性を見掛けました。
かわいらしい佇まいの中に優艶な様子が垣間見えました。綺麗だと思うと同時に夏っぽさを感じたので句にしてみました。
ぬるくなっているのは作者と気温の両方です。

「ぬるくなる」の解釈がすごく勉強になりました。
寄せられた評をもとに考えてみます。
また「けらけら女」を知らなかったのですが、もしかしたら句はそれを見た時に似た感情かもしれません。綺麗と怖いは近しい感覚ですよね。

みなさまありがとうございました!

Re: 第55回俳三昧01 ゆきこ

2017/05/28 (Sun) 13:16:26

遅くなってすみません。
女の子のケラケラがとても軽快でそれだけで何笑ってるの?と楽しくなります。夜がぬるくなるは、夜中ととりましが、
そのケラケラがずっと続くような感じがしました。
うるさい!と思う人もいますが、人の気配を感じて安心する人もいるのかな?と思いました。私は後者にとりました。
都会に一人暮らしの人の気持ちじゃないかと思いました。

Re: 第55回俳三昧01 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 11:30:03

作者はどうしても避けられない世代の差を感じているのだろう。でもそれほどいやではないようだな、それがぬるくなるってとこに出ているように思うな。

Re: 第55回俳三昧01 - 広太

2017/05/21 (Sun) 17:45:59

的外れは承知の上で、鳥山石燕作の妖怪「けらけら女」を想像してしまいました(笑)。けらけら女の笑い声を聞いた者はその不気味さに不安を覚えるのだそうです。妖怪の不気味な笑い声だとすると「夜がぬるくなる」のはおどろおどろしく、雰囲気がありますね(愛嬌のある妖怪ですが)。

Re: 第55回俳三昧01 - 聡

2017/05/20 (Sat) 20:46:09

善い人には肯定的に読めるのでしょう。

句意は全く違うのかもしれませんが、おいらのような拗ね者には、ちょっとブラックな苛立ちを感じる句です。

それは共感できる苛立ちであって、よくぞ言ってくれたというカタルシスをも勝手に感じてしまいますw

若い女の子が持つある種特有の生命力(若さ)=距離を置きたくなる程の、若さの生臭さ。

若さへの憧憬など普段考えてもどうしようもない事と蓋をして暮らしていたのに、ふいに無理やり思い出さされたような苛立ちを見事に詠んでいるなと。

「ぬるくなる」の結句は鋭くて見事と思います。

Re: 第55回俳三昧01 - すすむ

2017/05/20 (Sat) 00:24:30

ぬるくなるに不快感は覚えず、むしろリアルな肌感覚を感じました。夜が暖かくなったから女の子達が冬より遅くまで出歩いて、ましてや足早に帰るのではなく会話しながら歩く余裕が出てきたんでしょうか。本来なら「夜がぬるくなったからケラケラ笑う」…のが順序ですが、それを逆説的な「ケラケラ笑うから夜がぬるくなる」の並びとしているのが本当に上手だと思いました。

Re: 第55回俳三昧01 - はるか

2017/05/19 (Fri) 14:23:00

「ぬるくなる」は不快感なのでしょうか、それとも女の子をあたたかく見ているのでしょうか。
そこの方向性がはっきりしないなあと思います。
あるいはどちらもあって、若さや無邪気さ、無防備さへの微妙な嫉妬や羨望を含むと読むべきか。

Re: 第55回俳三昧01 - 吉川通子

2017/05/18 (Thu) 10:31:20

ぬるくなるという言葉が、私にはよくない方向に聞こえます。
どんな夜であったかわかりませんが、由紀さんにとっては女の子の笑い声が煩わしかったのかな。

Re: 第55回俳三昧01 - マヒト

2017/05/16 (Tue) 19:20:56

ぬるくなるというのは皮膚感覚のような感じですかね。
それか暖かくなってきたという季節のものか。
あまり寒い季節にケラケラというのもなさそうなので両方ですかね。

Re: 第55回俳三昧01 - 吉明

2017/05/16 (Tue) 19:16:50

「ぬくくなる」ではなく「ぬるくなる」と言ったあたりに言うに言われぬ微妙な作者の鋭い皮膚感覚を感じます。季節の移り変わり以上に女の子の女の子にしか分からない生理的な不気味さまで伝わって来るように思います。

Re: 第55回俳三昧01 - 洲

2017/05/16 (Tue) 12:46:37

女子会か塾帰りの女学生か。夏に向かい季節が緩んできた感じが伝わってきます。
由紀さんの作られる「女の子句」いくつかありましたが好きです。独自の丁寧なまなざしを感じます。

第55回俳三昧11 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:36:32

通勤洪水改札なおす技師さん孤島     聡

Re: 第55回俳三昧11 - ゆきこ

2017/05/28 (Sun) 13:05:41

遅くなってすみません。
二つのいいたい事が、つまっている気がします。
一つに絞ると明確になるのではと思います。
ラッシュタワーと技士さんの対比なのですが、洪水と孤島のイメージが強すぎてしまってる?

Re: 第55回俳三昧11 - 聡

2017/05/27 (Sat) 01:42:50

皆さんのアドバイス、それぞれうならされるところがあり、参考になりました。有難うございます。

すすむさん、由紀さんの意見を受けて、漢字のみ、動作部分の語を削除で推敲してみました。

   通勤氾濫故障改札技師孤島

気力が尽きたので、海紅誌への7句投稿へもこの形で出しました。またほかの句案が浮かんだ時に推敲しなおそうと思います。

Re: 第55回俳三昧11 - 由紀

2017/05/23 (Tue) 12:43:53

見覚えのある景色でありつつも、それを句にする発想がなかった身としては新鮮でした。

「通勤(時間帯・状況)」「洪水(状態)」「改札(場所)」「なおす(動作)」「技師さん(人物)」「孤島(状態)」と、要素が多い点が気になりました。
「洪水」「孤島」の対比を際立たせるために「なおす」を取ってもいいかと思います。

「洪水」と突き放す視点で通勤客を表しているのに対し、「技師さん」は人間的に捉えていることが面白いです。
技師の情景だけでなく心象もまさしく「孤島」と思います。

Re: 第55回俳三昧11 - はるか

2017/05/22 (Mon) 12:46:30

状況はよくわかるんだけど、やっぱりもうちょっと何かが欲しい気がする。
事実のみで詠み手の感情があまり動いてない感じがするのかな。

Re: 第55回俳三昧11 - 洲

2017/05/22 (Mon) 12:37:41

映像がありありと浮かびます。作者の技量!
以前その時間帯に東京に出たとき、切符を探したり行き先を確認している自分も孤島状態だったのでしょう(汗)。

Re: 第55回俳三昧11 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 11:58:42

なんだかこのところの作者の作品は、難しくし過ぎているような気がするな。少しやさしく言おうってところが見えるといいと思うんだけど。昔ある先輩に、子供がわかるような一句を良い句というんだって言われたのを思い出したよ。

Re: 第55回俳三昧11 - 広太

2017/05/21 (Sun) 23:20:09

さしずめ私はその洪水の一滴といったところでしょうか。都会のラッシュ特有の無機質な冷たさを感じます。その中で孤軍奮闘する技師の汗の様子が感じられると冷たさとのギャップが生まれ、より句に輪郭が生まれるような気がします。

Re: 第55回俳三昧11 - すすむ

2017/05/20 (Sat) 00:45:56

通勤ラッシュは情け容赦ないので、いっそのこと全て漢字で「通勤洪水改札修理技師孤島」としても面白いと思いました。かなり引いた視点になりますが。

Re: 第55回俳三昧11 - 吉川通子

2017/05/18 (Thu) 11:06:27

あるある、こんな状況。
確かに事実を見ていますが、吉明さんが言われているような工夫ができたら、もっといい句になるんでしょうね。
そこが、難しいところです。

Re: 第55回俳三昧11 - 吉明

2017/05/16 (Tue) 06:17:24

都会のワンシーンを切り取ったスナップ写真のようですが、「洪水」や「孤島」が少し硬く思え被写体との距離が定まっていないように感じます。技師さん寄りにズームアップして感情移入するか、もっと離れて雑踏を俯瞰するようなしなやな眼差しが欲しいです。

Re: 第55回俳三昧11 - マヒト

2017/05/14 (Sun) 12:07:37

人の流れがそこだけ避けてとおる感じが。
寡黙に行く人々の顔が浮かびます。

第55回俳三昧09 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:17:13

バルバラのうた五月雨る眉墨     吉明

Re: 第55回俳三昧09 - はるか

2017/05/27 (Sat) 11:22:22

句と自解で一篇の小説のようです。
どうせならそのように仕立てても面白いのではと思いました。

Re: 第55回俳三昧09 - 吉明

2017/05/22 (Mon) 19:16:34

バルバラのドラマチックなシャンソンを聴いていると昔し横浜の伊勢佐木町に立っていた白塗りの年老いた娼婦のことが思い出されます。若い頃は米軍の将校を相手にしていたそうですが、年を重ねるにつれ化粧が厚くなり眉墨も太く濃くなってゆきました。段々お客もいなくなり雑居ビルの階段の下を塒にしていたのを知っています。その内その姿も見かけなくなりましたが、あるドキュメンタリー映画のラストに彼女が生まれ故郷の老人施設であの白い化粧も太い眉墨も落とし、とても可愛いおばあさんになっていた姿を見て感動しました。
何だか句の為の自解ではなく、自解の為の句になってしまいました。

Re: 第55回俳三昧09 - 由紀

2017/05/22 (Mon) 14:20:03

バルバラを知らなかったので調べましたが、不思議と初見と調べた後のイメージに差がありませんでした。
「五月雨る眉墨」がしっかりしたイメージを持っているからでしょうか。
広太さんの評のように「バルバラ」の音のイメージもありそうですね。

舞台は横浜でしょうか。欧風な並木道を想像しました。
「五月雨」からか「眉墨」が木陰の色に似ているからか、不思議と新緑が浮かんできました。

Re: 第55回俳三昧09 - はるか

2017/05/22 (Mon) 12:29:06

五月雨とシャンソン、似合うような気がしますね。
バルバラさん知らなくて、調べました。音楽の句は知っているかどうかで読み手側の受け取り方が全く変わってしまうものだなと思いました。それでも、思い入れのあるものを詠んでいくことは大事なことなんだと思わされました。

Re: 第55回俳三昧09 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 12:14:34

聡説の馬車馬車の道の一句の続編と言ってもいいんだろうな。ボサノバからシャンソンへ変わったのだから、感じ方も変わってくるんだな。眉墨に感じる濃さを少し和らげられるといいんだけどな。

Re: 第55回俳三昧09 - マヒト

2017/05/22 (Mon) 08:00:46

雰囲気は伝わりますが、あまり意味が分からないです。
でもそれでいいように思います。

Re: 第55回俳三昧09 - 広太

2017/05/21 (Sun) 23:41:31

固有名詞の入った句は、旅の句に似ているような気がします。作者の思いがこもっていて、その情景(もしくは歌声、容姿)を共有できる人にはグッとくる句になると。私はバルバラの歌を知らず、五月雨とどのようにマッチするのか分かりませんでした。ですが、バルバラという音が雨の音にどことなく似ていますね。そういったところも狙いなのでしょうか。それに「五月雨る眉墨」、すごい表現力ですね。五月雨を喫茶店の窓越しに眺める気だるい美女が浮かびます。

Re: 第55回俳三昧09 - ゆきこ

2017/05/21 (Sun) 18:11:57

バルバラって?と思い調べたらシャンソン歌手でしたね。
なるほど長い個性的な眉。五月雨に眉墨滲んでしまう?
わからなかったです。

Re: 第55回俳三昧09 - 聡

2017/05/20 (Sat) 19:48:27

バルバラの歌の響き(音)のイメージ。
五月の雨という事象。
五月雨で煙る空や街(風景)を眉墨と捉える見立て。

これらの要素をまとめ上げて一句に仕上げる象徴の手法と解しました。

バルバラのアンニュイな響きと五月雨にくすんだ実景と作者自身のちょっと鬱屈した気持ちを眉墨に見立てたのかなと。

吉明さんの句集、「オノノキハハバタク」に収められている一句、「じるべると降り出す馬車馬車の道」をすぐに思い起こしました。

アストラッド・ジルベルトのボッサの調べのイメージと馬車道の街におもむろに降り始めた雨の情景が融合した、おいらにとってはまさに名句です。

今回もその延長線上にある作風で、眉墨という語を持ってきたところが流石と思いました。



Re: 第55回俳三昧09 - 洲

2017/05/20 (Sat) 18:20:34

シャンソン 五月雨 眉墨。細く長く続く濃密な雰囲気を想いますが、自信ないです。
バルバラの歌声が確認できませんでした。聴けば腑に収まるところがあるかと思います。

Re: 第55回俳三昧09 - すすむ

2017/05/20 (Sat) 01:04:32

男だからか「五月雨る眉墨」がどういう状態か想像できませんでした。眉だから涙ではなさそうだし…心乱れて眉を引くのを失敗した状態でしょうか。

Re: 第55回俳三昧09 - 吉川通子

2017/05/18 (Thu) 10:53:56

バルバラがわかりませんでした。シャンソン歌手ですか?
なんかフランスの路地裏の世夜、大人びた風景が目に浮かびます。
五月雨る眉墨なんて、とても思いつきません。
女性以上に女性のことがわかってる?

第55回俳三昧02 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:09:03

あかい赤しろい赤くろい赤     広太

Re: 第55回俳三昧02 - 広太

2017/05/27 (Sat) 01:38:45

赤は三原色の一つで、絶対に作ることのできない色です。しかし絶対色であっても外側から形容詞を付けることで色々な感情や印象が生まれる、そんな当たり前の事実を山もなく落ちもなく淡々と書いてみた次第です。
しかし抽象的過ぎてしまい非常に分かりにくい独り善がりの句になってしまいました。
そして何より吉明さんの評にハッといたしました。自分の句をもう一度見つめなおして練っていきたいと思います。

Re: 第55回俳三昧02 - 由紀

2017/05/23 (Tue) 13:03:57

名詞を「赤」の漢字にして、修飾する「あかい」「しろい」「くろい」をひらがなにした点が面白いです。
概念は「赤」でも、その赤を内面的な視点で捉えた結果は「赤」とは限らないのですね。

具体的に何か言ってしまうと種明かしになるので、句では言わなくてもいいなと思いました。
ただ、それぞれの赤を以てどうしたいかと云うことは一読者として気になりました。

Re: 第55回俳三昧02 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 11:19:23

みなの句評で感じられるのは、この言い方にどう答えればいいのかはかりかねているってとこかな。少しだけ物足りなさを感じているので、何かが欲しいと思っている。

Re: 第55回俳三昧02 - ゆきこ

2017/05/21 (Sun) 17:37:32

赤、何の赤?赤はめでたい色です。あかは晴のめでたい赤、しろいは結婚式?黒い夜のちょうちん?みたいに当てはめると楽しいですね。

Re: 第55回俳三昧02 - 聡

2017/05/20 (Sat) 21:02:25

句姿にはインパクトがあり面白さを感じますが、読もうにも、読み手に句意が委ねられすぎていて、解釈のとっかかりがない印象です。

その点で吉明さん、通子さん説に同意です。
通子さんの評のように赤いバラの色とか、なんかイメージを広げるためのヒントがほしいところです。




Re: 第55回俳三昧02 - すすむ

2017/05/20 (Sat) 00:15:22

真っ先に薔薇の花弁が思い浮かびましたが、それを裏切る自解があったらなお楽しいと思います。確かに句を損なわない程度の多少のヒントが欲しいです。

Re: 第55回俳三昧02 - はるか

2017/05/19 (Fri) 14:32:07

花の色合いの違いを見たまま述べる写実の句なのか、観念的な句なのか。
これだけでは残念ながら見当がつかないので、自解を待ちます。
前回も自解で意図がわかる作りの句でしたね。
そういうのが好きなのかな?
良い句とは言えない気がするけれど、面白い句と言える気はします。

Re: 第55回俳三昧02 - 吉川通子

2017/05/18 (Thu) 10:35:53

赤い色の何かを見てこう感じた広太さん。
例えばバラの花の色とか、なんのことかわかるといいんですが。
私が思うに、赤はもっともっといろんな赤がありますもの。
とても3つだけには分けられないし・・・。

Re: 第55回俳三昧02 - 吉明

2017/05/16 (Tue) 19:36:04

新人ながら広太さんの意表を突く表現を面白いと思っていますが、徐々に観念的になってきているように感じます。具体的表現では表現しきれずに抽象的になってゆくのは致し方ありませんが、この様な暗示的な作り方をしていると思った以上に早く行き詰まってしまう危険性が有ります。上手く纏まらずに困っているような荒れた句も見たいものです。

Re: 第55回俳三昧02 - マヒト

2017/05/16 (Tue) 19:17:24

う~ん、あまりよくわかりません。

Re: 第55回俳三昧02 - 洲

2017/05/16 (Tue) 12:56:22

庭を「百の緑」と表現した人に感心ことがありました。赤い花にも様々な色味がありますね。いや、ちょっと待て。「くろい」になにかありそうな。

第55回俳三昧12 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:37:48

シロスミレちっちゃな幸せが咲いてる     はるか

Re: 第55回俳三昧12 - はるか

2017/05/25 (Thu) 23:44:49

やっぱり再考します。後ろを「いっぱい」にするなら真ん中はスタンダードに戻すべきと思いました。

シロスミレ小さな幸せがいっぱい

Re: 第55回俳三昧12 - はるか

2017/05/25 (Thu) 13:49:18

裏の公園で昨年見つけたシロスミレが、今年は何倍かに増えていて嬉しくなりました。「咲く」はいらなかったかな。出す前に気付けって話ですよね。
群生でしたので、こうでもよかったのかも。

シロスミレちっちゃなしあわせがいっぱい

広太さんに乗っかり過ぎ、そして奥行きがなくなる気がする。
やはり元のままで噛みしめている感じを出したいと思います。
これはこれとして、別に一句作りました。

シロスミレに赦されている

Re: 第55回俳三昧12 - 由紀

2017/05/22 (Mon) 13:23:59

「咲いてる」の「てる」がシロスミレの小さい姿にぴったりですね。
一方で「咲い」については、シロスミレで既に花の姿が浮かぶので整理できるかと思いました。
一案ですが花開くしぐさや色が映える様子など、具体的にシロスミレに踏み込んでも面白いと思います。

紫の菫を見た時も嬉しいのですが、シロスミレを見つけた時って特にラッキーな気持ちになります。
何気ない場所に幸せが潜んでいるのですよね。

Re: 第55回俳三昧12 - 洲

2017/05/22 (Mon) 12:53:00

禅の青山俊菫老師(うちのほうでは、地域や学校での講話などで有名な方です)の代表的な説法に一輪のすみれの話があり、それを思い出しました。
小さな一輪のすみれを咲かせるために、太陽や空気・雨・その他諸々があるのだ。同じように私たち一人ひとりのために、とてもたくさんのものが存在している…というようなことだったと記憶しています。
しあわせが咲いている姿、尊く感じました。

Re: 第55回俳三昧12 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 11:35:32

私の経験から言うと、シロスミレにちっちゃな幸せというのはどうなのかなって思ってしまうんだな。これはどうしようもないので困っている。なんだか自分が本当に年なんだって思わされているよ。

Re: 第55回俳三昧12 - 広太

2017/05/21 (Sun) 17:56:30

THE BLUE HEARTS:「情熱の薔薇」の
+++++
なるべく小さな幸せと なるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう そんな気持ち分かるでしょう
+++++
という歌詞を思い出しました。
シロスミレを好きな人は、きっと日常の小さな出来事に感動することができる人なのだと思います。
本句は路端の一輪のシロスミレを想像しました。個人的には、「群生」に近い感じが出たほうが、ちっちゃな幸せが強調され好きですね。

Re: 第55回俳三昧12 - ゆきこ

2017/05/21 (Sun) 17:52:28

シロスミレって?と思い調べました。あまり見たことないです。紫色のすみれさえ余り最近は見ないと思ってたら、横須賀にはありました。花を見つけて幸せに感じる気持ち、いつまでも永久に思いたい。

Re: 第55回俳三昧12 - 聡

2017/05/20 (Sat) 20:27:37

対象に感じた感興をすなおに調べに乗せた一句なんだけどちょっと物足りなくも感じます。
作者の句作力はこんなものではないと思います。

ストレートで素直な句だからといって、表現の趣や調べが平板なものであって良いとは思いません。

今回の句から、すぐに

芭蕉の、山路来て何やらゆかしすみれ草
漱石の、菫程な小さき人にうまれたし

を思い起こしました。
芭蕉の場合、「山路来て」、漱石の場合「程な」という語が、句に奥行きや複雑さがきちんと添えられているように思います。

じゃぁ自分はどうなんだといわれれば、句にいろい色盛りすぎて冗長といわれることが多いので、逆に気を付けなければならない状況なのですが(汗。

Re: 第55回俳三昧12 - すすむ

2017/05/20 (Sat) 01:39:11

凄くストレートな句だと思いますが、シロスミレで「ちっちゃな」だとそのまま過ぎる気がしたのでもう少し違う言葉を合わせても良いと思いました。

Re: 第55回俳三昧12 - 吉川通子

2017/05/18 (Thu) 11:11:59

はじめ菫の白い花でもいいんじゃないかと思いましたら、シロスミレってあるんですね。勉強になりました。
野の菫は本当にかわいい、私も大好きです。ちっちゃな幸せいいですね。

Re: 第55回俳三昧12 - 吉明

2017/05/16 (Tue) 06:42:23

ちっちゃな幸せが咲いているのは作者の心の中にだと思います。大きな幸せでは分不相応で不安を覚えますが、「ちっちゃな」にこそ現実味や真実味が有ります。シロスミレを見ている作者のちっちゃな幸せこそ何ものにも換えがたい幸せのように思います。

Re: 第55回俳三昧12 - マヒト

2017/05/14 (Sun) 12:05:13

「小さな」ではなく「ちっちゃな」がいいですね。
かわいさがより強く感じられます。

第55回俳三昧04 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:11:40

愚痴染みたおでん辛子いらず     すすむ

Re: 第55回俳三昧04 - 洲

2017/05/25 (Thu) 17:55:22

再考句、上から

①もう存分に愚痴が染みてるという感じ。
②おでんに手を付けているという動作がいい取り合わせだと思いました。「突く」という言葉がきついので怒った感じに取られるかも。
③ちから技!

そんな印象を受けました!

Re: 第55回俳三昧04 - すすむ

2017/05/23 (Tue) 21:43:43

熊本の八代に旅行した夜、地元の小さな居酒屋のカウンターにはクダを巻くおじさん達とグツグツ煮えるおでん鍋。このおでん達は女将と一緒に昨日もこの愚痴をずっと聞いていたのだろうか…の光景です。辛子がなくても充分にしょっぱく味が付いていそうでした。
皆さんの評の後に読み返してみると、吉明さんのご指摘の通り最後の「辛子いらず」が=みたいに閉じていて何だか標語みたいですね。

愚痴染みたおでん辛子はもういい
愚痴染みたおでん箸で突く
愚痴染みたおでん流す麒麟大瓶

など、動きと気持ちを乗せるべく推敲してみました。

Re: 第55回俳三昧04 - 由紀

2017/05/23 (Tue) 13:29:36

出汁のよくしみたおでんを想像しました。湯気がもうもうと立ち込めていそうです。
愚痴をこぼしつつ聞きつつ飲み、また明日から切り替えるのでしょうか。人間味を強く感じます。

「辛子いらず」なのは何故だろうと考えています。
愚痴を吐き出すのに辛味は野暮だからか、愚痴で充分味が染みているからなのか、お疲れで刺激がいらないからか。
正解は分からないけど、そのまま食べるのがよさそうですね。

Re: 第55回俳三昧04 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 11:14:10

おでんに辛子のいらないと思わせる愚痴とはどんな愚痴なのかな。いずれにしてもそれほどうまい酒ではないと思うな。でも飲まなきゃいられないんだな。酒を飲むってのはこういうことなのかもしれないな。

Re: 第55回俳三昧04 - 広太

2017/05/21 (Sun) 12:33:51

飲み屋のカウンターに肩肘ついて長居している感じが目に浮かびます。情景を即座にイメージできるのは自分にも共通の体験があるからでしょうね。

Re: 第55回俳三昧04 - 聡

2017/05/20 (Sat) 22:27:34

おでんが長時間煮込む料理のせいか、おでん屋の愚痴ってクドクド長くてつらい時間な感じ。辛子が必要ない毒舌の刺激が延々と。つらい時間です。

ちゃんとしたおでん屋はその辺の居酒屋より断然高く、それなりの立場の人(上司)の愚痴かな?
だとすれば、ますます逃げられない感が。。。

一転、コンビニのおでんだったら、同僚と他愛のない愚痴を言い合ってさっと解散。部屋で無造作に食べちゃうから辛子すらいらない。そんな軽い感じのほうがよっぽど精神衛生によさそうですね。



Re: Re: 第55回俳三昧04 - ゆきこす

2017/05/19 (Fri) 21:23:33

愚痴が染みたおでん、屋台のおでんやさんに次々来るお客さんの愚痴が染みたのかな?おでんが愚痴を聞いてくれているのですね。辛子いらずでしめてるのですが、吉明さんが言われるように心情がほしいなと思いました。

Re: 第55回俳三昧04 - はるか

2017/05/19 (Fri) 14:44:14

愚痴とおでん、相性が良さそうです。
辛子がいらないほどの愚痴って嫌だけど、適当に相槌打って、大根にでもしみこんだところを食べちゃえ!ってユーモアで対抗している感じかな?と読みました。

Re: 第55回俳三昧04 - 吉川通子

2017/05/18 (Thu) 10:43:16

ごめんなさい。
せっかくのおでんがまずそうで!
お酒の席では愚痴もいいたくなるし、聞いてあげなきゃいけないんでしょうね。

Re: 第55回俳三昧04 - 洲

2017/05/17 (Wed) 22:25:08

お酒の席。愚痴など言いながら聴きながら。ちらりと辛辣な話も出たり。…の景でしょうか。

Re: 第55回俳三昧04 - 吉明

2017/05/16 (Tue) 05:40:24

「愚痴染みたおでん」よく見ていて、よく分かる面白さがありますが「辛子いらず」は=で結ばれているように思います。「辛子いらず」と纏めずに心情や表情や動きが欲しいように思います。

Re: 第55回俳三昧04 - マヒト

2017/05/14 (Sun) 12:10:02

辛子がなくてもすでに辛口?
情景が浮かびます。
おでんには良く染みそうですね。

第55回俳三昧10 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:18:44

くちなしの香り無償でお頒けしています     梟庵主

Re: 第55回俳三昧10 - 梟庵主

2017/05/25 (Thu) 11:39:07

花屋の店主のつぶやきのような句、なんと読んでくれるか心配でしたが、思ったより好評でほっとしています。
今後もあまり頭を悩ませず楽しみながら句作を続けます。

Re: 第55回俳三昧10 - 由紀

2017/05/22 (Mon) 14:10:32

近所に梔子を育てている家があり、句の風景と重なりました。
花の時期はそこを通るのがささやかな楽しみです。

「分」でなく「頒」とすることで、「無償」とともに畏まった面白みが出ていますね。
その家の人の真面目な人柄や、よく手入れされた庭が浮かびます。
その一方で、香りは「無償」だけど花はあげないぞという茶目っ気もありますね。

Re: 第55回俳三昧10 - はるか

2017/05/22 (Mon) 12:40:45

ウチのくちなしが咲いたんですよ。いい香りでしょう?と得意げな顔が浮かんできますね。
花の香りなんてもちろんタダなんだけど、それを敢えて「無償で」頒けると言う、そこに楽しさと嬉しさがあります。
会心の作と思います。

Re: 第55回俳三昧10 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 11:53:24

最近よく思うんだけど、花の香りが薄くなっているように感じるんだな。梔子でも、沈丁花でも、秋の金木犀でもね。それは関係ないけど、花の香りをこんな風に言ってしまえる作者を本当にうらやましき思っている。

Re: 第55回俳三昧10 - 広太

2017/05/21 (Sun) 22:53:20

「お頒します」ではなく「お頒けしています」とすることによって現在進行形の季節感が出ていると思います。筍などの季節の野菜をお隣にお裾分けするようなイメージでしょうか。その対象を花の香にまで拡大するところに詩としての面白みがありますね。

Re: 第55回俳三昧10 - ゆきこ

2017/05/21 (Sun) 18:20:32

ふんだんに有るくちなしの香り、無償でという言葉に意味ぎあるのなら、何か花言葉にも意味があるのかな?と思いました。

Re: 第55回俳三昧10 - 聡

2017/05/20 (Sat) 19:24:52

頒の意味は、広く分け与えることだそうです。

この句の場合、分け与えるというよりは、庭の主が季節の香りをともに楽しんでいただければ、という粋な心持と受け取れました。

Re: 第55回俳三昧10 - 洲

2017/05/20 (Sat) 18:32:16

お家のくちなしの花の前を通られる方々が、それぞれに反応されるので、
「どうぞ、どうぞ、心置きなく楽しんでいってください。」とほほ笑んでいるあるじ(梟庵主さん)。
…を想像しました。

Re: 第55回俳三昧10 - すすむ

2017/05/20 (Sat) 01:23:47

民家の前に時々「ご自由にお取り下さい」という張り紙と共に不要品や採れすぎてしまった作物などが置いてある事がありますが、この句からも「過剰さ」や「押しつけがましさ」が伝わってきて、それが「そこまで頼んでいないのに…」と、人間を困らせる程の春の激烈な香りに結びついていると思いました。

Re: 第55回俳三昧10 - 吉川通子

2017/05/18 (Thu) 11:02:25

花が見つからなくても香りでクチナシとわかる。
いつも無断で香りを楽しませて頂いています。
いい句ですね。

Re: 第55回俳三昧10 - 吉明

2017/05/18 (Thu) 06:09:35

「無償」に作者の精神性を感じます。自然と対峙し客観視するのではなく、自然に同化し自然の一部になってしまった様なやわらかく豊かな思いを感じます。

Re: 第55回俳三昧10 - マヒト

2017/05/16 (Tue) 19:24:10

花が咲いて香りが道を行きすぎるだけで匂ってきそうですね。

第55回俳三昧06 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:13:50

とっとと帰る酒買って     マヒト

Re: 第55回俳三昧06 - マヒト

2017/05/24 (Wed) 10:22:35

簡単にし過ぎた気もしつつこれでいいような気もしつつ。
ボクは出来る限り省く方向にいってしまいます。

Re: 第55回俳三昧06 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 12:19:35

この酒は、きっとうまい酒だと思うな。ほかのことを一切言わないで酒を飲む心持をうまく表現している。もしかしたら何か物足りなさを感じてしまう人がいるかもしれないけど、このままでいいんだろうと思うな。

Re: 第55回俳三昧06 - 由紀

2017/05/22 (Mon) 09:26:10

「とっとと」と「買って」、「帰る」と「買って」と、リズムが綺麗ですね。テンポ良く読めるので、帰る様子に説得力があります。

一仕事終えた達成感(ポジティブ)なのか、あるいは浮かないこと(ネガティブ)があったのか。
いずれにしても外で飲んでくるのではなく家で飲むということに味を感じました。

Re: 第55回俳三昧06 - はるか

2017/05/22 (Mon) 00:41:24

この句は聡評にあるように語の置き方に工夫がしてあって、勢いと明るさがありますが、私としてはもうひとつ欲しい感じがしています。
その時見たものを入れるとか。あるいは「買って」にしても抱くとかかかえるとかにするだけでもう少し心情が見えてくるのでは。

Re: 第55回俳三昧06 - 広太

2017/05/21 (Sun) 18:14:46

社会人であれば、心の中でこの呟きをしたことは一度や二度ではないはずです。ですが、これを掬い取って一つの作品にしてしまう感性が見事です。1日の終わりの場面ですが、ここからが楽しみな時間。24時間それぞれの時間の流れは、気分によって長くも短くにもなるのですね。

Re: 第55回俳三昧06 - 聡

2017/05/20 (Sat) 20:00:31

自棄というよりは、開き直って気分転換のお酒という感じでトーンが明るいですね。

倒置法をつかわない場合では、

酒買ってとっとと帰る

これだとやっぱり、ちょっと湿った自棄なトーンが残る印象です。

律のよい「とっとと」を句頭にもってきたからこそ、このカラッとした心持が出たのかなと。そういう意味で倒置の技法が効いていると思いました。

Re: 第55回俳三昧06 - ゆきこ

2017/05/20 (Sat) 11:22:46

つぶやきのような句、「とっとと」と自分に向け、やるせなさもあるけど、リセットしてる。そう感じました。

Re: 第55回俳三昧06 - すすむ

2017/05/20 (Sat) 00:32:26

シンプルな句だけに初めの「とっとと」を促音リズムを活かしながら、創作のオリジナルの擬態語にしても面白いかなと思いました。

Re: 第55回俳三昧06 - 洲

2017/05/19 (Fri) 12:55:56

一日のいろいろに区切りをつける。スイッチを押すように。
ここではお酒ですね。
とっとと帰る本屋でも寄って(わたし)だと、帰る前と後のキレが悪いんですよね。見習おう。

Re: 第55回俳三昧06 - 吉明

2017/05/18 (Thu) 14:59:58

「とっとと」に勢いがあってこの気分よくわかります。「とっとと」「帰る」「酒買って」この三つの言葉を様々に組み合わせて読んでみましたが差ほどの違いは無いように思いました。

Re: 第55回俳三昧06 - 吉川通子

2017/05/18 (Thu) 10:48:32

なにか嫌なことがありましたか?
その前後のことはは想像でしかありませんが、どちらにしてもあまりいい夜ではなかったようですね。

第55回俳三昧07 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:14:54

ほらあそこ桐の花が背伸びしている     通子

Re: 第55回俳三昧07 - 吉川通子

2017/05/23 (Tue) 19:24:58

よく通る道なのに、桐の花が咲いているのを初めて見ました。ちょっとの季節のずれでこんなこともあるんですね。妙義山のふもとの国道18号を車で通っていると、すくっと高い薄紫の花をつけた木に出会いました。まだ山藤は咲いていないし、気高いというか、周囲の木よりやや高く木もすらっと、葉もあまりたくさんついていないので花が目立ち、その花が空に向かって咲いている、決して群れているわけではなく、せいぜい3,4本ずつあちらこちらで見かけ、なんだか感動して、こんな句になりました。
どこかで見たことがあったのか、不思議と桐の木だと分かったんです。ジャカランダという木が大好きなんですが、桐の木も好きになりました。

Re: 第55回俳三昧07 - 由紀

2017/05/23 (Tue) 12:47:42

「ほらあそこ」がいいですね。
少し離れた場所であるとともに、スポットライトのような陽の光を感じます。
桐の姿や色ののびやかさがよく表れていて、読み手も背伸びしているような心情になりました。

Re: 第55回俳三昧07 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 12:05:41

桐の花の色合いとかたたずまいはなんともいえないよさがあるな。それを背伸びしているように感じていられる作者に敬服するな。だから誘われた方もいい気分でいられように思うな。

Re: 第55回俳三昧07 - マヒト

2017/05/22 (Mon) 07:56:35

呼びかけるというのが他者を感じさせますね。

Re: 第55回俳三昧07 - はるか

2017/05/22 (Mon) 00:49:51

桐はあまり身近にはなくて、馴染みがないのですが、「背伸びしている」感じは今年の桜にあったなあと思い出しています。
あったかい光の中でゆるっとしている感じ。
桐の花はちょっとちがうのかな?

Re: 第55回俳三昧07 - 広太

2017/05/21 (Sun) 23:04:13

「ほらあそこ」、まるで通子さんと読み手が一緒に散策に出かけているような身近な親しみのある呼びかけですね。文字を通して心の中の桐の花の躍動を共に見ているような、ライブ感のある句だと思います。

Re: 第55回俳三昧07 - 聡

2017/05/20 (Sat) 19:55:07

桐の花は下から上へ、塔のような花房を上るように咲いていくみたいですね。それで背伸びとしたのかなと。

近所にある桐の木と野生の桐ではちょっと様子が違うようです。近所の桐は葉っぱがやたらでかくて、花よりは幹の伸びるのがほかの植物より異常に早い印象が強いのです。

山の中腹やあるいは谷あいに咲く桐の花の紫、さぞ趣が深いのでしょう。

Re: 第55回俳三昧07 - 洲

2017/05/20 (Sat) 12:41:30

「ほらあそこ」感動のお裾分け。分かちあいが嬉しいです。
山の中の一本かなと想像しました。
近くの山の公園に久しぶりに行ってみようと思いました。

Re: 第55回俳三昧07 - ゆきこ

2017/05/20 (Sat) 11:03:17

桐の花、余り見たことがないのですが、花札の紫色が印象的です。通子さんの住んでらっしゃる軽井沢には沢山咲いてるのでしょう。桐の花に自分を重ねてらっしゃるのが感じられました。ほらあそこには生きてますね。

Re: 第55回俳三昧07 - すすむ

2017/05/20 (Sat) 01:42:57

春それ自体が日差しの中で背伸びをしているようです。もう少しゆっくり季節を見回してみましょう…と、忙しげな人達への呼びかけにも感じました。

Re: 第55回俳三昧07 - 吉明

2017/05/18 (Thu) 15:22:07

今まで桐の花の傍を通っていたかも知れないのに全く気にも留めず名前さえも知らずに行き過ぎてしまっていたことを「ほらあそこに」と道子さんに教えられたような気がしました。「ほらあそこ」何度も読み返していると自然にこの句に溶け込んで馴染んでいることが分かりました。

第55回俳三昧03 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:10:29

花海棠が春をやさしくしてくれる     耕司

Re: 第55回俳三昧03 - 由紀

2017/05/23 (Tue) 13:11:44

「やさしくしてくれる」に、花海棠の懐の大きさを感じました。樹の花のスケールですね。
洲さんの評に同じく、下がっている花の姿と句が重なりました。

Re: 第55回俳三昧03 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 12:24:05

どうしてもこの時期の花は、桜と対峙しなければならない。それをどう感じるかを問われているんだと思う。そして、今年の花海棠にやさしさを感じたんだな。来年はどう感じるのかってもう思ってるよ。

Re: 第55回俳三昧03 - 広太

2017/05/21 (Sun) 13:22:05

春と一言でくくっても様々な場面がある訳で、花海棠の登場によって春はやさしい表情を見せてくれたのですね。季節の動的な移ろいを感じました。

Re: 第55回俳三昧03 - 聡

2017/05/20 (Sat) 22:01:01

わかりやすい句を標榜している耕司さんならではの一句。

花海棠は開花期が4~5月と二か月ほど咲き続けるそうです。その間に気温も確実に上がっていくでしょう。

「やさしく」の語は花海棠の色合いだけでなく、季の移り変わりをずっと観察し続けて導かれた一語と感じます。

句に感じる熟練のスケッチのような描写力や自然な余白の広がり。日頃の継続した確かな観察の裏付けからかなと思いました。

Re: 第55回俳三昧03 - すすむ

2017/05/20 (Sat) 00:07:24

淡い色の花海棠が、春という季節の輪郭をより淡くボカしてくれるようで、水彩画のような素敵な句だと思います。

Re: 第55回俳三昧03 - ゆきこす

2017/05/19 (Fri) 21:30:44

シンプルですが、素直さがいいですね。

Re: 第55回俳三昧03 - はるか

2017/05/19 (Fri) 14:36:34

花海棠のやさしさにふさわしい、やさしい句になったと思います。ほっとする感じの句ですね。

Re: 第55回俳三昧03 - 吉明

2017/05/19 (Fri) 06:19:41

日々の暮らしの中で常に咲く花々に気持ちを寄せている作者ならではの句です。一見簡単に作られているように思いますが無駄な言葉を省いた末の熟練の技を感じます。

Re: 第55回俳三昧03 - 吉川通子

2017/05/18 (Thu) 10:39:34

さくらが終わると、花海棠咲きだしますね。はっきりしたピンクで、花もいっぱいつきます。
桜へ思う気持ちと違ってなんか安心感のある花木なのかもしれません。

Re: 第55回俳三昧03 - 洲

2017/05/17 (Wed) 12:46:25

ふわりと下がっている姿、春憂をやさしくはらってくれるような風情ですね。
わたしも検索して知りました。

Re: 第55回俳三昧03 - マヒト

2017/05/17 (Wed) 11:44:53

花海棠というものを初めて知りました。
ネットで調べてすぐにわかりました。
便利な世の中です。
色合いにケバさがなくていいですね。

第55回俳三昧08 - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:16:07

蛙めく水に緑にうたう     洲

Re: 第55回俳三昧08 - 洲

2017/05/22 (Mon) 18:51:42

再考です。

蛙めく水に緑に謳うこころ

蛙めいているのはじつは自分でした。(汗)
長い春寒を経て蛙のシンフォニーが始まり、心がさわさわと少し浮き立ってくるような感じ。
評を頂き「自分」が句に出ていないことに気づかされました。

すすむさんの評から「蛙めく水に緑に」にしてしまおうかな?それともこのままにしておこうかな?と一瞬くらっとしてしまいましたが…いかんいかん。もうひと頑張り。みなさんに感謝です。

Re: 第55回俳三昧08 - 由紀

2017/05/22 (Mon) 13:55:20

「蛙めく」って何だろう?と思った自分は、吉明さんの評を読んでピンと来て、そして「蛙めく」が好きになりました。
「緑に」は新緑や水鏡はさることながら、蛙になった時の体の色も浮かびます。(アマガエルだったらですが……)
水と緑を浴びながら蛙になっていく感慨がありますね。

Re: 第55回俳三昧08 - はるか

2017/05/22 (Mon) 12:18:16

「蛙めく」いいですね!
うたうはなくてもと感じるのは「蛙めく」にうたうが含まれているせいでしょう。
「水に緑にうたう」のところ、全く別のものを取り合わせても面白いのでは…と思いました。

Re: 第55回俳三昧08 - 田中耕司

2017/05/22 (Mon) 11:45:24

蛙めくって、どう理解すればいいのかなって迷っている。もう蛙になっているのかな、まだお玉じゃくしなのかって、こんな迷いは必要ないのはわかっているんだけど、そう感じてしまうんでね。春を迎える喜びを素直に感じている、作者の若さをうらやましいと思っている。

Re: 第55回俳三昧08 - 広太

2017/05/21 (Sun) 18:06:06

「蛙めく⊂春めく(蛙めくは春めくに含まれている)」、といった感じでしょうか。

春めく蛙水に緑にうたう

というニュアンスに近いと思いますが、「蛙めく」とすることで、より季節感や現場感がクローズアップされますね。言葉の創作は独り善がりになりがちですが、そういったことが一切なく素敵です。

Re: 第55回俳三昧08 - 聡

2017/05/20 (Sat) 20:05:25

「めく」の語が実に巧みと感じます。

春のうるおいや水がぬるんでオタマジャクシが早くもカエルになって鳴き始める季の移り変わりや、万緑が水に映り込んでいるような晩春から初夏の兆しの賛歌をすべて包み込んでいる感じになります。

歌うのは蛙であり、春をたたえる作者の心持でもあって、重なり合っているのでしょう。簡潔ながら懐の深い一句と思います。

Re: 第55回俳三昧08 - ゆきこ

2017/05/20 (Sat) 11:13:59

緑めく水に蛙にうたうの蛙と水が逆になり、新たなるワールドが広がりますね。蛙めくという言葉が、いつまでも続いてほしいです。

Re: 第55回俳三昧08 - すすむ

2017/05/20 (Sat) 01:27:38

蛙めく…という造語だけど状況が一発で分かる言葉、とても面白いです。最後の「うたう」がなくても十分に声が聞こえてきそうです。

Re: 第55回俳三昧08 - 吉川通子

2017/05/18 (Thu) 10:59:15

蛙めく、洲さんワールドですね。
蛙めく、一つの季節ですね。
そういえば、最近この情景にあっていません。子供のころはよく出会った景色なのに。近くに水田がないからでしょうか。

Re: 第55回俳三昧08 - マヒト

2017/05/17 (Wed) 11:41:23

蛙の合唱が蛙めくという表現になっているのがいいですね。
夏が近い。

Re: 第55回俳三昧08 - 吉明

2017/05/17 (Wed) 06:18:34

「蛙めく」で一旦切るのか「蛙めく水」と読むのか迷います。オタマジャクシが蛙になって一斉に鳴き出す様子が「蛙めく」の造語で上手く言えているように思います。「蛙めく水」ですと池一面蛙だらけになって、池のまわりの緑の中で洲さんが歌をうたっている様子にも読めます。

第55回俳三昧のお知らせ - 俳三昧

2017/05/03 (Wed) 23:20:22

空青く花々の美しい季節になって参りました。
さて、4月は兼題ありでしたが、5月の俳三昧はいたって普通にいつも通りにやりたいと思います。
連休は皆さまゆっくりお過ごしください。連休明けに一句頂きたいと思います。詳細は下記の通りです。

投句締切:5月10日(水)
     メールでお知らせした宛先まで一句お送り下さい。

その後のスケジュールは以下の通りです。
~21日(日)句評
22日(月)~自解・意見交換
27日(土)~月末までに「まとめ」

皆様の投句をお待ちしております。

*このネット句会は自由律俳句結社「海紅」の同人によるものです。同人以外の投句及び句評はご遠慮させていただいておりますので、ご了承下さい。

Re: 第55回俳三昧のお知らせ - 俳三昧

2017/05/11 (Thu) 21:39:52

では始めますよ~

「海紅・お知らせとお詫び」 - 太公望

2017/05/03 (Wed) 10:01:50

海紅6月号に3月の「俳三昧」の皆さんの評とそれに対する作者の感想を掲載しますが、本号は「全国大会特集号」と重なり、ページ数が多くなるため「俳三昧」の方はやむを得なく、だいぶ文を割愛し短くしました。
宜しくご了承の程お願い致します。

第54回俳三昧 5 - 俳三昧

2017/04/12 (Wed) 16:05:59

散歩試歩七面様の八重の桜へ  梟庵主

Re: 第54回俳三昧 5 - 由紀

2017/04/27 (Thu) 13:55:56

句評、遅くなりすみません。

句の句切れや隠された数字に、八重桜を目指す姿が表れていると思いました。
早歩きではない、かみしめるような歩みを感じます。

Re: 第54回俳三昧 5 - 聡

2017/04/23 (Sun) 15:23:11

芭蕉の句が下敷きだったのですね。感服いたしました。

試歩の意味が分からなかったので調べたら長らく療養していた人が試しに歩いてみることというような意味だと分かりました。

療養がてら近所の七面天女を祭る明神社へ散歩に行くような物語性も容易に浮かんできました。

散歩というお題と試歩と七面様が自然につながりながら、数字遊びも織り込まれていて巧みで楽しい句と思います。

Re: 第54回俳三昧 5 - 梟庵主

2017/04/23 (Sun) 15:01:48

奈良七重七堂伽藍八重桜 が下敷きになっている。足腰が弱くなり殆んど家に籠っているので視野が狭く、言葉遊びのような想念の句ばかりしか作れないのが残念である。

Re: 第54回俳三昧 5 - はるか

2017/04/22 (Sat) 01:04:43

ちょっと無理した感もありますが、これはもう、作者のチャレンジ精神に拍手するしかありません。

Re: 第54回俳三昧 5 - 広太

2017/04/21 (Fri) 17:20:43

前半がやや重く感じますが、「散歩」というテーマの枠を飛び出した、その遊び心がとても魅力的ですね。

Re: 第54回俳三昧 5 - 吉川通子

2017/04/20 (Thu) 20:11:05

こんな作り方もあるんですね。
散歩という題材があったからかなと思いました。

Re: 第54回俳三昧 5 - 吉明

2017/04/20 (Thu) 05:55:52

言葉を与えられて句を作ると、より作者の個性が強く出るように思います。四苦八苦して作られたのか重厚な雰囲気の句に思いましたが、何事にもすすんでにチャレンジする作者の心意気に感服いたしました。

Re: 第54回俳三昧 5 - 田中耕司

2017/04/18 (Tue) 21:34:00

作者の心意気って感じかな。こんな遊びにも作者らしい真面目さを感じているよ。洲さんの見つけた数字にばかりとらわれてしまう危険が少し心配かな。

Re: 第54回俳三昧 5 - 洲

2017/04/18 (Tue) 12:53:54

「散歩試歩」で、軽い散歩というよりはちょっと頑張って出かけられたのかなと思いました。
3・4・7・8・3・9ですね。
「七面様」魅かれます。

Re: 第54回俳三昧 5 - すすむ

2017/04/18 (Tue) 10:09:59

うららかな春の日を感じました。ただ「散歩試歩」のテンポが軽やかな分、その後に「の」が重なる部分が重たく感じました。

第54回俳三昧 11 - 俳三昧

2017/04/14 (Fri) 12:11:37

ランドセルの色できらめく今時の新入生  命

Re: 第54回俳三昧 11 - 命

2017/04/27 (Thu) 12:33:13

通学の分団を見て春先に思う事です。ランドセルは、赤、黒、茶が聖域でした。自身や、子供の時代がそれで、孫の世代の今、買って渡してやりたくてもNGなんですよね。任せるしかない。「色できらめいて欲しい」と、思うのみです。
詩感にとぼしいけれど、子供たちへの願いです。確かに「百色」なんて上手い表現ですね。そして「今どき」はなくてもよいですわ。通子さんの評、適切です。

Re: 第54回俳三昧 11 - 聡

2017/04/23 (Sun) 15:39:23

今時のランドセルって色のバリエーションが200種から選べるみたいですね。

入学式で子供たちが集まったら色の氾濫みたいになるのでしょうね。

全部言いすぎちゃってるみたいでもったいない気がします。

この今時のランドセル事情はニュースや帯番組のネタになるほどなのでキーワードが一つ入っているだけで想像できるのでは?とおもいました。

たとえば、「ランドセルきらめく」程度で情景は浮かぶのかなとおもいました。

あるいは、たくさんの色という意味で七色、百色と具体的な数字をいれてもいいのかなと。これで十分今時感も出ているので「今時の」もはずせるかなと思いました。

ランドセル七色きらめく新入生
ランドセル百色(ももいろ)きらめく新入生

ほぼ吉明さん説に近い感じです。

Re: 第54回俳三昧 11 - ゆきこす

2017/04/22 (Sat) 22:50:25

今時の新入生なくても伝わりますね。すすむさんのにじもいい発想ですね。
ランドセルきらめく虹色の新入生

Re: 第54回俳三昧 11 - はるか

2017/04/22 (Sat) 01:13:08

ランドセルきらめく、で言いたいことは充分伝わると思います。あとは何をそこに持ってくるか。
すすむさんの案、「にじ背負う」も面白いです。

Re: 第54回俳三昧 11 - 広太

2017/04/21 (Fri) 15:43:20

ランドセルの色の定番と言ったら赤と黒ですね。耕司さんの評にもございますが、赤と黒の常識からかけ離れた一色だけを言ってしまった方がよりビビッドになるかと思いました。

Re: 第54回俳三昧 11 - 吉川通子

2017/04/20 (Thu) 20:05:36

人と違うのを嫌がった子供の時代から、人と違っても平気な子供になってきたのかな。
それにしてもお高いんですよ、ランドセル!だれでも買えるのかな、って心配になるほどです。

Re: 第54回俳三昧 11 - 洲

2017/04/20 (Thu) 17:38:05

「今どきは」「カラフルな」「新1年生」
どれも省けない生き生きと弾ける要素ですね。

わたしの身のまわりでもよく話題になる、共感!の景です。

Re: 第54回俳三昧 11 - 由紀

2017/04/20 (Thu) 11:18:58

吉明さんの評に重なりますが、「で」が感動の説明になっていると思いました。
ランドセルの色を目立たせるには「きらめくランドセルの色今時の新入生」と「きらめく」を頭に持ってきて、光のイメージを最初に与えるのも方法かなと思いました。

最近のランドセルはカラフルで面白いですよね。
親が選んでいる場合も多いですが、子どもの個性が垣間見えて楽しいですね。

Re: 第54回俳三昧 11 - すすむ

2017/04/18 (Tue) 23:04:12

自分も「今時の」は余計な気がしました。新入生とランドセルの組み合わせもあたり前な気がするので、思い切って「色を背負う(しょう)」「にじ背負う」ぐらい振り切っても面白いと感じました。

Re: 第54回俳三昧 11 - 田中耕司

2017/04/18 (Tue) 20:59:29

私の頃は、女の子はみな赤いランドセルで、男はみな黒か茶色で色気も何もなかったな。いまどきは色々なカラーで見ていてもこんな色のランドセルがあるのかって驚くときがあるよ。その中のとびきり派手なやつでも言ったらどうかなって思ったよ。

Re: 第54回俳三昧 11 - 吉明

2017/04/18 (Tue) 06:19:46

確かにその通りですが、「で」や「今時の」が分かりやすい説明になっているように思います。言いたいことを少し抑えて映像だけを切り取り突き放した方がイメージが広がり色彩が浮き上がってくると思います。「ランドセルの色きらめく新入生」では。

第54回俳三昧 10 - 俳三昧

2017/04/13 (Thu) 09:31:27

桜をはかないって言うから散るんだよ   太公望

Re: 第54回俳三昧 10 - 太公望

2017/04/27 (Thu) 12:29:24

「桜」と「はかなさ」は人間にとっては付き物です。それを逆説的に桜はどうなのかと詠んでみました。

Re: 第54回俳三昧 10 - 由紀

2017/04/24 (Mon) 12:32:08

ならば儚いと言わなければ散らないのかといえば決してそんなことはなく、それを承知の上で詠んでいるのではと思いました。
逆説的に桜が散ってしまう様子が強調されて、巧いと思います。

Re: 第54回俳三昧 10 - 聡

2017/04/23 (Sun) 18:25:02

桜の側からしたら、儚いとか寂しいとかなんてこれっぽっちも思っちゃぁいない。

ちょっとシニカルな作者の花見の目線。
ひねりが効いていますね。

Re: 第54回俳三昧 10 - はるか

2017/04/22 (Sat) 01:07:53

上手いなあ!
逆に言っただけなのに。そこを軽やかにまとめちゃうところにワザを感じます。

Re: 第54回俳三昧 10 - 広太

2017/04/21 (Fri) 15:59:16

逆説的で面白いですね。「桜のはかなさ」はテーマとしては、やや表層的かと思いますが、作者の心の声がそのまま句になったような可愛らしさがあり、ありきたりな印象を与えない上手さを感じました。

Re: 第54回俳三昧 10 - 吉川通子

2017/04/20 (Thu) 20:00:43

桜に限らず、咲いたものは散りますよね。
何も言わなくてもきっと散りますが、そう言いたくなるほど、満開から散っていく桜は寂しいものですね。

Re: 第54回俳三昧 10 - 洲

2017/04/20 (Thu) 17:24:44

観る側のこころが散らしているんですね。
繰り返す季節の変わらなさを感じる人もいるだろうな…などなど想像を巡らしてみたり。
わたし個人は、はかなさを感じるというよりは圧倒されがちです。

Re: 第54回俳三昧 10 - 田中耕司

2017/04/18 (Tue) 21:23:33

さくらについて句作をして、はかないと言ってはハイそれまでよって言われちゃうな。そして散っているんだものな、もう少し桜をよく見る必要があると思うな。一本一本違うと思うんだけどな。

Re: 第54回俳三昧 10 - すすむ

2017/04/18 (Tue) 11:01:37

自分も「命」がない方が好きです。確かに桜にははかないイメージが強いですが、もっと早く散る花も沢山ありますよね。強い口調ながら「桜が散って欲しくない…」という、意外に駄々っ子ぽい感情とのがギャップが面白いです。

Re: 第54回俳三昧 10 - 吉明

2017/04/18 (Tue) 06:31:00

「命」がとれて良かったと思います。日本人には西行の時代から桜に死のイメージが付きまとっています。この句から作者の内面までは見抜けませんが昔ながらの美意識から生まれた句の様に思います。

Re: 第54回俳三昧 10 - 俳三昧

2017/04/17 (Mon) 16:52:17

変更を反映致しました。
(前)桜をはかない命って言うから散るんだよ
(変更)桜をはかないって言うから散るんだよ

第54回俳三昧 3 - 俳三昧

2017/04/12 (Wed) 16:01:00

春へ春へ霧の中を春へ  通子

Re: 第54回俳三昧 3 - 太公望

2017/04/26 (Wed) 11:53:55

「鳥居鳥居鳥居鳥居光鳥居」と比べるつもりは毛頭ありません。句は個性の輝きです。その表現方法等についてはその人その人の個性です。画一化はやがて月並みになります。通子さんは通子さんの句でしかるべきと思います。

Re: 第54回俳三昧 3 - 吉川通子

2017/04/26 (Wed) 07:09:55

各地の春の便りが届くのに、雪が降ったり、霧に包まれたり、私のところにはまだ春が来ていませんでした。そんな時春を探しては歩きます。
そうすると地面近くから、枝先から、春がきているのを感じられます。
散歩の句だったんですが、歩くを言わないでと思ったので、春へが三つになりました。
まだ朝は5℃に満たない日もありますが、辛夷が咲きだし、地味ながら静かな春が始まりました。GWのころには人と桜が満開になると思います。
たくさんの句評ありがとうございました。

Re: 第54回俳三昧 3 - 聡

2017/04/23 (Sun) 18:18:10

いい句だなぁ! 

春への渇望感がドキドキするほど伝わってきます。

以前、ポルシェに乗せてもらって、霧で真っ白の伊豆のワインディングロードを疾走した時の、あのドキドキ感が蘇ってきました。ただこのドキドキ感にはかなり恐怖感も混じっていましたw

通子さんの句の方は春待ちのドキドキ感100%ですから全くニュアンスは違うのですが。

通子さんの句は比較的長めのものが多かった印象ですけど、この頃の、言葉を削ぎ落した短律句に独自性が光ってみえて素晴らしいとおもいます。

実は、霧という一文字で、十分霧の中に包まれているイメージが伝わると思うので、さらに思い切って「の中」を省いても良いかなぁと思ったのですが。。。

  春へ春へ霧を春へ

舌頭に転がすと、「の中」の三音が減っただけで、句全体としての密度というか重量感が軽くなりすぎて、疾走感が薄れる感じがしますから不思議です。

一見余分に思えた三音ですが、

春へ春へ/霧の中を/春へ=6/6/3

春へ春へ/霧を/春へ=6/3/3

中6から結3へ一気に短くなった方がコントラストが効いてくるのかなぁとも思えます。

なのでここはある程度の意味の重複を残してでもこのままにしておく方がよいのかなぁとも思えました。

いやぁ、句って本当に奥深いし、難しいですね。

Re: 第54回俳三昧 3 - はるか

2017/04/22 (Sat) 01:22:37

久しぶりに見ました、三回繰り返しの句。
ナイスチャレンジです!俳三昧、こうでなくちゃ!
疾走感、渇望、勇気や力強さ、それぞれ頷けます。
この疾走感に置いて行かれてしまっている感じです。

Re: 第54回俳三昧 3 - 広太

2017/04/21 (Fri) 15:30:55

短いフレーズの中に「へ」がたくさんあると急いでいる印象を受け、見た目にもユーモラスで面白いです。一転内容に目を向けると、まだ来ぬ春への渇望が感じられ、ある種の切実さがありますね。そのギャップが面白いと感じます。

Re: 第54回俳三昧 3 - 由紀

2017/04/21 (Fri) 13:01:41

霧の多い地域に住んでいたので、句の風景が目に浮かんできました。
風景はずっと霧だとしても春は着々と近づいているのでしょうか。
霧に隠された部分を想像すると、つぼみや花や芽吹きが見える気がします。

すすむさんの評にある「霧の中を」「春へ」の位置について、なるほどと思いました。
「霧の中を」が通子さんのいる場所だとすると、春まであと少しかもしれないですね。

Re: 第54回俳三昧 3 - すすむ

2017/04/18 (Tue) 22:28:45

春を待つのではなく、春に向かっていく疾走感を感じました。3つある「春へ」の位置をズラしてもニュアンスが変わって面白いと思いました。「春へ霧の中を春へ春へ」「霧の中を春へ春へ春へ」など全く印象が違いますがこれもアリだと思います。

Re: 第54回俳三昧 3 - 田中耕司

2017/04/18 (Tue) 21:39:26

雪に閉ざされる土地に暮らす人の想いなんだろうな。雪が残っているところに春が近くなると、私の住んでいる横浜では海でしか見ない霧が立つんだな。暗中模索って不安も感じられて面白かった。

Re: 第54回俳三昧 3 - 吉明

2017/04/18 (Tue) 19:14:06

しつこくてすみません。この句をすすむさんの「鳥居鳥居鳥居鳥居光鳥居」と同列には考えたくありません。すすむさんの句はビジュアルとして字面の面白さに現代美術に於けるミニマルアートのような単語の連続がこれまでの俳句には無かった表現に思え強く惹かれました。通子さんの句は、確かに言葉の並べ方が似ていますが、内面から生まれた句で思いの深さを感じます。どちらかというと山頭火の「分け入つても分け入つても青い山」に近い心境ではないでしょうか。

Re: 第54回俳三昧 3 - 太公望

2017/04/16 (Sun) 03:36:17

「春春春来春」(春遙々来はる)ですな。

Re: 第54回俳三昧 3 - 洲

2017/04/15 (Sat) 17:23:12

4月はじめの霧の深い朝、車を走らせていた時の気持ちを思い出しました。
霧に包まれた不思議な胸騒ぎが、簡潔で柔らかに表現されていると思います。

Re: 第54回俳三昧 3 - 吉明

2017/04/14 (Fri) 17:27:37

「春へ」と「霧の中」だけの大胆で思いっきりの良い表現で自由律の新しい扉を開いてくれた様な思いがいたしました。作者の勇気の籠もった力強さを感じます。お父上に献上したい句です。

第54回俳三昧 9 - 俳三昧

2017/04/13 (Thu) 09:22:30

山蔭も花吹雪  聡

Re: 第54回俳三昧 9 - 聡

2017/04/26 (Wed) 01:49:02

山の頂へ花見に連れて行ってもらった時の光景です。

見晴らしの良い山頂の桜の根元に宴席を設けました。
数時間経ち夕方近くなると風が強くなり桜も本当に吹雪のように散ります。南西の山の斜面はまだ陽があたって、光るような花吹雪。


向こう側の山の北東は、すっかり陽が当たらなくなっています。その山蔭からの谷風が桜の花びらの白い帯となって吹き渡っていました。

皆様の評、大変参考になりました。有難うございます。

Re: 第54回俳三昧 9 - ゆきこ

2017/04/22 (Sat) 16:50:20

今回、句なしですが参加します。
山影ってあまり感じたことがないですが、お天気の日ですよね。山影も花吹雪だから、もの意味合いがあると思います。
山影に花吹雪だと場面が鮮明になりますが、きっと作者の意図があると思います。短いけどいい句ですね。

Re: 第54回俳三昧 9 - 吉明

2017/04/22 (Sat) 05:06:59

句評はなるべく他の人のものを読む前に書くことにしていますが、若い方の素晴らしい句評を読むと自分の眼が先入観や既成概念に濁っていることを思い知らされます。句評を書くことが自分の力を認識することになると思いました。この句はこのままで充分良い句だと思い直しなした。

Re: 第54回俳三昧 9 - はるか

2017/04/22 (Sat) 00:58:57

最初「山陰」地方?と思ってしまいました。「やまかげ」ですね。やまかげと読むと情が濃くなる気がしてくるから不思議です。陰の中で静かに散る桜。いいですね。

Re: 第54回俳三昧 9 - 広太

2017/04/21 (Fri) 17:28:54

春の平等性とでもいうのでしょうか、たとえ山蔭だって春は見ている訳ですね。人間だって同じでしょう。短い句の中に、どこか普遍的な希望を感じました。

Re: 第54回俳三昧 9 - 吉川通子

2017/04/20 (Thu) 19:54:07

山蔭は、ずーっと山蔭なんではなく、お日様が当たらなくなった時間は山蔭になるんですよね。
ですから、山蔭だって、桜は咲き散るわけです。
聡さんがたまたまその時間に桜が散っている時を見たんですね。
日の当たっている所の桜も日の当たっていないところの桜も散っていて美しいよ、と読みました。

Re: 第54回俳三昧 9 - 洲

2017/04/20 (Thu) 17:16:38

花の名所というわけでなく、思いがけず出会った花吹雪。
はっとさせられ美しさもひとしおだったのでは!

Re: 第54回俳三昧 9 - 由紀

2017/04/20 (Thu) 11:00:23

「も」は日向も陰もと読みました。山全体の大きな景と、山陰の慎ましさとの対比がありますね。

一方「も」があると作者の位置に迷います。
山陰か、山の日向から思いを馳せているのか、両方を見てきた後なのか。作者がどこにいるのかが見えてもいいと思いました。

Re: 第54回俳三昧 9 - 吉明

2017/04/19 (Wed) 15:13:37

この山蔭が壮大なスケールの山蔭なのか裏山程度の山蔭なのか分かりかねます。「山蔭」か「花吹雪」かどちらかに動きのある言葉を添えるとそのスケールが分かるように思います。

Re: 第54回俳三昧 9 - 田中耕司

2017/04/18 (Tue) 21:18:11

作者の出身は確か山陰ではないが石川県だったと記憶している。だからというわけではないが少し物足りないなって感じている。作者の想いが感じられないんだな。

Re: 第54回俳三昧 9 - すすむ

2017/04/18 (Tue) 10:37:58

短い句ほど助詞の威力を感じると勉強になります。詠み手は数ある助詞からなぜ「も」を選んだのか、その裏にある心が気になります。どこと、もしくは何と比べての「も」なのか。

第54回俳三昧 7 - 俳三昧

2017/04/12 (Wed) 16:12:44

あてのない旅は家出さ曼殊沙華  広太

Re: 第54回俳三昧 7 - はるか

2017/04/25 (Tue) 22:55:06

旅に出たのは広太さんではなかったんですね。
自解を読んだら広太さんの優しさが沁みてきました。

Re: 第54回俳三昧 7 - 広太

2017/04/24 (Mon) 22:58:43

皆様ありがとうございます。

先々月生前大変お世話になった先輩が亡くなりました。
死んだのではなく、ちょっと旅に出ただけさ、でも帰りのない旅だから家出だね、そのようなイメージで作りました。
しかし、「あてのない旅は家出」だけでは意味がぼやけてしまうと考え、明確に天国を連想させる「曼殊沙華」を結句に持ってきた次第です。
ですが結果として季節違いを覆すだけの説得力を持つには至らず、句としてまとまりのないものになってしまった気がいたします。

読み手が様々に解釈できる句の豊かさと、逆に言葉の選択ミスによって解釈以前に意味がぼやけてしまうこと、そのバランスが難しくもあり奥深さでもあると痛感しております。

初めての俳三昧、皆様の評を読ませていただき大変勉強になりました。
まだまだ歴の浅い若輩者ですが、皆様今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

Re: 第54回俳三昧 7 - 聡

2017/04/23 (Sun) 17:30:17

助詞の「は」は説明の「は」なのでそのまま当てのない旅は家出と同じさっていうニュアンスで理解しました。この家出も目的のない家出なのでしょう。

放浪とかさすらいのイメージを受けます。
これは精神世界の放浪とも取れるかもしれません。

作者は、他の句からも見られるように競艇(競輪だったか?)もたしなむようで、そのような少しの無頼性をも内包しているようなのです。このような句が出てくるのも自然な気がしますwww

結句には春彼岸の頃に詠んだというタイミングからの連想で曼殊沙華が選ばれたのかな?

曼殊沙華はなにか作者の想いの象徴として詠まれているのかもしれません。象徴として描かれるのであれば季とのリンク性にこだわる必要もないと思われます。

学名Lycoris radiata(リコリス ラディアータ)のradiataには放射状のという意味があるそうです。

調べて読んでいるうちに、流離えば世界は放射状に広がっている。そんなニュアンスでの解釈に落ち着きました。

Re: 第54回俳三昧 7 - ゆきこ

2017/04/22 (Sat) 16:55:26

曼殊沙華の意味わかりました。捨て子という意味があります。広太さん、若い時の話ですか?創作だとしたら、映画のフレーズのように感じます。あとは寺山修司の天井桟敷思いだしました。

Re: 第54回俳三昧 7 - はるか

2017/04/22 (Sat) 01:43:21

広太さん、大会ではお世話になりました!
俳三昧へようこそ!よろしくお願いします。
もう若くないんだぞと思い知らされるように感じました。
共感できるポイントが!ないんだな……。
若干自分に酔う感じが気になるかな?
広太さんの中ではいろいろ意味付けとかあるのかもしれないですね。自解を待ちたいと思います。

Re: 第54回俳三昧 7 - 吉川通子

2017/04/20 (Thu) 19:39:38

ちょっと真面目に考えると、家出って?
広太さんが家出と言うのに、抵抗があります。
どこからか、何からか、逃れてきたのですか?と思ってしまうわけです。
さりげなく言ってるけど、私はここでひっかかってすすめません。

Re: 第54回俳三昧 7 - 由紀

2017/04/20 (Thu) 11:34:32

「曼殊沙華」の評を読んでいると、投句時期が春だから「曼殊沙華」に引っかかるのかなと思いました。
私は秋の句とそのまま読みました。しかし、心象風景かもしれないですね。

「あてのない旅」と「曼殊沙華」の関係性が面白いと思いました。
前者は自由さや軽さのある言葉ですが、そこに「曼殊沙華」がでてくることで人物の心の深みが出てきます。

あらためてこちらでも宜しくお願いいたします!

Re: 第54回俳三昧 7 - 洲

2017/04/19 (Wed) 12:55:13

広太さん初めまして。よろしくお願い致します!
曼珠沙華のような燃えるような思いが背景にあるのでしょうか?
若い頃の自分の体験を思い出しました。
家出となると騒ぎになるので、あてのない旅という形で出ました。「おばあちゃんも心配してるから、敬老の日くらいまでには帰ってきたら。」と言われ、曼珠沙華の咲く手前には戻りました。だからこの句ももうそらんじて言えます(笑)。

Re: 第54回俳三昧 7 - すすむ

2017/04/18 (Tue) 22:44:45

前段の「あてのない旅は家出さ」はカッコいいのですが秋の花である「曼珠沙華」が自分も気になります。春先の「ここではないどこかへ行きたい気分」を表すのであれば、例え心情描写だとしても今の季節を感じさせる別のものを持ってきた方が効果的だと思います。

Re: 第54回俳三昧 7 - 田中耕司

2017/04/18 (Tue) 20:47:54

あてのない旅が家出という発想は今迄に出会っていないのだが、何とも言えない考えさせる言い方だと思うな。そこに曼珠沙華というのがどうなのかな。季節で言えば、秋の花だから曼珠沙華に相当の理由がいるんだけど。そこらへんに、上手く答えられる何かが欲しい感じだな。

Re: 第54回俳三昧 7 - 吉明

2017/04/16 (Sun) 16:38:13

「あてのない旅」はまさに「家出」そこに咲いているのが「曼珠沙華」であればベストマッチです。現実に曼珠沙華が咲いていなかったとしても作者の内面に咲いていれば決して偽りではなく必然と思います。目に見えたものだけに頼らなくても心の中には幾らでも詩は咲いています。

Re: 第54回俳三昧 7 - 太公望

2017/04/16 (Sun) 03:56:13

この曼珠沙華の必然性は? ただそこに咲いていたのですか。


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