海紅俳三昧第2会場

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第53回俳三昧 1 - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 10:43:47

古いドア出て知る真実白い梅    吉明

Re: 第53回俳三昧 1 - 吉明

2017/03/24 (Fri) 06:23:17

確かに白梅は見たのですが、それ以外は心象風景です。マンネリの行き詰まりの古いドアから出て行かなければと古いドアである自分自身を蹴破って外にでた積りになっても、そこに咲いているのは昔からある古い梅の木に咲く白い梅でした。

Re: 第53回俳三昧 1 - 聡

2017/03/23 (Thu) 01:37:49

ドアっていうのだから、古くても現代建築か、洋館なのでしょう。梅が見えたのだから庭がある、それなりの建物なのでしょう。

あるいは築年数がいつの間にか経ってしまった自宅のドアでもいいかもしれません。

ドアを開けて出ると春の陽光がまぶしく、梅もことさら白く見えた。そういう事実(実景)を詠んだのではと思います。

でも、作者の中では激しい心の動きがあって、そんな何気ないシーンでも、大音響のように心中に響く天啓のようなひらめきを感じ取ったようなイメージを受けます。

ドアを閉めて梅を見た、ただの行為が作者にとって大いなる寓意に変貌した瞬間。それを時間をかけて注意深く言葉に彫刻したような軌跡を感じた一句です。

Re: 第53回俳三昧 1 - 命

2017/03/21 (Tue) 22:17:19

古民家か博物館だろうか。見てから入るのでなく、出て見たところに〝知る真実〟が生きている気がします。足すのも引くももない、しっかりとした句だと言って良いと思います。

Re: 第53回俳三昧 1 - はるか

2017/03/20 (Mon) 23:51:01

句意をつかめなくていたのですが、洲さんのように読むと「白い梅」にフォーカスしていくように作られていることがわかります。
白い梅の美しさが際立ちますね。
ただ、伝わりにくさはやはり感じるところです。

Re: 第53回俳三昧 1 - 洲

2017/03/20 (Mon) 13:46:40

古いドアの内側にいる限り、知ることのなかった真実。
白い梅に象徴されるような、潔く美しいものが扉の外に待っていた。拝読するこちらまで勇気づけられる思いがします。

Re: 第53回俳三昧 1 - 通子

2017/03/17 (Fri) 15:11:30

古いドア、真実と作った方の思いはあるでしょう。本当は何かは掴めませんが、ああ、白い梅の花が咲いていると思っただろう気持は感じます。
もう一つ、ヒントがもらえたらと思いました。

Re: 第53回俳三昧 1 - マヒト

2017/03/17 (Fri) 13:44:52

梅が白いという真実という事なのでしょうか?
古いドアが暗いのでより白く感じたという感じなんですかね。

Re: 第53回俳三昧 1 - 由紀

2017/03/13 (Mon) 18:03:23

後半の「し」の畳み掛けに、切実さが出ていると思います。
梅の白さが際立ち、注視している感覚になります。
真実と白い梅なので潔白さもあるのでしょうか。

「古いドア」「真実」に作者の物語があると推察しますが、その中身が掴めませんでした。
一読者の欲としては、その物語をもう少し見たかったかなと思います。

Re: 第53回俳三昧 1 - 田中耕司

2017/03/13 (Mon) 15:48:28

私が句作を始めたころ、一番に言われたのは「俳句とは伝えることだ」という言葉だった。最近の作品の多くは、私の作品も含めて、わかりやすさという部分にかけているところがあるように感じている。この作品ももう少しわかりやすくできるのではないかと感じている。白い梅が真実だとして古いドアでなければそう感じないのだろうか。新しいドアならばどうなのかなどと思ってしまう。このように考えてしまわないような作品のほうが好みだな。

第53回俳三昧 2 - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 10:46:00

はっさくにレモン文旦もう泣かないで    洲

Re: 第53回俳三昧 2 - 洲

2017/03/23 (Thu) 12:58:17

2月も中頃を過ぎると、八朔、文旦などの柑橘があちらこちらから届きます。それぞれのお家で採れたもの。レモンは1年中ありそうですが、庭木として育てている人もちらほらいて、冬から早春がシーズンです。まだまだ寒い季節ですが「もう春ですよ」と元気づけてくれるお裾分けです。
「泣かないで」はわかりづらいかなと迷いましたが。今回はこのあたりに切り上げてみました。
あの人から、この人から…と重なる事も多い様です。「また!」と悲鳴をあげてる人もいることでしょう。マーマレードにして、これまたお裾分けしあったり。ローカルで伝わりづらいですね。反省。でも、この柑橘リレーを吉明さんがキャッチして下さって大満足です。


Re: 第53回俳三昧 2 - 聡

2017/03/23 (Thu) 01:45:23

読み込まれているどの品種も、いま最先端で糖度抜群の柑橘と比べると数世代前の品種。

取り戻せない、甘酸っぱい思い出群の象徴を感じます。梶井基次郎の「檸檬」的なロマンスとか、文学の香も感じます。俳句だからもっとあっさりしてますけど。

Re: 第53回俳三昧 2 - 命

2017/03/21 (Tue) 22:11:50

すっぱい香りを「泣かないで」と言ったのはおもしろい。私はすっぱい系が苦手ですがそれは私の好みであって、柑橘系果物が悪いわけではないし、もしかしたら理由はともあれその理不尽さを悲しくて泣いているのかも知れません。

Re: 第53回俳三昧 2 - 由紀

2017/03/21 (Tue) 12:40:40

はっさくやレモンや文旦は涙に似合うと思います。
しかしなぜ似合うのかうまく説明できないまま、月末になってしまいました。
思い切り泣いた時の感覚とすっぱいものを食べた時の感覚が似ているからかな?
理由を説明できないけれど、共感できる素敵な句だと思います。

身近な果物であるためか、親しみややさしさを感じます。
吉明さんの評にもある、「香り」がそうさせるのかもしれないですね。

Re: 第53回俳三昧 2 - 吉明

2017/03/21 (Tue) 10:54:35

一読したときから好きな句でしたが、何度も読んでいるうちにこのはっさくやレモンや文旦が作者の回りにいる子供やお年寄りやご近所の方々に思えてきて、作者が如何に回りの人達に思いやりを以て暮らしているかが窺われるような句だと思いました。私には冷静な句評はあまり出来ず、何時も勝手な妄想を膨らませて楽しんでいるので、全く違っていたらご容赦下さい。

Re: 第53回俳三昧 2 - はるか

2017/03/20 (Mon) 23:54:02

酸っぱいから泣いてしまうのでしょうか?
う~ん、よくわかりませんでした。

Re: 第53回俳三昧 2 - 通子

2017/03/17 (Fri) 15:14:01

酸っぱくて酸っぱくてもう泣きそうです。

Re: 第53回俳三昧 2 - マヒト

2017/03/17 (Fri) 13:48:34

どうして「もう泣かないで」となるのかが分かりません。
作者の思いはなにかあるのでしょうが、これを読んだだけでは僕にはいまいちピンとこないです。

Re: 第53回俳三昧 2 - 田中耕司

2017/03/13 (Mon) 16:32:49

さすがに商売でこれらの柑橘を扱っていた吉明説は当然の感慨なんだろうな。私の感覚には、はっさくレモン文旦という感覚はない。何でここにレモンなのかなって感じがする。私なら八朔、伊予柑、文旦になるんだけどな。まあこれはどうでもいいけど、この謎解きが楽しいのかな。

Re: 第53回俳三昧 2 - 吉明

2017/03/11 (Sat) 06:44:28

昨年までの私の身の回りに沢山有ったモチーフなので、懐かしさと共に感慨深いものが有ります。冬から春に向けて出てくる柑橘類には強い香りが有りその香りが感情の琴線に触れます。「もう泣かないで」とひとこと言われただけで色々な思いが湧いてきてもう泣きそうです。

第53回俳三昧 8 - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 10:59:23

ラナンキュラスひらひらのはなびらのあいだの春   はるか

Re: 第53回俳三昧 8 - 聡

2017/03/23 (Thu) 09:16:05

ラナンキュラスがわからず、画像をみました。花が一重の原種もあるみたいですが、句の感じからすると幾重にも巻いた種みたいですね。

花の様子がわかってしまえば、ひらひらとはなびらが重複して感じるのは否めないかなぁ。。。

はなびらのあいだがこの句の肝なので、「ひらひらの」を取ってしまうのはどうでしょうか。

句姿が軽快になって、はなびらの間の狭い隙間にいっぱい詰まった春感という、繊細なニュアンスが伝わりやすくなるのではと思いました。

Re: 第53回俳三昧 8 - 命

2017/03/21 (Tue) 21:28:58

ラナンキュラスは今花屋にもあり、色も多く句のとおり薄い花弁も多く季節の句です。〝の〟続けるのもけっこうですが、ちょっと窮屈感があります。

Re: 第53回俳三昧 8 - 太公望

2017/03/21 (Tue) 21:26:09

ラナンキュラスという花を知っているならば「ひらひら」は無くてもいいが、知らない人が多いから入れて長くなってしまった。
最初の「の」を残す言い訳がないと思います。

Re: 第53回俳三昧 8 - 通子

2017/03/17 (Fri) 15:52:23

初めてラナンキュラスを見た時はあんなに、花びらを重ねて、いったいどうやってと感激したものでした。
あの花びらのあいだの春、いいですね。良く分かります。
ただラナンキュラス自体が春の花だけど、そこは気にしなくていいのかな。

Re: 第53回俳三昧 8 - マヒト

2017/03/17 (Fri) 13:41:07

「はなびらのあいだの春」というのはいいですね。
言葉から雰囲気や感情が伝わってきますね。

Re: 第53回俳三昧 8 - 洲

2017/03/14 (Tue) 12:37:25

幾重にも巻かれた花びら。ひらひらの隙間隙間に春が挟まっている…という感じですか?作者の発見ですね。両手でそっと包んでみたいような春のミルフィーユを思い浮かべました。

Re: 第53回俳三昧 8 - 田中耕司

2017/03/13 (Mon) 16:49:03

ラナンキュラスってきんぽうげだろ、私の感じでは、きんぽうげはかなりしっかり巻いている花でひらひらって感じがないので、なんだか違和感がある。まさか先月の太公望作品の”の”の三回が流行るのかな。って冗談だけど、これがちょっと長い感じを与えているように感じているんだけど。最後の春だけど、吉明説の意味も、由紀説の意味も良く解るけど、作者にしっかりとした思いがあるのかどうかが問題なんだよな。

Re: 第53回俳三昧 8 - 吉明

2017/03/11 (Sat) 05:51:25

花の名前って実際に見たことが無くても様々な思いを呼び起こす面白さが有ります。この句を絵画にしてみると細部までしっかり描かれていて良くわかる完成した絵になっています。この後は私の好みで参考にはなりませんが、「ラナンキュラス」を取ってしまいたい、もしくは「の春」を取ってしまって完成した絵を壊してイメージをひろげてみたいという思いもあります。

Re: 第53回俳三昧 8 - 由紀

2017/03/10 (Fri) 14:02:56

音や文字や長さがまさにひらひらしていて、柔らかいですね。
花の様子や季節感が良く表れていると思います。

「春」の位置に少し迷います。
漢字で締めたことで広がりや感動が表れていてよいと思う反面、ひらひらした景に対して重いかなとも感じます。
冒頭に「春」を持ってきてもよいのかな。
感動や広がりを重視するか、景のエアリーさを重視するかといったところかもしれないですね。

第53回俳三昧 6 - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 10:54:39

もう雪はいい三月の風を信じる   通子

Re: 第53回俳三昧 6 - 聡

2017/03/23 (Thu) 08:53:44

東京の人間ですら、三月の寒波にうんざりしているこの頃。雪のあるもっと寒いところの方の気持ちはなおさらだとおもいます。

風に呼びかけるセリフのような仕立てにしても面白いかなと思いました。

例えば、雪はもういいよ三月の風よ、みたいな。三月の風の中に立っているような感じがでるのではと思いました。

Re: 第53回俳三昧 6 - 命

2017/03/21 (Tue) 21:43:07

これは北国、あるいは豪雪地の方の句と思います。私のところでは三月のなごり雪はけっこう風情を感じますから、根雪の上を吹く三月の風に期待を感じさせる句です。

Re: 第53回俳三昧 6 - 太公望

2017/03/21 (Tue) 21:40:02

いい句だと思いますが少し感情的ですね。花の名のようなものを持ってくるともっと詩的になると思います。

Re: 第53回俳三昧 6 - 通子

2017/03/21 (Tue) 09:10:15

今年は雪が降った割には、早々と散歩道の雪がなくなり、春が早いかなと期待したら、雪の予報。
クロッカスも芽をだしているんですがね、今朝から雪になりました。やっぱり、と言う思いです。
三月の風に、気持を伝えたく、こんな句になりました。

Re: 第53回俳三昧 6 - はるか

2017/03/21 (Tue) 00:10:51

「三月の風」を中心に据えて前句は取ってしまいたいという気がしています。

Re: 第53回俳三昧 6 - ゆきこ

2017/03/18 (Sat) 22:53:44

素直な単刀直入な句ですね。

Re: 第53回俳三昧 6 - 由紀

2017/03/17 (Fri) 12:52:40

三月の風の温度はまだまだ冷たいと思うのですが、その中で雪雲の風とは違うものを感じ取っていると思いました。

「信じる」の思いの強さからか、向かい風を想像しました。
作者の目線は風の吹いてきた方向にあり、そこに春があるような印象を受けました。

Re: 第53回俳三昧 6 - 洲

2017/03/15 (Wed) 18:44:00

「信じる」と結ばれていますが、「まだ寒い日もあるだろうな…たぶん」というリアルが浮かびます。
わかっちゃいるけど、もう雪はいらない。もう春に進むって決めた作者。

Re: 第53回俳三昧 6 - 田中耕司

2017/03/13 (Mon) 16:10:01

雪国の人の切実な感覚だろうな。でも簡単に裏切られちゃうんだよな。今年は横浜では雪は降らなかったと言ってもいいくらいだったし、こういう気持がなかなか理解できないんで困ってしまうんだな。でももう少しで春が来るって思えばなんて、気楽には言えないんだろうな。

Re: 第53回俳三昧 6 - マヒト

2017/03/13 (Mon) 08:54:29

もう三月なのにと言いたくなる感じがよくわかります。
信じるという辺りが願いを超えた思いを感じますね。

Re: 第53回俳三昧 6 - 吉明

2017/03/11 (Sat) 17:35:09

あまりにもストレートな表現で強い思いは伝わりますが、直接的な言い方が詩と言うより祈りに近いような気がいたします。

第53回俳三昧 5 - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 10:52:34

春装をカフェに並べている寓話    由紀

Re: 第53回俳三昧 5 - 聡

2017/03/23 (Thu) 02:16:29

街往く人たちの服装もいよいよ春めいてきました。パステルカラーやマリンルックやコットンの薄い素材が目立ってきました。

都市に住む人間にとっては、草木の花々よりも、服のコーディネートの方がよっぽど季節を敏感に感じるともいえるでしょう。

特に、それが強調されるのは、カフェに居並んでいる人々です。おいらは上島珈琲程度しか入りませんが、この句の感じはどことなく共感されます。

ましてや青山や代官山のテラスカフェなどは、春装が最も綺羅となって、嫌味な程強調される場所ともいえます。

春装を醒めた目で見る立場からは、あるいは、もうそのような場に立とうという心情が褪めてしまった人間からは、それらの人々は寓話としかとられられなくなってしまう。

この感覚、なんとなくわかるような気もします。現代版、鴨長明の気分っていうところでしょうか?。。。

寓話と言い切ってバレてしまったのが、残念な気がします。結句で寓話と言わないで寓話を感じさせる語が来たならば凄いなぁと思いました。

でも、この句をシニカルと感じ、そんなトーンの視線にとても惹かれる自分がいるのは確かです。

Re: 第53回俳三昧 5 - 命

2017/03/21 (Tue) 21:47:59

〝春装〟は造語でしょうか。この句読んでいて「春装寓話」でも一句になると思ってしまった。この寓話は本があったのか、会話の中にあったのだろうか。いずれにしても〝寓話〟はおもしろい材料でした。

Re: 第53回俳三昧 5 - はるか

2017/03/21 (Tue) 00:06:35

情景は浮かびますが、寓話という言葉をもってきた意図がわからなくて困っています。

Re: 第53回俳三昧 5 - 通子

2017/03/17 (Fri) 15:35:06

むずかしくて!
いろいろ考えましたが、並べているをどうとったらいいのか、迷っています。並んでいるじゃないんですよね。

皆さんの評を読んだ後で申し訳ないんですが、私としては洲さんの感じ方が一番わかった気がしました。
季節先取り。。東京の人は好きですよ。

Re: 第53回俳三昧 5 - マヒト

2017/03/17 (Fri) 13:34:08

何となく雰囲気が分かるような分からないようなという感じです。
寓話というのはカフェにいる人の会話のことですかね。

Re: 第53回俳三昧 5 - 洲

2017/03/17 (Fri) 12:32:58

寓話というと、教訓や風刺を含んだ例えばなし。
まだまだ寒いのに、春のおめかしをしておしゃべりに興じている人たち。違和感を感じている作者でしょうか。

Re: 第53回俳三昧 5 - 田中耕司

2017/03/13 (Mon) 16:25:12

この作品に限ったわけではないのだが、よく言われる「良く解らないけど何んとなくいいんじゃない」っていう作品だと思う。春装という言葉も本当にあるのかどうかもわからないし、又寓話というのもこの作品にふさわしいもんなのかなって疑問が残る。カフェってのも、喫茶店とどう違うのかなって思っちゃうしな。自分の古さを痛烈に感じさせられてるよ。

Re: 第53回俳三昧 5 - 吉明

2017/03/11 (Sat) 07:20:06

春らしく着飾った人たちがカフェでおしゃべりをしている。その様子にもおしゃべりをしている一人一人にも物語が有り、それを「寓話」の一言で括っていて読む人の想像を掻き立てる言葉の選び方、並べ方に無駄が無く上手です。

第53回俳三昧 4 - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 10:50:55

うねる川沿いを行くバスうなる    マヒト

Re: 第53回俳三昧 4 - 聡

2017/03/23 (Thu) 02:10:26

U音を多用することでリズムが出ています。曲がりくねった川沿いの坂道をバスが踏ん張って登っていく様子がありありと浮かんできます。

事実を淡々と詠んだ句なのですが、作者の詩心(この場合、ユーモアや諧謔かなぁ)が、きちんと伝わってくるのが素敵です。

ギリギリまで言葉を削ぎ落した言葉の配列によって、確かな詩眼を微妙に繊細に浮き彫りにするマヒトさんのスタイルがいよいよ確立されつつあるような句だなぁと思いました。

Re: 第53回俳三昧 4 - 命

2017/03/21 (Tue) 21:57:48

臨場かある句。バスがローギアでアクセルとブレーキを巧みに使い進んでいる風景が伝わります。もちろん〝うねる〟と〝うなる〟の掛け合いもよろしいかと。欲を言えば色があったらもっと良い。

Re: 第53回俳三昧 4 - 太公望

2017/03/21 (Tue) 21:54:07

冬の最後の坂道を走る春へのバス、そういった困難を乗り越える力強さを感じます。

Re: 第53回俳三昧 4 - はるか

2017/03/21 (Tue) 00:02:49

川沿いに見えたものをひとつ入れてもいいかなと思いました。
人間臭いバスが微笑ましいですね。

Re: 第53回俳三昧 4 - 通子

2017/03/17 (Fri) 15:27:51

うねる川って曲がっているだけかな、水嵩も増して、けっこう大変なところなのかな。
バスも唸っているんだから、登り坂とか。
そうか、人生にまで考えられるんだ。
いろいろ想像しています。

Re: 第53回俳三昧 4 - 洲

2017/03/17 (Fri) 12:41:43

田舎道をぶんぶん進んでゆくバスを想像しました。
一日に何本もなくて、人もごくまばらな。
行く先は桃源郷。転落などの事故に遭いませんよう!

Re: 第53回俳三昧 4 - 田中耕司

2017/03/13 (Mon) 16:38:38

なんだか子供頃の、ボンネットバスを思い出してるよ。この作品で、作者は何を伝えたいのかがわからない。ほんの少しでも季を感じられる言葉でもあればいいんだけど、そこらへんもすべて省略されてしまって、どう考えればいいのか迷っている。自解を聞いたら大どんでん返しがあるんじゃないかな。

Re: 第53回俳三昧 4 - 吉明

2017/03/11 (Sat) 06:23:43

曲がりくねった川沿いの道をオンボロバスが排気音を轟かせながら走って行く姿がユーモラスでありながら私に置き換えてみると息絶え絶えに生きている自分の老いた姿にも思え、些かの悲哀も感じました。

Re: 第53回俳三昧 4 - 由紀

2017/03/10 (Fri) 13:38:07

川のゆったりした様子とバスのうなる様子が、春らしくていいですね。
作者はバスの中でしょうか。
「うねる」「うなる」のリズムが弾むので、目的地へ向かう期待もあるのかなと思いました。

第53回俳三昧 7 - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 10:56:35

中指で触るいいね春風は吹かない   ゆきこ

Re: 第53回俳三昧 7 - 聡

2017/03/23 (Thu) 01:27:47

やっぱり、フェイスブックの事かなとおもいます。ただ、いちいち、「よみましたよ」という意味でイイねを押さなければならない、ネット社会での付き合いの煩わしさが詠まれているのかなと思います。

句中に使われた「中指」は、そういった煩わしさに対する苛立ちやアンチの立場を込めて「ファック・ユー」という、英語圏では極めて悪い刺激的な言葉のニュアンスを含んでいるのかな?と、ニヤリとしてしまいました。

春という幸せ感が一番ある季節と対比することで中指のコントラストが効いてくると思いました。

Re: 第53回俳三昧 7 - 命

2017/03/21 (Tue) 21:34:30

〝中指〟が意味深です。それで触る対象物は何かと考えさせられました。〝春風は吹かない〟は逆の発想でも良い纏め方と思いました。

Re: 第53回俳三昧 7 - はるか

2017/03/21 (Tue) 00:13:53

スマホなんでしょうね。
「吹かない」と否定することでかえって春風を意識させる手法なのかな?

Re: 第53回俳三昧 7 - 通子

2017/03/17 (Fri) 15:42:32

「いいね」で、スマホでクリックかなと思いましたが、
私も使うのは差し指です。
春風は吹かないがちょっと唐突な気がしました。
わざわざ吹かないと言った理由はなんでしょう。

Re: 第53回俳三昧 7 - マヒト

2017/03/17 (Fri) 13:39:02

ボクは人差し指ですかね。
とりあえずいいねしとくかという感じなのかなァ。

Re: 第53回俳三昧 7 - 洲

2017/03/14 (Tue) 12:56:51

なるほど、スマホですね。
現代版「書を捨てよ町に出よう」かな。

他に中指を使う場面を考えてみましたが、割に少ないです。

Re: 第53回俳三昧 7 - 田中耕司

2017/03/13 (Mon) 16:57:19

由紀説の、スマホという感覚は全然気が付かなかった。もっとも私の場合、まだガラケイだから当然なんだけど。春風が吹かないって否定を、どう感じるかによって評価も違ってくるんだろうけど。中指って限定したところにも素直にそのまま受け取ってしまっていいのかなって思うな。やっぱりもう少しわかりやすい作品が好きだな。

Re: 第53回俳三昧 7 - 吉明

2017/03/11 (Sat) 05:27:26

「中指で触る」をどう捉えてよいのか考えておりましが、由紀さんの評で合点がゆきました。スマホを使わない人にとっては「中指で触るいいね」が触る行為の感触として逆に春風を感じ謎めいていて色々な捉え方が出来て面白いと思いました。

Re: 第53回俳三昧 7 - 由紀

2017/03/10 (Fri) 14:10:42

情景を限定していないので、皆様がどう解釈したが気になります。

私はスマホでSNSを見ているときの様子と読みました。
「春風は吹かない」と断定する様子に、アイロニーを感じます。
ほんとうに「いいね」と思っているのかなと思ってしまいます。

第53回俳三昧 3 - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 10:48:31

乾いた半月花屋の木も冷えた葉擦れ   聡

Re: 第53回俳三昧 3 - 命

2017/03/21 (Tue) 22:03:57

花屋の木が葉ずれする風の量を思うとき、乾いた半月が早春を教え、句全体として季を現していると思います。そうすると〝も〟は〝が〟の方が好感です。木が冷えたのなら、当然作者も冷たさを覚えたのですから。

Re: 第53回俳三昧 3 - 太公望

2017/03/21 (Tue) 21:59:56

作り過ぎと思います。作者の温もりが感じられません。

Re: 第53回俳三昧 3 - はるか

2017/03/20 (Mon) 23:58:56

盛り過ぎで伝わらない、という皆さんの評に賛成。
はんげつ、はなや、ひえた、はずれ
とH音を並べているようですが、何を狙ってのことかよくわかりませんでした。

Re: 第53回俳三昧 3 - 洲

2017/03/20 (Mon) 13:37:44

8番の句のように「の」を3つ位使うと、流れができるかもしれませんね。

Re: 第53回俳三昧 3 - 通子

2017/03/17 (Fri) 15:19:45

葉擦れがなくても分るかな。
寒々とした様子が伝わります。
花屋の木ってなんでしょう。

Re: 第53回俳三昧 3 - 田中耕司

2017/03/13 (Mon) 15:56:09

吉明説の中身が盛り過ぎで伝わりにくいというのが素直な感想かな。花屋の木も、花屋の商売ものではないのだろうかどうかも分かりにくいな。乾いた半月を見たり、感じたりしている時には花屋の営業時間ではなさそうだしな。結句の葉擦れが、本当にはずれになっちゃってるな。

Re: 第53回俳三昧 3 - マヒト

2017/03/13 (Mon) 09:00:45

ぼくもおふたりに同感です。
盛り過ぎた感じがします。

Re: 第53回俳三昧 3 - 吉明

2017/03/11 (Sat) 06:08:12

言葉を盛り込み過ぎる事により却ってこの句の伝えたい事が伝わらくなっている事は否めません。無中心論という考え方も有りますが、中心が確りする事により伝えたい事が明確になって来ると思います。

Re: 第53回俳三昧 3 - 由紀

2017/03/10 (Fri) 13:49:26

句の中に動詞と名詞が多く、作者の感動の中心がどこにあるのかつかめませんでした。
半月と葉擦れを並べて寒さや乾きを際立たせる意図があるならば、「花屋の冷えた葉擦れ」や「花屋の葉擦れも冷えた」のように「木も」が整理できるかと思いました。

乾燥して冴え冴えした夜なのでしょう。
閉店時間の暗い花屋の様子と月が、良い緊張感をもっていますね。

第53回俳三昧 9 - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 11:03:59

コブシがパーッとやがてサクラがピースだ   太公望

Re: 第53回俳三昧 9 - 命

2017/03/21 (Tue) 21:20:59

元気な句です。勢いで行っているから〝やがて〟が気になりません。この調子で最後の〝だ〟は抜いてはどうでしょうか。

Re: 第53回俳三昧 9 - はるか

2017/03/21 (Tue) 00:22:49

グーチョキパーと明るく楽しい一句です。
辛夷➡桜の流れは春本番ですね。
勢いがあって元気が出そう。

Re: 第53回俳三昧 9 - ゆきこ

2017/03/18 (Sat) 23:12:03

コブシがパーッ、さくらがピース
のあいだのとやがてが少しもたもたしてしまうのが残念。
とやがてをそしてぐらいで。

Re: 第53回俳三昧 9 - 通子

2017/03/17 (Fri) 15:55:30

グー、チョキ、パーがうまくはまりましたね。
とても面白いです。

Re: 第53回俳三昧 9 - 田中耕司

2017/03/13 (Mon) 16:16:23

由紀説の、WBCってのも面白い味方だと思うけど、少し違うんだろうな。春の動きをコブシからサクラと言ってうまく表現しているって思うな。もしカタカナを使ったことに特別な意味がないとすれば、辛夷、桜と書いた方が春らしさは感じると思うけどな。

Re: 第53回俳三昧 9 - マヒト

2017/03/13 (Mon) 08:52:17

軽くて楽しい感じです。
カタカナとひらがなの良さですね。

Re: 第53回俳三昧 9 - 洲

2017/03/12 (Sun) 16:27:22

釣られて「パーッと行きましょう!」…という気分になります。
春憂なぞなんのその。

由紀さん評を拝見後は、侍ジャパン句以外には思えなくなってしまいました。がんばれー。

Re: 第53回俳三昧 9 - 吉明

2017/03/11 (Sat) 05:09:44

コブシが一気に咲始めそしてサクラが咲き出す春の様子を説明抜きの軽やかな感覚で上手く表現していると思います。心が晴れる明るさの有る元気になれる句です。

Re: 第53回俳三昧 9 - 由紀

2017/03/10 (Fri) 14:17:11

花びらや花の形でしょうか。
グーもあるのかなと思いましたが、コブシが開く姿がグーからパーなのかなと考えました。

トンデモ解釈を重々承知ですが、WBCの日本勢を連想しました。
花咲く流れのようにつながる打線を期待しています。

第53回俳三昧 11 - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 11:09:09

ハナニラめの勘違いかひと月早すぎるぜ   耕司

Re: 第53回俳三昧 11 - 命

2017/03/21 (Tue) 21:18:51

花韮忌という言葉が出来てから私は敬意を持つようになりました。とても〝ハナニラめ〟とは言えません。さすが作者は檀師の一番弟子と自負されているお方。スカッと詠まれました。ちょっとうらやましい。

Re: 第53回俳三昧 11 - 田中耕司

2017/03/21 (Tue) 08:07:28

毎年四月のはじめは、五日が弟の命日で、九日が檀氏の命日なので年度替わりとか、進学、就職など区切りの時期なので盛り上がらなければいけないんだろうけど、盛り下がってしまうんだな。そして、武夫師が花韮忌と名付けてくれた日を大切にしなければと毎年思っている。それなのに、もうハナニラが咲きはじめていて、周りの雰囲気の読めないやつだなって思ったのでこんな一句になってしまった。

Re: 第53回俳三昧 11 - 聡

2017/03/21 (Tue) 00:53:58

花韮は、海紅同人には特別な季語だから、この時期に見かけたら思わず句になってしまうのでしょうね。

耕司節炸裂で口調はべらんめえですが、花韮への敬愛の情を感じます。

Re: 第53回俳三昧 11 - はるか

2017/03/21 (Tue) 00:34:03

花韮忌、でしたか。
毎年大切に詠んでいるのに、ひと月もずれてしまっては困りますね。
「ぜ」があると苦情というよりボヤキの味わいが出て、私は好きです。

Re: Re: 第53回俳三昧 11 - ゆきこ

2017/03/18 (Sat) 22:59:05

早すぎるぜ!って会話調、ぜ!はなくても私は好きです

Re: 第53回俳三昧 11 - 通子

2017/03/17 (Fri) 16:04:14

これは困りますよね。
やはり季節の物はその季節でないと。
11月から雪が降ったり、歳時記も変わって来ますよね。
そうならないよう祈ります。

Re: 第53回俳三昧 11 - マヒト

2017/03/17 (Fri) 13:36:18

ハナニラとの距離感の近さがいいですね。

Re: 第53回俳三昧 11 - 由紀

2017/03/15 (Wed) 12:27:15

一見荒っぽい言い回しが、却ってハナニラへの優しさを感じさせますね。

「ひと月」って人間にとっては些細な長さにとれる言葉ですが、花の開花にとっては大問題な長さですね。
人間主体と花主体でのギャップが面白いです。

Re: 第53回俳三昧 11 - 吉明

2017/03/11 (Sat) 06:34:11

一読して作者がどなたか分かる事は大切な事だと思います。植物を離れた所から客観的に詠んだ句は数多く有りますが、この句の様に暮らしに密着して近視眼的に感情移入した句は作者の個性が現れ面白味が有ります。

Re: 第53回俳三昧 11 - 洲

2017/03/10 (Fri) 12:57:04

暖かさに勘違いして早く咲いてしまったのですね。まだまだ寒い日もあるのに。ハナニラを思いやる気持ちが、ちょっとやんちゃな話し言葉に透けて見えてます。

第53回俳三昧 10 - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 11:06:59

まだこの山にいたメジロ梅ヶ香みんな持って行け   命

Re: 第53回俳三昧 10 - 聡

2017/03/21 (Tue) 00:59:00

早く咲いた梅にはメジロ、だいぶ遅めの梅には鶯の組み合わせっていうイメージを個人的に持っています。

昔は典型的な里山でメジロがいるのも当たりまえだったのが、もう里山と言えないほど開発の進んだ場所。

作者が再訪した時、思いがけなくもメジロを見かけたのかなと。その嬉しさが後半のフレーズに溢れているなと思いました。

Re: 第53回俳三昧 10 - はるか

2017/03/21 (Tue) 00:27:36

う~ん。メジロ、気にしたことなかったので、この辺にいるのかもわかんないです。ごめんなさい、共感できず。

Re: 第53回俳三昧 10 - 通子

2017/03/17 (Fri) 15:59:37

わりと良く見られるメジロ、そう言えば私もあまり見ていません。
メジロに会えてうれしくて、梅の香みんなあげちゃったんですね。
私のところではまだ梅も咲きません。
梅の木もあまり見ないかな。

Re: 第53回俳三昧 10 - 由紀

2017/03/15 (Wed) 12:21:03

私は山里から人が離れていく様子を想像しました。
作者が久々に山に行き、かつてのメジロと梅の風景がいまだに残っていたことに感慨を得ているのかと想像しています。
昔は人々に愛でられていた梅も、人が離れたいまはメジロしかそばにいないのでしょうか。
ならばせめて梅をメジロに託したいという願いを感じます。

評を見ていると皆様の解釈が割れていますね。
自解が気になります。

Re: 第53回俳三昧 10 - 田中耕司

2017/03/13 (Mon) 16:03:37

山と言えるような場所とは離れたところで生まれて、暮らしているんでメジロがまだ居るとかといった感覚がない。作者はメジロに梅の香りをどこに持って行けと言っているのだろうか。こんな疑問に答えるすべがないので困っている。もう少し整理して作者の言いたい部分をあぶりだしてほしいな。

Re: 第53回俳三昧 10 - マヒト

2017/03/13 (Mon) 08:56:08

居て当たり前、あって当たり前のものが減っていく現実がありますね。

Re: 第53回俳三昧 10 - 吉明

2017/03/11 (Sat) 17:23:13

自然を慈しむ作者の願いと失われてゆく自然への焦りみたいな思いも感じます。「みんな持って行け」はメジロに言っているのか誰に対して言っているのか不明です。メジロに言っているのでしたら、メジロを頭に持ってきた方が明確になると思います。

Re: 第53回俳三昧 10 - 洲

2017/03/11 (Sat) 13:26:40

メジロ減少しているのですね?皆が春の訪れを喜び、春を取り込みたい気分でありましょう。だけど、ここで作者はメジロに梅の香りすべてを捧げたいくらいのエールを送っている。…と解釈しました。

第53回俳三昧のお知らせ - 俳三昧

2017/03/09 (Thu) 11:22:30

本日、皆様の投句を今回は無記名で公開いたしました。
句評が終わり次第作者名を公表いたします。

誤字脱字がある場合は、お手数ですがお知らせ下さい。
投句がお済みで無い方はまだ受け付けておりますので宜しくお願いいたします。

第53回俳三昧のお知らせ - 俳三昧

2017/03/02 (Thu) 09:50:48

皆様今日は、三月俳三昧のお知らせをいたします。

投句締切:3月8日(水)
投句宛先:メールでご連絡のアドレス
吉明宛に一句お送り下さい。

その後のスケジュールは以下の通りです。
~20日(月)句評
21日(火)~自解・意見交換
25日(土)~月末までに「纏め」

皆様の投句をお待ちしております。

*私からのメールが届いていない方は、恐れ入りますがお知らせくださいますようお願いします。
このネット句会は自由律俳句結社「海紅」の同人によるものです。同人以外の投句及び句評はご遠慮させて頂きますのでご了承下さい。

第52回俳三昧02 - 俳三昧

2017/02/08 (Wed) 20:23:54

母がまく恵方巻きコンパスだして若夫婦     命

Re: 第52回俳三昧02 - 命

2017/03/01 (Wed) 21:13:38

古くさい私の家では、豆まきをしてから、恵方巻きをたべます。寿司を巻くのは、私の女房、嫁いで3年目の息子の嫁は、スマホのコンパスをだして吉方を確認しました。長年住んでいれば家の方角はわかっていますが。以外に若い人たちは、日頃東西南北を、気にしていません。地図よりもナビ、太陽の方向よりスマホ。便利です。世代違いが同じテーブルで恵方巻きをたべました。そんな風景を句にしました。

Re: 第52回俳三昧02 - ゆきこ

2017/02/21 (Tue) 20:35:04

面白いですね。若夫婦はコンパスではかったんですね。でも私は最初は恵方巻きのサイズを図ったのかと思ってしまいました。直径を。

Re: 第52回俳三昧02 - マヒト

2017/02/21 (Tue) 12:46:06

コンパスできちんと方位を測るのか、それともどっちが北かも普段意識しないのか。

Re: 第52回俳三昧02 - 由紀

2017/02/20 (Mon) 13:51:45

コンパスで方位をきっちり確かめる若夫婦が微笑ましいですね。
作ってくれる母の思いに応えようとしているようで、両者の人柄や関係がさりげなく表れています。

若夫婦から見て母なのか作者から見て母なのか迷いますが、いずれにしても世代の違いや団欒の様子が出ていると思います。

Re: 第52回俳三昧02 - 通子

2017/02/20 (Mon) 10:15:01

私も若夫婦のコンパスは恵方巻を測ったのかなと思いました。何を測ったのかな、と不思議でしたが、そうか、向きを確めたんでしたか。
その家々の節分がありますね。
豆まきのだった節分が変わりつつあります。

Re: 第52回俳三昧02 - はるか

2017/02/18 (Sat) 23:51:44

微笑ましい家族のワンシーンですね。
こんな手作りのものならいいかも。
情景を説明して終わっている感じなので、やはり句としてはもう一ひねり欲しい、の吉明評に賛成かなあ。

Re: 第52回俳三昧02 - 田中耕司

2017/02/16 (Thu) 12:19:59

この月の句会に、恵方巻きがいくつも出てきているのであれば、恵方巻きにはもう市民権を得たと言ってよいのだろう。今年の方位が北北西と言われてコンパスを出して確かめるやつらがいるとは思わなったが、根が真面目な作者の周りだけにそういう人がいても可笑しくないと思えてしまうんだな。

Re: 第52回俳三昧02 - 洲

2017/02/13 (Mon) 19:08:30

吉明さん/ああっ…そうですね!
お恥ずかしい。

Re: 第52回俳三昧02 - 吉明

2017/02/13 (Mon) 17:26:46

コンパスで今年の吉方を確かめているのではないでしょうか。吉方に向いて母の恵方巻きに齧り付く若夫婦の姿が微笑ましく思えますが、表面的にも思えます。「コンパスだして」あたりをもう一捻りして何れかの心情の吐露が欲しいです。

Re: 第52回俳三昧02 - 洲

2017/02/13 (Mon) 12:50:58

奥さまの手づくりの恵方巻。とても美味しくて姿よし。
習い受け継ぎたい若いふたりはコンパスで計量ですか?
世代の違いもあって微笑ましいです。

第52回俳三昧04 - 俳三昧

2017/02/08 (Wed) 20:26:44

初氷を見てからの椿の白のなかなか     太公望

Re: 第52回俳三昧04 - 太公望

2017/03/01 (Wed) 20:22:41

「椿のなかなかの白」はよくある手法です。しかしこの並びからは「椿」が主体となります。そうすると椿の説明となります。そうでなく「なかなか(良い)」が言いたいところで、それが主体なのです。
それを強調するために「の」を三回入れ、すべてが「なかなか」にかかるようにとしました。この主体と客体の入れ替えは碧梧桐の得意とするところで、「の」は口ごもり内にこもるのでこれも「なかなか」を生かすための私の意図です。

Re: 第52回俳三昧04 - ゆきこ

2017/02/21 (Tue) 20:41:39

美しい日本画の世界を感じました。最後のなかなかがなくても十分伝わります。

Re: 第52回俳三昧04 - マヒト

2017/02/21 (Tue) 12:42:32

のが繰り返されるところがテンポ良いですね。

Re: 第52回俳三昧04 - 由紀

2017/02/21 (Tue) 09:20:42

初氷と椿の白の対比が綺麗ですね。
特に椿の存在感が大きくて、まさに華があります。

吉明さんの評に近いですが、「見てからの」と言わずとも既に見ている様子は表れていると思います。
見ると言わない方が、さらに椿の感動が引き立つのではと考えます。

Re: 第52回俳三昧04 - 通子

2017/02/20 (Mon) 10:45:10

季語的には初氷は冬、椿は春ですね。
それはともかく、見てからの、がまどろこしく感じます。
なかなかは、やや早咲きの椿の白い花がいいよ、と言っていると思います。見てからのがなんとかなればなんて勝手に思っています。

Re: 第52回俳三昧04 - 命

2017/02/19 (Sun) 13:10:55

海紅社の庭の椿を〝の〟を3ツ使う四十八手で詠まれた句。ゆとりを感じます。この余裕こそが〝なかなか〟の句であります。

Re: 第52回俳三昧04 - はるか

2017/02/19 (Sun) 01:06:33

の×3を仕掛けるとするならば、「を見てからの」がもう少し何とかなるのでは、と思ってしまいます。
洲さんの言う通り、リズム感はいいですね。
「なかなか」がなかなか咲かない、なのかなかなか良い、なのか迷います。

Re: 第52回俳三昧04 - 洲

2017/02/16 (Thu) 12:44:46

一句の中の切れ目としては、
初氷を見てからの/椿の白のなかなか
だと思うのですが、
見てからの椿の白のなかなか
のテンポやリズムが面白いと思いました。

Re: 第52回俳三昧04 - 田中耕司

2017/02/16 (Thu) 11:56:00

椿の白のなかなかは、昔の海紅にはよくあった使いかただと言える。とすると、見てからのとするか、見てからで切って一呼吸入れるかの選択が問われてくる。作者は、”の”を入れてつなぎを求めているのだが、そうすると”の”の三個による口を閉じた音感の重なりが少し重くなってくるのをどう回避するのかの工夫が必要になってくるのだが、この作品ではそこまでは考えているようには思えない。

Re: 第52回俳三昧04 - 吉明

2017/02/16 (Thu) 10:40:29

初氷のはるほどの寒い朝に白い椿を見て、椿の強さに感銘を受け、詠んだ句と思いました。「見てからの」が散文的で前半と後半の繋ぎのように思えます。「なかなか」はなかなかのものだと言う事でしょうか。思いを全て語る必要な有りませんが、「なかなか」で切ることの効果があまり無いように思います。

第52回俳三昧01 - 俳三昧

2017/02/08 (Wed) 20:15:47

水色(すいしょく)とろり深蒸し寒む夜をとかす     聡

Re: 第52回俳三昧01 - 聡

2017/02/27 (Mon) 22:18:59

お茶の用語で、煎れた色を表現する時に「水色(すいしょく)が○○」というのを知って新鮮に思いました。いつかこれで詠んでみようとおもっていました。

皆さんの指摘、参考になりました。

今回は後半の「寒む夜をとかす」がありきたりで、取ってつけた感じになっちゃったかな。

水色はまたリベンジを狙いたいですw

Re: 第52回俳三昧01 - 由紀

2017/02/23 (Thu) 15:54:58

水色(すいしょく)、恥ずかしながら初耳でした。
透明感のある言葉で、お茶がおいしそうです。
「水色とろり」が、まったりとした様子や温かみを出していながらも液体の冷たさの予感があって面白いです。

全体でみると、要素が多くて句の焦点が定まらない印象を受けました。
「とろり」「とかす」が動きのある言葉なので、ここに感動や思いがあるのでしょうか。
だとすると「深蒸し」や「寒む」は整理できるのではと思いました。

Re: 第52回俳三昧01 - ゆきこ

2017/02/21 (Tue) 20:39:22

知識のない私はなんの事かわかりませんでした。
勉強になりました。

Re: 第52回俳三昧01 - 通子

2017/02/20 (Mon) 10:09:01

お茶の色のことを水色(すいしょく)と言うんですね。初めての言葉でした。
深蒸しでお茶のことかなとは思いましたが、お茶と言ってしまうとあまり面白くないし、難しいところですね。
でも一つ学ばせて頂きました。

Re: 第52回俳三昧01 - 命

2017/02/19 (Sun) 13:01:24

深蒸し茶はテレビで見ただけで味わったことはないのですが、作者が冬夜ゆったりとこの味に浸っていることは伝わります。「水色」がはたしてお茶にあてはまるのか不勉強でなんとも。御免なさい。

Re: 第52回俳三昧01 - はるか

2017/02/19 (Sun) 00:22:11

吉明評の何かを外したい、耕司評の作者が言葉に酔っている感じ、に賛成かな~。
凝り性だから、緑茶も一通りおさえているだろうけど、そうでない人はふ~ん?で終わっちゃいます。
そこで終わらせない工夫が欲しいかな。

Re: 第52回俳三昧01 - 田中耕司

2017/02/16 (Thu) 12:26:33

深蒸し茶の色をすいしょくというなんて知っているのは、どんな人たちなのかなって思ってしまうな。自分の無知をこう言ってごまかすしかないんだな。吉明説の何かを外したいってのは良く解るな。作者が言葉に酔ってしまっているようで、周りが置き去りにされてしまったような感じだな。

Re: 第52回俳三昧01 - 吉明

2017/02/13 (Mon) 17:41:12

洲さんの評を読むまで何の事だかよく分かりませんでした。韻に拘る聡さんですが、この句はいつもの響き合いに欠け、かえって打ち消し合ってしまっているように思いました。
とろり深蒸し寒む夜をとかす
すいしょく深蒸し寒む夜をとろり
何かを外したいのですが如何ですか?

Re: 第52回俳三昧01 - 洲

2017/02/13 (Mon) 12:44:49

そうです、水色って言うんです。よくご存じ!
この季節、熱めにぎゅっと淹れた深蒸しいいですね。嬉しい。

無題 - 俳三昧

2017/02/18 (Sat) 22:13:24

たて書きところどころ曲がった春のしらせ     由紀

Re: 無題 - 由紀

2017/02/27 (Mon) 15:58:33

文章をまっすぐ書くのが苦手で、よく途中で曲がります。
ふと自分の書いたものを眺めた時、うねった列が春のくる様子に重なると思い句にしました。
仲春は草書、夏は大筆、秋は万年筆、冬は楷書といったところでしょうか。
句評を読んでいて、「知らせ」の中身をもっと突き詰めてもよかったと気づかされました。今後活かします。

皆様ありがとうございました!

Re: 無題 - 通子

2017/02/20 (Mon) 11:07:15

これは、ハガキでしょう。
私も覚えがありますが、一生懸命書いてハッと気がつくと字が曲がってしまっています。
手に取った葉書に近況とともに書かれている、春の様子、うれしいですね。

Re: 無題 - 命

2017/02/19 (Sun) 21:22:01

「曲がった春の知らせ」は、弓なりの日本列島を言い当てているようで好ましく思います。南北、あちこちの景色を海紅句で読まれたときか、ネットで見られたときか、いずれにせよ良い仕上げ方です。ひらがなも実に効果的。

Re: 無題 - 洲

2017/02/19 (Sun) 17:42:03

ところどころ曲がった縦書き と取りました。手紙の差出人の心づくしや生まじめさ?改まった感じも伝わってくるようです。
一方で、
ところどころ曲がった春 の意かなとも思いました。
すっと春にはならずに極寒の日も挟みながら季節が進む感じ。
いずれにせよ、
すてきな贈り物でしたね。

Re: 無題 - はるか

2017/02/19 (Sun) 00:11:24

皆さんの評の通りなのでしょうが、どうも別の何かがあるように思えてしまうんですよね。
「春のしらせ」と言うと花だったり鳥だったり、自然現象に使うことが多いからでしょうか。

Re: 無題 - ゆきこ

2017/02/18 (Sat) 23:05:02

春の知らせ、ところどころが曲がってる縦書き、ふだんメールばかりで手書きの文字の便り見ることもあまりないので、とても新鮮に感じます。作者に来た春の便り、やさしい文字の縦書き、心に春を感じられたのでしょう。

Re: 無題 - 田中耕司

2017/02/18 (Sat) 22:22:01

この曲がった春の知らせは、作者に届いた知らせなのかな、作者が誰かに出そうとしてる知らせなのかなって考えた。どちらでもいいんだけど、どこかにそれがわかるような仕掛けがあってもいいんだよな。それができるようになったら大変だけどね。私が言うわけにはいかないけれど、君ならできると思うよ。

Re: 無題 - 吉明

2017/02/18 (Sat) 22:20:58

この春のしらせはハガキか便箋かハガキであった方が絵になりますが、敢えてたて書きとしてあるので便箋かな?「ところどころ曲がった」が差出人の姿が浮かんでくるようで目の付けどころが良いです。幾通りかの受け取り方が出来ますが、素直に楽しくて可愛らしい春の秀句として読みました。

第52回俳三昧10 - 俳三昧

2017/02/08 (Wed) 20:34:14

青天白日タルト・タタン焼く     はるか

Re: 第52回俳三昧10 - はるか

2017/02/25 (Sat) 21:58:58

紅玉をたくさんいただいたので、タルト・タタンにしようと決めていました。
でも、雪で気圧低いとやる気も出ないんですよね~。
久しぶりに気持ちの良い晴天の日に決行いたしました。

雪の晴れ間とか何とか考えていて、青天白日がひょっと浮かびました。
潔白であるという意味が、焼いてからひっくり返すこのタルトに合っているように感じて、採用いたしました。
裏はないよ、いやウラこそぜひ見て下さいよ、ってことで。

Re: 第52回俳三昧10 - マヒト

2017/02/21 (Tue) 12:36:29

リズムが良いですね。
明るく気持ちが和みます。

Re: 第52回俳三昧10 - 由紀

2017/02/21 (Tue) 09:48:42

「青天白日」の畏まった様子が、タルト・タタンを焼く心持ちと綺麗に重なっていると思います。
日々の喜びが音や色合いにも表れていて、すがすがしいです
ね。タ行が多く使われているからか、タップしているみたいで楽しいです。

Re: 第52回俳三昧10 - 洲

2017/02/20 (Mon) 12:36:41

簡潔な構成ですが、
晴れ晴れとした景、甘酸っぱい林檎そして焼き菓子のいい匂い。幸福感、作者の心意気のようなものまで溢れてくるような美味しい一句。
はるかさんのフィナンシェも美味ですよ!

Re: 第52回俳三昧10 - 通子

2017/02/20 (Mon) 11:23:18

タルトタタンって作るの結構大変なんですよね。
時間も手間もかかります。食べる人もいてくれないと、作っても、自分で食べなきゃいけなくなるし。
朝から快晴、りんごもたくさんあるし、さあ作るぞ、というはるかさんのやる気と決意を感じました。

Re: 第52回俳三昧10 - 命

2017/02/19 (Sun) 21:34:13

タルトタタンを焼くってことは食べさせたい人がいるいうことを意味しています。そんな作者の気持ちが「青天白日」です。山形に行ったとき道端にリンゴを売っている露天が多くありました。そちらでは良く作られるのでしょうか。

Re: 第52回俳三昧10 - 田中耕司

2017/02/16 (Thu) 12:46:10

青天白日って日にタルト・タタンを焼くなんて、ある意味ものすごい平和って感じだな。いまの日本の様子そのままって言ってもいいのだろうし、本当はそうではないのだが、そんなところは見ないでも日本でなら暮らしていけるっていうのも事実だしな。世界的にみたらこんな平和に暮らしていける日々をありがたいと思わなくちゃな。

Re: 第52回俳三昧10 - ゆきこ

2017/02/12 (Sun) 08:53:38

とてもリズムがいいですね。青天白日とタルトタタンがうまくはまっています。タルトタタンは焼いてから逆さにするというお菓子ですが逆さにするかおまじないみたいです。はるかさんが心の中に春の訪れを感じられる一日、そんな風に詠みました。

Re: 第52回俳三昧10 - 吉明

2017/02/09 (Thu) 17:31:39

「青天白日」と「タルト・タタン」この組み合わせは相当言葉を絞り込んで多くを捨てた結果出来た絶妙の綾と思いましたが、はるかさんの事ですからすらっと簡単に出来ましたと言われるかも知れません。清々しく晴れやかな気分でタルト・タタンを焼く。お子様の進学又は就職祝いか、はるかご夫妻の結婚記念日か旦那様のお誕生日かいずれにしろ喜ばしい気分が良く現れています。

第52回俳三昧05 - 俳三昧

2017/02/08 (Wed) 20:28:18

鳥よ菜の花色の半島だろう     洲

Re: 第52回俳三昧05 - 由紀

2017/02/23 (Thu) 16:03:41

洲さんよろしくお願いいたします!
また、句評が遅くなってしまいすみません。

「鳥」であったり「半島」の先端のイメージであったりで、風のイメージがあり、躍動感のある喜びを感じました。
「だろう」ということで、鳥の目に菜の花色が満面に広がっている様子が浮かび、作者の思いが鳥の目に伝わっている気がします。

私も菜の花畑に行きたくなったので、フォントを菜の花色にしてみました!

Re: 第52回俳三昧05 - ゆきこ

2017/02/21 (Tue) 20:48:55

春が待ち遠しい気持ちとても伝わりました。
菜の花の咲き乱れる黄色がとても見たいです。

Re: 第52回俳三昧05 - 洲

2017/02/21 (Tue) 12:40:50

菜の花畑があちこちに現れる季節になりました。
上空から見ると半島ごと黄色いだろうか?
わくわくする気持ちを鳥に託してみました。

読んでくださる方がいること。参座の楽しさを改めて感じています。
今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。

Re: 第52回俳三昧05 - 通子

2017/02/20 (Mon) 10:52:41

半島全体が菜の花で埋め尽くされる、何処の半島なんでしょうね。
渥美半島の菜の花は聞いたことがありますが、作者の身近な半島を詠まれたと思います。私もはるかさんと同じ意見、鳥にいいでしょう!とでも言っているように思えます。私の住んでいる所は春はまだまだですが、うらやましいな。春が待ち遠しいです。

Re: 第52回俳三昧05 - 命

2017/02/19 (Sun) 13:14:32

作者の目の高さで見ても、一足早い菜の花はキレイ以上に思えるのは誰しもです。それを空高い鳥の目にあずけた気分は壮快そのものと感じました。

Re: 第52回俳三昧05 - はるか

2017/02/18 (Sat) 23:31:19

私は作者の愛あふれる一句と感じました。
菜の花色に染まる半島、想像するだけで美しいですね。
郷土愛?郷土自慢かな?
この美しさを読者に見せたくて作った句なのだろうと思います。
「鳥よ」はこの半島を俯瞰いや鳥瞰で見せるための装置です。
「だろう」は推測ではなく「だろう?」と同意を求めるものと読みました。
いや~見てみたいですね!

Re: 第52回俳三昧05 - 田中耕司

2017/02/16 (Thu) 12:02:49

春は黄色から始まると言われているのだが、作者はそれを菜の花色と言っている。どこの半島かは不明だが、作者の身近な半島と思っていいのだろう。それを春になると渡ってくる鳥に聞いているのだ。菜の花色だろうと。このちょっと突き放した言い方がいいのかどうかは受け取る側によって違うのだろうが、私の好みでは、もう少し作者との距離を小さくした方が好みではあるな。

Re: 第52回俳三昧05 - 吉明

2017/02/16 (Thu) 10:15:46

それともこの半島は菜の花の色で一杯だろうと飛んでいる鳥にに尋ねているようにも思えます。

Re: 第52回俳三昧05 - 吉明

2017/02/15 (Wed) 16:39:58

これまでの句評で、一番言いたかった事を敢えて言わない事により、その言いたかった事がより強く表現されることが有りますと言ってきましたが、この句にはその思いが現されていないように思いました。渡り鳥に戻ってくるのは菜の花の咲いているこの半島だろうと言う事でしょうか。

第52回俳三昧06 - 俳三昧

2017/02/08 (Wed) 20:29:28

エホーマキあなたの国はどこですか     ゆきこ

Re: 第52回俳三昧06 - 由紀

2017/02/23 (Thu) 15:47:13

遅くなってしまいすみません。

「エホーマキ」にカタカナが面白いです。
知らない状態であの言葉を聞くと、よくわからない呪文みたいですね。ピンとこない様子が出ていると思います。
恵方巻が関東でいつの間にか広まってしまった状況への、素朴な疑問が感じられました。

Re: 第52回俳三昧06 - ゆきこ

2017/02/21 (Tue) 21:59:57

恵方巻き人気すごいですね。関東育ちの私は大人になるまで恵方巻きは知りませんでした。たしか30歳くらいの時関西系の番組で紹介してて、不思議な儀式のような気がしました。そして今から5年くらい前に恵方巻きは全国レベルになり、ビックリ!何回かは買ったけど方角わからなくて食べる時しゃべって食べてしまいます。そんな私はもう50歳中ばすぎマイノリティで恵方巻きに傾かないでいようと思いました。

Re: 第52回俳三昧06 - 通子

2017/02/20 (Mon) 11:00:01

もともと恵方巻は大阪が発祥の地と聞きました。
いつの間にか、関東にも広がって来ましたね。バレンタインのチョコのように、仕掛け人の大成功でしょう。
ほんと始めは「何、エホウマキって」って感じでしたよね。

Re: 第52回俳三昧06 - 命

2017/02/19 (Sun) 13:18:21

「エホーマキ」がカタカナなのが、実に開放的。グローバルで作者の意が表れています。ある店でエホーマキを買っている外国の方を見た時できた句でしょうか。

Re: 第52回俳三昧06 - はるか

2017/02/18 (Sat) 23:44:45

何年か前まで私も「エホーマキ?何それ?」って感じでした。
別に全国区でやらなくてもなあ……。
ですから、この句はその通り!と胸がすく思いがしました。

Re: 第52回俳三昧06 - 洲

2017/02/16 (Thu) 12:53:10

いつの間にか「伝統行事」になったなあと、わたしも思っています。
そのあたり「エホーマキ」の表記が似合ってます。
お国は?お祖母ちゃんの代から食べてます…の方、ご一報を。

Re: 第52回俳三昧06 - 田中耕司

2017/02/16 (Thu) 12:32:19

えほうまき、エホーマキ、恵方巻きどう書いても恵方巻きなんだけど、作者はカタカナを選んだ。それはどのような意味合いを持つのか、そこらへんがどうなのかを考えないと、つくりの面白さだけになってしまうのではないのかな。そこが一句に反映していないように感じて、あまり面白く鑑賞できなかった。

Re: 第52回俳三昧06 - 吉明

2017/02/13 (Mon) 06:21:36

恵方巻きをカタカナにしたことや国名を尋ねていることから外国の方に方角を訪ねている様子が浮かんでまいりました。そうするとイントネーションもあの外国風訛りの口調で読むと面白いです。


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