海紅俳三昧第2会場

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第59回俳三昧01 - 俳三昧

2017/09/10 (Sun) 10:52:48

電線田んぼ稲刈りはまだ     マヒト

Re: 第59回俳三昧01 - マヒト

2017/09/25 (Mon) 09:15:18

言葉の順番をあれこれ考えたんですが、自分としてはこれが一番かと思いました。
ご指摘のように遠くから近くにです。
どこまで書いてどこまで書かないかが難しいですね。
水墨画と一緒ですね。
日本的な美は余白の美ですからね。

Re: 第59回俳三昧01 - すすむ

2017/09/19 (Tue) 22:46:46

淡々と単語を繋いで風景を読んでいると思わせて、最後に一言の感慨を入れる感じが良いですね。視点の移動が電線→田んぼ→稲穂とだんだん手前に移動しているのも面白いです。欲張ってもう一歩手前まで来てもいい気がします。

Re: 第59回俳三昧01 - はるか

2017/09/19 (Tue) 22:27:13

スズメと言っていないのに、もの欲しそうなスズメの姿が鮮やかに浮かんできます。更に言うと、電線から田んぼへという視線の角度が句の景の広がりを感じさせますね。

Re: 第59回俳三昧01 - こう

2017/09/18 (Mon) 00:44:39

「稲刈りはまだ」;ぼそりと呟いている感じがして好きです。
朴訥としていてでも確かに秋を思わせる良い句だと思いました。

Re: 第59回俳三昧01 ゆきこ

2017/09/17 (Sun) 20:16:56

何でもない秋の始まりの情景を言ってるだけですが、選んでいる言葉が的確で心地良いです。
電線、田んぼ、稲刈りは、まだですが、並びを変えるとまた違うのかな?と思いました。マヒトさんのしっくりは
この並びなのですね。

Re: 第59回俳三昧01 - 吉川通子

2017/09/16 (Sat) 19:33:44

電車か車の中から見えた景色かな。もう稲刈り間近の田の様子が見えます。この句はあまり語っていないように見えるけど、この句に見えた景色は、この句を読んだ人の頭の中にある景色に置き換えて見てしまっていることが7面白いと思いました。

Re: 第59回俳三昧01 - 吉明

2017/09/14 (Thu) 06:43:52

余計な言葉や助詞を使わず、言葉を並べるだけで詩を感じさせる手法は以前から歌謡曲などでもありますが、その場合リズミカルで実感の有る言葉の選択が句の命になると思います。風景と言うより音楽に近い句です。

Re: 第59回俳三昧01 - 田中耕司

2017/09/13 (Wed) 08:54:28

この作品を読んで、子供の頃母方の祖父が田んぼに向かって空砲を打っている姿を思い出した。そして、この電線だが地方に行くと私が暮らしている横浜ではあまり見かけない送電線を思い出させる。日本の農村の原風景って感じかな。でもこれは、農業を生業としている人間の言葉ではないなって感じがする。農家の実態はもっと苦しく、せつない思いを持っているんだろうが、傍観者でしかいられない都会に暮らすものの感慨かと思う。

Re: 第59回俳三昧01 - 聡

2017/09/10 (Sun) 23:25:21

作者の心持は、稲の実を食べる鳥に同化しているようです。

こういった鳥の代表格はスズメですね。まもなく稲が刈られて、食べやすい落穂となります。

それを電線にとまってじっと待っているスズメの気持ちでしょうか。

一切鳥の語を出さず、秋の光景を匂わせるのは流石と思います。

第59回俳三昧06 - 俳三昧

2017/09/10 (Sun) 11:00:34

然り、一足の風、晩夏     こう

Re: 第59回俳三昧06 - はるか

2017/09/24 (Sun) 21:23:57

この句の場合、「一足の風」をどう作るかがポイントになってくると思います。
私も自解から「ひとひらの風」「一息の風」など考えてみましたが、弱い響きでは漢文調の硬質な構成に負けてしまいます。硬質な響きで、しかも伝わりやすい言葉を探すのは難しいですね。逆にそこをクリアできれば成功と言えるのでは。
とても実験的、挑戦的で面白かったです。

Re: 第59回俳三昧06 - こう

2017/09/24 (Sun) 18:41:10

はるかさんのご指摘の通り、本来は「一陣の風」の方が分かりやすいとは思いました。ですが(こちらもご指摘の通り)それだと紋切り型の表現ですし、自分が夏の終わりを感じたそれは、一陣の風よりももっと弱い風でしたので、いっその事造語にしてしまおうかと。たかだか一足程度の風という意味で造りました。
まだまだ自分の句風が確立できておりませんので、これからも色々な方向を追求してみたいと思います。
皆様ありがとうございました!

Re: 第59回俳三昧06 - 由紀

2017/09/20 (Wed) 13:02:53

「然り」(静止)→「一足の風」(動作)→「晩夏」の語順がさらっとした重みを感じさせ、晩夏の様子に相応しいと思いました。
言葉が畏まっているからでしょうか。
ねぶた祭りや武家屋敷の街並みのような、力強い和の風景のイメージが浮かびました。

Re: 第59回俳三昧06 - はるか

2017/09/19 (Tue) 23:23:07

ひゃあ~攻めてきましたね!
こういう句があると句会楽しいです!
句姿がカッコイイです。でも、言いたいことはわかりづらいかな。
「一足の風」がわかりにくいです。「一陣の風」だったのかもしれないと思いました。定型的な表現なので、造語にしたとか?自解が楽しみです。

Re: 第59回俳三昧06 - すすむ

2017/09/19 (Tue) 11:45:32

まるで会話の途中のような「然り」からの始まりがカッコいいです。句の中での句点や一字あけの使い分けは感覚的なものかもしれませんが、この句だと最初の句点は上手くいっている気がします。二つ目はもしかしたら改行など他の選択肢もあったのではないかと思いました。

Re: 第59回俳三昧06 ゆきこ

2017/09/17 (Sun) 20:39:57

侍の言葉のよに感じました。読書家でもあるこうさんの独自な世界観を出しているのでは?
句読点で1拍置くところで時間の経過を感じます。
夏が去っていく様子を夏が一言残していった。そんな感じがしました。

Re: 第59回俳三昧06 - マヒト

2017/09/17 (Sun) 09:43:59

新しいものを模索しているのが分かります。
またその姿勢に共感します。

Re: 第59回俳三昧06 - 吉川通子

2017/09/16 (Sat) 20:35:43

一足の風が分からなくて、ずっと悩んでおりました。
「一足飛び」の一足、あっ、「一足一足」の一足かな。
一足の風って言うかな、という具合に。
ほんの少しということを言っているのだろうと最後は決めました。良かったでしょうか。

Re: 第59回俳三昧06 - 田中耕司

2017/09/13 (Wed) 09:23:45

私の句作上の心構えとして、。や、一字あけ、などは使わないってのがある。それを押し付けるつもりはないのだが、俳句のような短い文に、句読点などは使わずに済ませるように心がけるよう言われてきた。実験的に使われた読点なのだろうから、何度もやってみるべきなんだろうがこの作品の場合、結句の晩夏が言葉の意味もあって、結句にあるとよく言われる”つきすぎ”って感じがするので、頭に持ってくるってのもやり方としてどうかなって思っている。

Re: 第59回俳三昧06 - 吉明

2017/09/12 (Tue) 06:11:06

自分の思いを他者に伝えることは大切ですが、それより他者を意識せず、自分が何を本当に言いたいのか自己確認することが一番難しい仕事で重要な作業です。他者の目を気にせず、様々な挑戦を試みているこうさんの姿勢に可能性を感じます。それは誰から学び教わり誰に育てられたというのではなく、自分の考えに忠実にオリジナルな句を作り上げてゆきたいとの思いに自分自身を投げ掛けている様に思えます。

Re: 第59回俳三昧06 - 聡

2017/09/11 (Mon) 00:02:06

漢詩の読み下し文のような響きで風韻があります。

節ごとの読点は徹底して助詞を省き詩の余白を生もうと意識して置かれたもののようです。攻めの句姿が気持ちいいです。

だとすれば、自分の好みとしては、二節目の一足の風を、風一足としてみるのも一興と感じました。

第59回俳三昧10 - 俳三昧

2017/09/10 (Sun) 11:05:20

蝉よいっそのこと轟音     はるか

Re: 第59回俳三昧10 - はるか

2017/09/24 (Sun) 20:48:53

蝉の声が降って来る木立の下にいると、鳴き声が強ければ強いほど、逆にしぃんと無音に近づいていくような、不思議な気分になるのですが、今年はその感覚が弱い気がしました。何だかそれが淋しくて。どうせならすべて塗り潰すくらいの轟音で鳴いて欲しいと思ったのでした。原句は

蝉よどうせなら轟音で鳴け

「どうせなら」だと間延びして聞こえる、投げやりな感じがする、と思い「いっそのこと」に変更。
「鳴け」は要らないと言われるだろうと外しました。
「いっそ轟音となれ」でも良かったかもしれません。
「っ」の促音とK音で強めの響きにしたかったのです。
この時の蝉はミンミンゼミとニイニイゼミの混声でした。

自分ではその時の気分を掴まえたつもりでしたが、まだまだですね。自分の句を客観視することの難しさをつくづく感じています。

Re: 第59回俳三昧10 - すすむ

2017/09/19 (Tue) 11:34:04

今年はあまり蝉の声を聞きませんでした。そんな感慨も含めて、夏も終わるんだからどうせ鳴くなら思い切り鳴けというエールととりました。蝉だけでなくきっと夏にやり残した事を持つ人達にも向けているのでしょう。

Re: 第59回俳三昧10 - 聡

2017/09/18 (Mon) 16:33:22

自分にはちょっと難しい句でした。いっそ轟音で泣いてくれという、作者の心境の理由が見えなかったせいでしょうか。そこまでは求め過ぎなのかもしれませんが。

「のこと」をつけた理由も自解を待ちたいです。

Re: 第59回俳三昧10 ゆきこ

2017/09/18 (Mon) 14:18:55

蝉の鳴き声が、ようやく弱まってきた気がしますが、こんな気候だったからメリハリがなく、音楽記号もフォルテシモでなくクレッシェンドぐらい。
命果てる蝉にたいして、いっそのことと言う言葉、はるかさんの優しい視点を感じます。

Re: 第59回俳三昧10 - こう

2017/09/18 (Mon) 00:58:15

蝉の最期をどう詠むのか。個々人ごとに様々な解釈があって面白いです。いっそ散るなら最後は派手に散りたいという思いでしょうか。夏の終わりの切なる叫びを感じます。

Re: 第59回俳三昧10 - マヒト

2017/09/17 (Sun) 09:32:29

どうせ鳴くならという感じですかね。
もっと鳴けと言う応援なのか、それともちょろちょろなくぐらいならもっとうるさいほうがすっきりするとかどちらの感じなのか。

Re: 第59回俳三昧10 - 吉川通子

2017/09/16 (Sat) 21:08:17

地域によって蝉の種類も違い、鳴き方も様々ですよね。
軽井沢では轟音で鳴く蝉を聞きません。いろんなところで蝉の鳴き声聞きましたが、福岡はほんとすごかったです。ただ一言で轟音と言ってしまうには、蝉のいろいろな鳴き方の違いがあってもったいない気もします。
夏の終わりを惜しむはるかさんの気持ちなのかな。山形の蝉は轟音なのかな。

Re: 第59回俳三昧10 - 吉明

2017/09/15 (Fri) 06:14:03

昨年は横浜でも猛暑が続き蝉の鳴き声も激しく蝉の亡骸がいたる所に落ちていましたが、今年はあまり鳴き声も聞かず、亡骸もあまり見掛けませんでした。気候のせいだと思いますが、やはり夏は蝉が轟音の様に鳴いてこそだと思います。はるかさんの身辺ではどうだったのか分かりませんが、轟音に思えるほど鳴けと蝉に送るはるかさんのエールの様に思いました。

Re: 第59回俳三昧10 - 田中耕司

2017/09/13 (Wed) 08:44:40

由紀作品と違って、もういなくなる蝉を取り上げている。もういなくなる蝉なんだから、いっそのこと轟音のように鳴けばって、セミに語りかけているんだろうな。私は、蝉とセミとせみならばどれが一番うるさく感じるのか考えて一句に使わなければならないと教えられた。作者は、蝉と漢字を使うという選択をした。間違えでもなければ、正しいとも言えないのかもしれない。この繰り返しを何度もして句作の完成に近づくのだろうと思う。

第59回俳三昧03 - 俳三昧

2017/09/10 (Sun) 10:56:14

幾万年の岩肌削る相合傘は永遠どころか明日別れちまえ     すすむ

Re: 第59回俳三昧03 - すすむ

2017/09/24 (Sun) 16:02:50

作ってみて長律句の難しさを思い知りました。自分では語数が増えることで感情が乗る分、詩情が減ってしまう気がしています。ただ、最近はあまり長律を読む方が少ないようなので、これからも意識的に「詩情のある長律句」に挑戦していきたいと思います。

Re: 第59回俳三昧03 - 由紀

2017/09/20 (Wed) 13:27:40

なんだかすごく共感して好きです。
悪気のないエゴや悪気がないからこそたちの悪い様子が、「相合傘」の浮かれた姿によく表れていると思います。

削る行為の重大さを強調するならば、「岩肌の幾万年削る」と語を逆にしても良いかと思いました。

Re: 第59回俳三昧03 - はるか

2017/09/19 (Tue) 22:40:06

これ、短くはできると思うのですよね。
ただ、整理して削って整えたら、いまこの句にある勢いや憤りの熱量は確実に減るとも思うのです。
これはこれとして、視点や切り取り方を変え、岩肌を削られた痛みとかに焦点を当ててもいいかもしれないなどと考えています。

Re: 第59回俳三昧03 - マヒト

2017/09/18 (Mon) 09:20:04

長い気もするけど、これでいいのではないでしょうか。
最後の口語がポイントなんでしょうかね。

Re: 第59回俳三昧03 - こう

2017/09/18 (Mon) 00:28:37

勢いがあって好きです。長い句って難しいですよね。すすむさんの挑戦を感じました。個人的には「永遠どころか」をとってしまった方がよりエッジが立つと思います。ただその場合、「は」と「明日」の「あ」の繋がりが若干言いにくいので、

幾万年の岩肌削る相合傘は即刻別れちまえ

とか「明日」を別の言葉に言い換えても面白いと思いました。

Re: 第59回俳三昧03 ゆきこ

2017/09/17 (Sun) 21:50:35

面白いなと思いました。腹立たしい気持ちを長文でも表したかったのかな?
長文は難しいとされてます。説明が先に感じてしまうのではなく、共感や感動で心が動く句かどうかが大事だと
思います。岩肌と組み合わせは面白いです。永遠どころか明日別れてしまえが唐突な気がします。もう別れてるかもしれないから、とっくに別れてるぐらいでもいいのかな?と思います。
幾万年の岩肌削る相合傘とっくに別れている

Re: 第59回俳三昧03 - 吉川通子

2017/09/16 (Sat) 19:43:54

きっと大変なことをしたとも思っていない落書きの犯人にとても腹が立ったのでしょう。
でもちょっと句が乱暴かな、と思いました。

Re: 第59回俳三昧03 - 田中耕司

2017/09/13 (Wed) 09:08:39

幾万年の岩肌削るっていう言葉と、相合傘ってあまりのかけ離れ過ぎのように感じた。吉明説と同じで、長さだけを感じてしまう。作者の心持が、上手く伝わってこないように感じた。もう少し時間をかけて整理して、長さを感じさせないような工夫を考えてみたらどうかな。題材としては面白いと思うので、長さを感じさせないでこの長さを持った作品になればなんて贅沢な思いがあるよ。

Re: 第59回俳三昧03 - 吉明

2017/09/12 (Tue) 06:43:03

短律句以上に緊張感の有る長い句を作る難しさを感じます。どこかに説明的な部分があると長さを感じてしまうからです。説明するのではなく、把握することが大切だと思います。「永遠どころか明日」弛緩した表現に物足りなさを感じます。

Re: 第59回俳三昧03 - 聡

2017/09/10 (Sun) 23:46:50

何百年を経たサンゴを削ったり、世界遺産の木造建築に落書きしたり油をかけたり、貴重な自然の岩を平気で相合傘を書いたり。

作者は鋭い短律句を詠みますが、今回は、憤りを意図的に25文字という長律で、表現しようと試みているのではと思いました。

別れちまえと口語で言い放てるのも自由律の強みを巧く生かしていると思います。

第59回俳三昧09 - 俳三昧

2017/09/10 (Sun) 11:04:06

乾いた風が雲を秋へ押す     聡

Re: 第59回俳三昧09 - 聡

2017/09/21 (Thu) 23:26:27

秋への予兆をハッと感じるのは、毎年「ああ、いつの間にか風がサラッとしてる」と気づいたときです。

はるか氏の問いへ。助詞の配置は、意図的ですが、満足はしていないが現状これで精いっぱいというのが正直なところです。

「乾いた風雲秋へ押す」も有りですが、漢字が続くと句姿悪く思えて、どうしてもひらがなをはさみたくなるのが、最近の我が癖(へき)となっています。この辺も自分で殻を破らねばと思うのですが。

あと、夏とか秋とかの、季の語に依存して句作するところからも、脱却したいとは思うのですが、難しいところです。

Re: 第59回俳三昧09 - はるか

2017/09/20 (Wed) 00:01:12

今年の夏は雨続きだったので、乾いた風にほっとします。
そんな実感からの句でしょうか。
助詞を三つ並べたのは意図的なのかな?とちょっと気になりました。

Re: 第59回俳三昧09 - こう

2017/09/18 (Mon) 18:29:45

「~が~を~へ~する」、とても美しい日本語で惚れ惚れしてしまいました。かつ鮮やかな詩情を感じます。静謐な色使いも巧いと思いました。

Re: 第59回俳三昧09 ゆきこ

2017/09/18 (Mon) 14:31:11

情景が目に浮かびます。気持ち良い秋の空気が爽やかな感じ伝わります。
秋への場所が少し気になりました。でのそれ以外はないかな?最初とか、最後はどうでしか?

Re: 第59回俳三昧09 - すすむ

2017/09/18 (Mon) 00:52:54

夏のベトつく湿気が抜けたカラッとした風。雲が流れる先を秋とする「空間と時間」を同時に捉えた感覚が好みです。

Re: 第59回俳三昧09 - マヒト

2017/09/17 (Sun) 09:38:23

秋になり雲や空気の雰囲気が変わってくる感じ。
肌感覚と視覚が感じられますね。
そういう様子に気づくことが詩人としては大切なんでしょうね。

Re: 第59回俳三昧09 - 吉川通子

2017/09/16 (Sat) 20:55:58

私のところでは、この情景思い当たりますよ。
ことに雨の降ったあと、雲がどんどん動いているとき。
ふと見上げた空の雲が流れている様子に秋を感じて句にした聡さんの優しい句でした。

Re: 第59回俳三昧09 - 田中耕司

2017/09/13 (Wed) 09:01:53

夏から秋へ移りゆくこの季節の風を、乾いたと感じたのはどういう状況だったのかな。この疑問に対して、雲を秋へ押しやるというだけで済ましている。この省略が成功なのかどうかは、読む側に任されているのだが、このやり方はどうなのかなって思う。作品のような場合、もう少しこまかく言ってもいいのかなって思っている。

Re: 第59回俳三昧09 - 吉明

2017/09/12 (Tue) 17:32:37

いつまでも新人と思われていた聡さんも気が付いたらすでにベテランの域に達したような言葉を巧みに操る技を感じましす。色彩の平面を様々に組み合わせる色面構成の様な言葉の詩的デザイン性を感じさせます。

第59回俳三昧04 - 俳三昧

2017/09/10 (Sun) 10:57:38

長い髪ささやく嘘はもう秋です     吉明

Re: 第59回俳三昧04 - 聡

2017/09/21 (Thu) 22:29:39

全ての詩脈が、象徴化された結果の句姿だったとは!

助詞が無いため、長い髪(が)ささやく/嘘はもう秋です、と読んでしまいました。

それで「もう」の位置が動かせると思ってしまいました。

長い髪/ささやく嘘は/もう秋です

の切れであれば、動かしようがなかったのですね。

強いて動かすとすれば、ささやく秋は/もう嘘です
という行き方しかないですが、句意が違っちゃいますね。


人生の秋、深まる。おいらにもそんな作者の想いを遠からず共感できる齢になってきている気がしました。

Re: 第59回俳三昧04 - 吉明

2017/09/21 (Thu) 14:15:01

長い髪はテーマというよりこれまでに体験して来た事すべての幻影です。ささやく嘘もその嘘の中にこそ見え隠れする本心も、何もかもが虚々実々、嘘と真実に弄ばれて、自分の季節も秋すでに深くもう冬に向かっています。

Re: 第59回俳三昧04 - 由紀

2017/09/20 (Wed) 13:14:10

儚げで綺麗な女性の内面にどことなく怖さがあると思いました。
本来は口の動作の「ささやく」にも関わらず、顔が見えないからでしょうか。
暑い中にも冷たさが内包された、秋の様子に見事に重なります。

「長い髪ささやく」が既に秋の季節感を表しているので、「もう」は整理できるかと思いました。

Re: 第59回俳三昧04 - はるか

2017/09/19 (Tue) 22:54:08

長い髪の女、嘘、吉明さん好みのテーマなのでしょう。
残念ながら共感はできない。これは男句です。
私は女なので、理想を見過ぎなんじゃないの?なあんて思ってしまうからです。
でも、何度も繰り返し詠んでいくテーマがあるのはいいことなのかも。私もしつこく蝉を詠んでますし。

Re: 第59回俳三昧04 - こう

2017/09/18 (Mon) 21:08:58

鬱々とした印象が秋とマッチしています。「ささやく」が効いていて、じんわりと余韻をもって秋の移ろいを感じさせます。秋は女性の季節であると思いました。

Re: 第59回俳三昧04 ゆきこ

2017/09/18 (Mon) 17:04:40

謎の長い髪の女がでましたね、吉明さんの句にたまに登場する女性像です。「長い髪ささやく嘘」ですが、後半の「もう秋です」が、少し軽いような気がします。「ささやく嘘」の「ささやく」を違う言葉にするか、「もう秋です」のい言い回しを変えるとどうかな?とおもいました。
全体的には伝わりますが、少し心情に迫るものが欲しいです。

Re: 第59回俳三昧04 - マヒト

2017/09/18 (Mon) 09:13:11

嘘は夏よりも秋が似合いますね。
気温も下がり奔放さがなくなってきた季節の移り変わりを感じます。

Re: 第59回俳三昧04 - すすむ

2017/09/18 (Mon) 01:10:15

冬という「終わりの季節」の前、秋の「予感」を噓という語の中に強く感じました。噓はきっと秋の季語なんじゃないかと言うぐらい取り合わせがしっくり来ています。

Re: 第59回俳三昧04 - 吉川通子

2017/09/16 (Sat) 20:20:02

吉明さんの女性観をいろんな句に垣間見るような。
といいながら、女の私にはどうもわからない。
もう少し黙って読ませていただきます。

Re: 第59回俳三昧04 - 田中耕司

2017/09/13 (Wed) 09:31:55

長い髪って言えば、ゴールデンカップスだよなって冗談はともかく。聡説のもう”の位置については一考の余地ありかなって思うし、秋ですって言い方は結句に使うべきだって決まっているわけではないのだが、何となくすわりがいいのか結句に使われる。最近の作者は、なんだか素直になりすぎているのかもしれないな。

Re: 第59回俳三昧04 - 聡

2017/09/11 (Mon) 00:12:14

メランコリックで甘くロマンチックな響きの句。
こういった調べは、吉明さんの十八番の一つですね。

「もう」の位置がちょっときになりました。
好みとしては、句意は違ってしまうでしょうが、もうを真ん中にもってきて、

   長い髪ささやくもう嘘は秋です

みたいな行き方もありかなと思いました。

第59回俳三昧05 - 俳三昧

2017/09/10 (Sun) 10:59:10

海が奔放になるもう九月     ゆきこ

Re: 第59回俳三昧05 - 聡

2017/09/21 (Thu) 22:15:39

自解を読んで、やはり「奔放」の発見は凄いと思います。

作者の実感(一碧楼の言うところの、誠の言葉)から発せられたのだと改めてしみじみ鑑賞させていただきました。

Re: 第59回俳三昧05 ゆきこ

2017/09/21 (Thu) 21:29:45

私が、近くの海に行くのは愛犬の散歩です。休みやゆとりのある時は平日にも行くのだけど、忙しく天候次第で暫く海に行けないこともあります。この句を詠む時は、台風も来てて4~5日ぶりでした。海は夏の間は、注目の的なので、青濃く波を規則正しく寄せて返していたのです。久し振りに海に行くと海の色は彩度を落とし、波は規則正しくなく思いのままに刻んでいるように感じました。それを、奔放と表現しました。そうか、もう9月だもの、と気づきました。そんな海に憧れの気持ちもあり、自分も自由でありたいという句です。

Re: 第59回俳三昧05 - はるか

2017/09/19 (Tue) 23:13:03

「奔放」という発見が本当に収穫ですね。
実感から離れるかもしれませんが、「九月」や「奔放」を頭に持ってきても面白いかも。

Re: 第59回俳三昧05 - こう

2017/09/18 (Mon) 21:12:10

「海」と寄り添い続けるゆきこさんならではの句だと思いました。「奔放」に思うためには奔放以前の姿を知らなければなりません。一朝一夕では分からない作者の観察眼に頭が下がります。

Re: 第59回俳三昧05 - マヒト

2017/09/18 (Mon) 09:10:35

日常目にしているものの変化に気づくことが大切なんでしょうね。
それに対する思い入れだと思います。

Re: 第59回俳三昧05 - すすむ

2017/09/18 (Mon) 01:53:24

前に耕司さんが「毎日同じ物を見続けてその変化を句にしろ」と仰っているのを思い出しました。「奔放」という言葉選びに海という対象を常に見続けているからこそ出てくる表現があるのだと感じます。

Re: 第59回俳三昧05 - 吉川通子

2017/09/16 (Sat) 20:23:58

奔放になる、そうなんだ。
海無し県に住んで、そういえば最近海を見ていないです。
ゆきこさんにもいろんな顔を見せる海をみたくなりました。

Re: 第59回俳三昧05 - 田中耕司

2017/09/13 (Wed) 09:14:18

九月っていうより、お盆過ぎから三角波が立って海は荒れてくる。海水浴が出来るような海に入れる時期はすごく短くて、何となくこの時期の海は、人間の無力さのようなものを感じさせるんだよな。特に作者は、教員という仕事柄もう九月って思いが強いんだろうなって思うよ。

Re: 第59回俳三昧05 - 吉明

2017/09/12 (Tue) 06:26:58

九月には全てが変わる期待と、全てが変わってしまう喪失感が有ります。奔放になるのは海に仮託されたゆきこさん自身の様に思います。季節の変わり目の微妙な心情が表れています。

Re: 第59回俳三昧05 - 聡

2017/09/11 (Mon) 00:08:32

お盆過ぎからの土用波が本格的になるのでしょうね。この季節の海の雰囲気を、奔放という一語で巧く切り取っていると思いました。

個人的な好みとしては、「になる」がないほうが、「もう」が生きる気がして好きです。

第59回俳三昧02 - 俳三昧

2017/09/10 (Sun) 10:54:02

むしむし二百十日ざんしょ     耕司

Re: 第59回俳三昧02 - 聡

2017/09/21 (Thu) 22:11:13

なるほど!

むしむしのなかに、いろいろな含みがあったのですね。読み切れませんでした。

Re: 第59回俳三昧02 - 田中耕司

2017/09/20 (Wed) 07:22:59

昔からある言葉なのに、使われなくなってしまう言葉がいくつかある。二百十日もそんな言葉の一つだろう。この会に参加している人になかにも知らない人がいた、これが現実なので受け入れるしかないのだが、何とも哀しいというか、残念というか、とすれば私が知る限りの言葉はどんどん使っていこうと思っている。句作を続けていく、私の役割の一つなのかもしれないと思っている。むしむしは、虫、蒸し、無視で、ざんしょは、こういう使い方で洒落っぽくやるのが好きなんだよな。

Re: 第59回俳三昧02 - はるか

2017/09/19 (Tue) 22:31:54

おまじない、という評がありましたが、わらべうたみたいな感じもしますね。毬つき唄とか、マザーグースみたいなものに近い感じを受けました。

Re: 第59回俳三昧02 - すすむ

2017/09/19 (Tue) 11:39:00

「ざんしょ」という江戸っぽい言葉の使い方が面白いです。ただ言葉の羅列っぽいのでせっかくなら句全体をもっと話し言葉っぽくするのもいいかと思いました。

Re: 第59回俳三昧02 ゆきこ

2017/09/18 (Mon) 13:56:19

おまじないみたいで面白いですね。
私も二百十日知りませんでした。
むしむしは天候を表していると同時に秋の虫を言っているようで、日本語の遊びがあって楽しいです。

Re: 第59回俳三昧02 - マヒト

2017/09/18 (Mon) 09:16:07

残暑に対する思い。
いい加減にしてくれと言いたくなりますよね。

Re: 第59回俳三昧02 - こう

2017/09/18 (Mon) 00:53:04

「二百十日」;初めて知った言葉でした。
ひらがなにすることによって「二百十日」が活きますし、ダブルミーニングも分かりやすくなりますね。ベテランの巧みさを感じました。

Re: 第59回俳三昧02 - 吉明

2017/09/17 (Sun) 10:06:36

二百十日さえ死語になってしまうような急激な気候変動はいったい誰のせいなんだと耕司流に世の中を皮肉っているような川柳的に軽くシャレのめす言い回しが面白いです。

Re: 第59回俳三昧02 - 吉川通子

2017/09/16 (Sat) 19:40:25

温暖化の影響で、二百十日や二百二十日が実際より季節的にずれているのかなと思っていましたが、稲も実って、台風もやってくる、台風の激しさはちょっと様子が違いますが、やっぱり二百十日、大切な言葉ですね。

Re: 第59回俳三昧02 - 聡

2017/09/10 (Sun) 23:39:58

有季定型俳句では、二百十日は秋の季語です。2017年は新暦の9月1日に当たるそうです。残暑も秋の季語です。
有季定型では季重なりなのでどちらかの季語に強弱をつける手法がとられます。自由律では、それをわかったうえで無視(そのような縛りからの解脱)することもできるでしょう。

同時に、「〇〇ざんしょ」という口語は、江戸時代の女将の話し言葉だったそうです。ちょっと山手風の話し言葉として残っている感じです。

「もう二百十日だというのに、残暑はやっぱり、むしむししますねぇ」。こんな山手のご婦人の会話としても読めるように、巧く仕立ててある一句と思われます。

第59回俳三昧07 - 俳三昧

2017/09/10 (Sun) 11:01:42

不倫だのミサイルだの秋の夜が長い     通子

Re: 第59回俳三昧07 - 吉川通子

2017/09/20 (Wed) 19:49:25

テレビの番組で、不倫も北朝鮮の問題も同じように取り上げているのに驚きました。
不倫はプライバシー、余計なお世話だと思いましたが、長野も警戒地域に入り、Jアラームがなり、安全な所で頭を隠して避難せよとのこと。もしミサイルが落ちたらそんなので助かるわけないじゃないと、どちらも腹立たしいのは同じでした。

Re: 第59回俳三昧07 - 聡

2017/09/19 (Tue) 23:56:09

ニュースで毎日見る話題ですね。

世間話っぽい響きが軽快で、時事句と季語の取り合わせをさっくり仕上げている感じです。
しつこくないところが良いと思います。

Re: 第59回俳三昧07 - はるか

2017/09/19 (Tue) 23:39:32

本当に私もうんざりしています。
テレビをつけている時間、短くなりました。

Re: 第59回俳三昧07 - すすむ

2017/09/19 (Tue) 22:57:57

「だの」を重ねるテンポで呆れた感じがよく出ていると思います。ただ不倫とミサイルを一緒に読む句を最近、立て続けに見たのであまり目新しさを感じませんでした。いっそ時事句なら「斉藤由貴だの」と突っ込んでも面白いと思いました。

Re: 第59回俳三昧07 - こう

2017/09/17 (Sun) 23:17:55

「秋の夜」は真っ暗のトンネルのような停滞した世情のように思われます。秋の次は寒く厳しい冬ですが、、。一過性の句ではない余韻を感じました。

Re: 第59回俳三昧07 ゆきこ

2017/09/17 (Sun) 19:30:02

本当に、こんな時代が来たことが悲しいです。ミサイルが何の前触れなく頭の上を通過する国、不倫不倫と他人の恥部を嘲笑うくだらない報道、本当に嫌悪感を感じます。私も不倫とミサイルの句書きました。
秋の夜長いだから、通子さん、平和を想い眠れない夜過ごしたのでしょうか?

Re: 第59回俳三昧07 - マヒト

2017/09/17 (Sun) 09:34:58

「の」のリズム感ですね。
ミサイルから不倫まで世の中いろいろなことが起こりますね。
ミサイルと不倫が同レベルで扱われている不思議さ。

Re: 第59回俳三昧07 - 吉明

2017/09/17 (Sun) 09:29:56

テレビのニュースやワイドショーでは何度も何度の不倫やミサイルの事ばかり繰返し繰返し放映されていて、うんざりしている様子が伺えますが、この句の裏にある通子さんの本音が読めると面白いと思いました。

Re: 第59回俳三昧07 - 由紀

2017/09/13 (Wed) 13:01:21

「の」のリズムに夜の長い様子が表れていると思いました。

不倫もミサイルも大っぴらにならないところでどんどん事が進んでいきますね。
我々の目に見えない後ろ暗さを感じます。

Re: 第59回俳三昧07 - 田中耕司

2017/09/13 (Wed) 08:29:42

秋の夜長って言葉があるように、夏から見ると確かに夜が長くなる。日の暮れが早くなるのだから当然なのだが、テレビのニュースなどで政治家やタレントの不倫など公共の電波を通じて報道すべきものなのかなって疑問は拭い切れないと思っている。一方、北朝鮮のミサイルについては我が国の防衛はどうなのかって問題は詳しくは報道されてはいない。一体どっちが大切なのか、暢気に構えている時ではないと思うのだが、なぜか他人事のようにしか感じられない。確かに国家の防衛については、すべてをつまびらかにするのはどうなのかってところもあるんだろうが、作者はこれらの問題を考えていると、しみじみ夜の長さを感じたのかな。平和ボケでもあるよって思うんだけど、もう少し我が国の危機意識ってものを考えさせられたよ。

第59回俳三昧08 - 俳三昧

2017/09/10 (Sun) 11:02:44

見つめられコオロギ鳴けず     由紀

Re: 第59回俳三昧08 - はるか

2017/09/19 (Tue) 23:53:35

コオロギ=由紀さんだとすると、何とも可愛らしいと言うか。
本当はキレイに鳴けるという自信が裏にあるところがほの見えるのがまたいいですね。

Re: 第59回俳三昧08 - 聡

2017/09/19 (Tue) 23:50:55

都会人だと、こおろぎを見つけて見つめるなんてことはめったにないとおもいます。

なのでこおろぎに託した作者の心情を詠っているのかなという解釈に落ち着きます。

山口誓子の「蟋蟀が深き地中を覗き込む」を思い起こしました。

こおろぎって、なぜか、自分の内面に向かわせる句材なのかも?

Re: 第59回俳三昧08 - すすむ

2017/09/18 (Mon) 01:37:14

実景と言うよりも、見つめられて思うように話せない恋愛の句と読みました。「鳴かず」ではなく「鳴けず」とひらがな一文字でコオロギ側の視点・心象としているのが上手いです。

Re: 第59回俳三昧08 - こう

2017/09/18 (Mon) 00:36:14

ユーモアと同時にそこはかとない哀愁を感じました。コオロギの不格好さが自分自身と重なったからでしょうか。

Re: 第59回俳三昧08 ゆきこ

2017/09/17 (Sun) 20:56:01

可愛いコオロギだと思いました。それと同時に哲学も感じました。そうか、秋の虫は存在を鳴き声だけで表していて、姿は見せません。視覚ではなく聴覚の方がイメージが広がります。そんなコオロギが見つめられたら鳴けないなんて、パラドックスですね。コオロギは由紀さん
自身ですか?

Re: 第59回俳三昧08 - マヒト

2017/09/17 (Sun) 09:39:34

虫とか鳥とか鳴いているところを見たいのですが、見ていると鳴かないんですよね。
やっぱり意識するんですかね。

Re: 第59回俳三昧08 - 吉川通子

2017/09/16 (Sat) 20:43:50

ベランダで、私に追い詰められ固まっている蟋蟀がいます。
昔、虫かごごと頂いて蟋蟀を飼ったことがあるけど、よく鳴いてくれたことを思い出しました。
由紀さんの何か思いがあるのかな。

Re: 第59回俳三昧08 - 吉明

2017/09/15 (Fri) 06:30:42

鳴けないコオロギを見つめていると言うよりは作者自身がコオロギに同化して、コオロギの気持ちになっている様に読めます。引き籠ってしまう自身を俯瞰している様は、カフカの変身を思わせますが、読み過ぎでしょうか、他にどの様な解釈が有るのか楽しみです。

Re: 第59回俳三昧08 - 田中耕司

2017/09/13 (Wed) 08:36:12

蟋蟀が照れ屋で、見つめられていると鳴けないって感じたのかな。蟋蟀が鳴いているところなんて見たことないんでわからないけど。大体虫が鳴いているってのは、どこにいるんだろうって捜したくなるのが普通だと思うんだけど。作者は、蟋蟀に親しみを持っているんだろうな。でも鳴かなけりゃどこにいるのかもわからないのに、こんな風に感じるのは、世代の違いなのか、私が鈍いのか、でも面白い発想だと思うよ。

九月俳三昧のお知らせ - はるか

2017/09/03 (Sun) 21:14:17

9月俳三昧のお知らせです。

投句締切:9月8日(金)
はるか宛て一句お送り下さい。

その後のスケジュールは以下の通りです。
~19日(火) 句評
20日(水)~ 自解・意見交換
25日(月)~ 月末までに「まとめ」

皆様の投句をお待ちしております。

※お休みのご連絡をいただいていない方にお送りしております。
届いていない場合は、お手数ですがお知らせください。

※俳三昧は海紅同人による句会です。
同人以外の方の書き込みはご遠慮くださいますようお願いいたします。

Re: 九月俳三昧のお知らせ - はるか

2017/09/10 (Sun) 11:12:08

九月俳三昧UPしました。
今月は洲さん都合によりお休みです。

第58回俳三昧 11 - 俳三昧

2017/08/12 (Sat) 14:43:34

旱星見上げて訳もない涙をこぼし   梟庵主

Re: 第58回俳三昧 11 - 由紀

2017/08/30 (Wed) 13:40:34

遅くなりすみません。

旱星の美しさに、過ごした時間の尊さを感じました。
自解を拝読し梟庵主さんの優しさを強く感じました。
同時に奥様も優しい素敵な方と思います。

Re: 第58回俳三昧 11 - 梟庵主

2017/08/26 (Sat) 16:54:47

肝臓癌との闘の末期を迎えた妻の病室に9月上旬許しを得て半月ほど泊まり込みました
そのときに窓から見えた旱星の色が忘れられません。
今でも涙がこぼれます。

Re: 第58回俳三昧 11 - 聡

2017/08/23 (Wed) 23:06:24

星は見上げるものにきまっていますから、

  旱星わけもない涙をこぼし

でも、よいかなと思いました。

最近、再放送の、とりわけの話題作でもないサスペンスドラマでボロボロ涙がこぼれます。昔の自分ではありえませんでしたが。。。
でも、訳もなくではないのです。

この句から、訳もなく涙がでるには至っていない自分ですが、すこしづつ近づいているのかな?とも思いました。

旱星は有季定型俳句の典型的夏の季語ですが、この句からは有季定型臭さがきれいに拭い去られているところに自由律作家の年輪を感じたのでした。




Re: 第58回俳三昧 11 - すすむ

2017/08/21 (Mon) 01:41:44

ただの星ではなく「旱星」と赤を差し込んだあたりに「訳もなく」としている涙の訳が隠れている気がしました。そこまで含め余韻のある句だと思います。

Re: 第58回俳三昧 11 - こう

2017/08/20 (Sun) 22:29:25

訳がないようでもきっと何かしらの「由」はあるのだと思いました。そしてそれを黙して語らず、句に昇華する。私もそういう句を作りたいです。

Re: 第58回俳三昧 11 - はるか

2017/08/20 (Sun) 22:15:17

僭越ながら、この「訳もない涙」と今月の私の句はシンクロしているように感じています。私の勝手な感傷かもしれませんが。

Re: 第58回俳三昧 11 - 吉川通子

2017/08/19 (Sat) 14:43:08

訳もない涙に思えても、ふと空を眺め、夏の赤く輝く星を見たときに、思いがけなく様々な景色がよみがえったのではと感じました。さりげなく訳もなくと書かれた男の方のむしろ優しさみたいなものも感じました。

Re: 第58回俳三昧 11 ゆきこ

2017/08/19 (Sat) 08:46:02

訳もない涙、いいですね。
涙には訳もない涙もあるんだなぁと改めて思いました。
早星を見上げたことも早星の儚さも、作者自身の心を洗うような気持ちだったのでしょうか?

Re: 第58回俳三昧 11 - 田中耕司

2017/08/18 (Fri) 10:30:52

別にセンチメンタルってわけではないのだろうけど、長い人生経験からこんな気持ちになるのもいいんだろうなって納得させられてしまうな。以前、亀田千秋君がこの頃涙もろくって一句を出した時、利三郎さんだと思うんだけど、まだ早いぞって言ってたけど、作者ならそうは言われないよな。私もこういう風に言ってもなるほどって言われるようになりたいよ。

Re: 第58回俳三昧 11 - 吉明

2017/08/17 (Thu) 06:39:19

長い人生を過ごしてきた作者のこれまでの様々な出来事が感慨深く思い出され満足や後悔や無念が交差し、無力にも唯々涙をこぼすことで、すべてが許されるかのような心持ちになっているように感じます。

Re: 第58回俳三昧 11 - マヒト

2017/08/16 (Wed) 19:23:53

訳もないのがいいですね。
訳もないから余計に伝わる気がします。

Re: 第58回俳三昧 11 - 洲

2017/08/16 (Wed) 17:19:51

「訳もない」ようでも、重ねてきた、沢山の夏の思い出がある。
赤い星を見ることで気持ちのスイッチが入り、
「堪える夜」が「泣いてもいい夜」に変わった。
…と、とりました。

第58回俳三昧 7 - 俳三昧

2017/08/12 (Sat) 14:36:00

月も赤く花火になりたい   ゆきこ

Re: 第58回俳三昧 7 ゆきこ

2017/08/25 (Fri) 21:10:26

住んでいる近くの海岸の花火大会の時の様子です。
対岸での花火なので、そんなに大きく見えないのだけど、
前に邪魔なものは何もなく最高のロケーションです。そんな
中私のうしろの夜空には、月が赤くボンヤリ出てきてました。赤い月は少し花火みたいに見え、気づいたら雲に隠れてまるで花火を見ているみたいな、遠慮気味に「今日は私は目立たないように花火が綺麗だから」と言ってるように感じて月が可愛く感じました。私は「花火になりたかったの?」と話しかけました。皆さんの評で曖昧さは、伝わりずらくなっていたのは、「月は赤く花火になりたい」にします。
いろいろありがとうございました。

Re: 第58回俳三昧 7 - 由紀

2017/08/24 (Thu) 12:39:50

「赤く」の係る言葉に迷いました。
月が赤いのか、花火が赤いのか、月と花火の両方が赤いのか。
私は出始めた赤い月を想像してみました。
もしかして月は花火玉の心持ちで、色はついたものの弾けられないので花火がうらやましいのかなと考えています。
紅潮のイメージもあって、憧れの意思も感じます。

Re: 第58回俳三昧 7 - 聡

2017/08/23 (Wed) 22:53:28

「も」は月も作者も、ということで解釈しました。
作者はなぜ、どういうことから赤くなったのでしょうか。

おいらには、作者の目とか心が赤く感じられました。

悲しみや憤りの赤なのかな。
この場合の花火は、美しさよりも情念が優先されているような。

花火のように弾け散ってバラバラに消え去りたいという大きく複雑な感情のベクトルを感じました。

そのたった一つの鍵が「も」なのかなと。

Re: 第58回俳三昧 7 - はるか

2017/08/22 (Tue) 00:23:28

「なりたい」をひっくり返して「なれない」とか「なり切れない」など持ってきても面白そうです。

Re: 第58回俳三昧 7 - こう

2017/08/21 (Mon) 23:03:19

取り合わせがとても素敵です。ですが、スッと読めすぎてメリハリが無いような気もします。耕司さんのご指摘のように「月も」が刺さらないからでしょうか。

Re: 第58回俳三昧 7 - すすむ

2017/08/21 (Mon) 03:57:35

月が花火になりたいのは何故だろう?多様な色彩なのか散ってしまえる潔さなのか皆に注視されている事への嫉妬なのか、それが句から読めたらもっと面白いと思いました。

Re: 第58回俳三昧 7 - はるか

2017/08/20 (Sun) 21:47:19

赤い月と花火の連想がいい気付きだと思います。
一句にするときに「も」が輪郭を弱めているように思われました。「月」=「花火」でビシッと決めた方がカッコイイ気がする。失礼ながらちょっと考えてみました。
赤い月ひとつの花火
花火になりたい月が赤い
これだと空にあるのは月だけなんですが、月と花火が一緒に空にある状況なら、また違った句ができそうですね。

Re: 第58回俳三昧 7 - 吉川通子

2017/08/19 (Sat) 14:16:24

花火になりたいのは月?
私ですか?それとも月も私も?
その辺が、私にははっきりしませんでした。

Re: 第58回俳三昧 7 - マヒト

2017/08/19 (Sat) 08:04:08

色味がきれいです。
花火と月のコントラストも良いのではないでしょうか。

Re: 第58回俳三昧 7 - 吉明

2017/08/19 (Sat) 06:42:29

心情としてはよく分かりますが、前半と後半のぶつかり合いにはるかさんの句のような強いショックが無く、感情的にネガティブな気後れを感じました。耕司説のように「月も」が曖昧なのかもしれません。

Re: 第58回俳三昧 7 - 田中耕司

2017/08/18 (Fri) 10:07:52

月もって言ってるけど、月のほかに何が赤いのかなって思うな。花火って夏らしい題材なので、月もってちょっと安易だなって感じちゃうんだよな。何か足りないように感じてしまうんだな。それがすべて”も”にあるのかもしれないんで、何かいい手がないかって思ってる。

Re: 第58回俳三昧 7 - 洲

2017/08/16 (Wed) 17:01:35

花火大会の宵の口の大きな赤い月を想像しました。
存在感があるような無いような。
華やかな花火になって弾けてみたいのかも…に納得です。

第58回俳三昧 9 - 俳三昧

2017/08/12 (Sat) 14:40:18

夏の夕ぐれ走り去ってしまいたい   はるか

Re: 第58回俳三昧 9 - はるか

2017/08/25 (Fri) 20:19:35

夕方の風に濃い夏の匂いを感じた瞬間、湧いてきた衝動を言葉にしたら、こうなりました。

「夏の夕ぐれ」はかなり迷いました。最初は「夏の夕」で作ったんですが、どうにも字面が…。「ゆう」「夕風」「夕暮れ」と検討して一番何の変哲もない「夕ぐれ」になったのはこの衝動の主語を「夏」や「風」にしたくなかったからです。
それで正解かどうかはまだ判断つきません。「夕ぐれの夏」のほうがかっこいいかな、とは思いますが、ちょっと時間を置かないとわからない。

ただ、意外とちゃんと受け取ってくださる方が多かったので、嬉しかったです。句評ありがとうございました。

Re: 第58回俳三昧 9 - 由紀

2017/08/24 (Thu) 10:23:36

春秋冬と比べると、「夏の夕ぐれ」が一番走り去ってしまいたくなると思いました。
昼が徐々に短くなり夜の気配が強くなる季節感と、句の心情がシンクロしている印象を受けます。
去っていく昼間に重ねたい心情もあるのではと読みました。

夕ぐれのスケールが大きいので、景色に囲まれている畏れを感じます。
蝉や雑踏の音も聞こえてきそうです。

Re: 第58回俳三昧 9 - 聡

2017/08/23 (Wed) 22:00:18

すすむ説、興味深いですね。

確かに、例えば「夕ぐれの夏(をorへ)」走り去ってしまいたい

みたいなひねりはそそられます。

Re: 第58回俳三昧 9 - すすむ

2017/08/21 (Mon) 01:49:48

梟庵主さんの句ではないですが「訳もなく」何かに駆られて夕暮れに走り出したくなる気持ち分かります。ただ「夏の夕ぐれ」という言い回しがあまりにもそのままな説明的な感じを受けるので「夏」の位置を変えてもいいかと思いました。

Re: 第58回俳三昧 9 - こう

2017/08/20 (Sun) 22:24:02

私は夏の夕暮れにそのような感情を抱いた経験がないのでなかなか読み解くのが難しいですが、作者の刹那のそして熱い声が聞こえてくることは確かです。

Re: 第58回俳三昧 9 - マヒト

2017/08/20 (Sun) 09:50:36

どうしてなのかとか状況とかわからないですが、気持ちは伝わる感じですね。

Re: 第58回俳三昧 9 - 吉川通子

2017/08/19 (Sat) 14:27:13

何かあったかどうかは別にして、こん気持ちになることありますね。でもできないのも現実です。

Re: 第58回俳三昧 9 - 洲

2017/08/19 (Sat) 11:46:32

疾走感。そして美しい淋しさ。
走り去ってしまいたいにも拘らず此処にいる切なさを感じます。

Re: 第58回俳三昧 9 - 田中耕司

2017/08/18 (Fri) 09:21:38

生きて暮らしている人間であれば、誰しもこのような感じになるときもあるんだろう、だけど出来ないんだよな。出来ないけどそうはいかないって、生きていればこんなことの繰り返しなんだろうな。ほんの少し、夕ぐれってのが気にはなるんだけどそれはマヒト作品にも感じた、私の古さだろうな。

Re: 第58回俳三昧 9 - 吉明

2017/08/15 (Tue) 16:26:52

説明を省き自然の情景と自分の思いや感情をダイレクトにぶつけ合い、そこに詩情を生み出す。しっかりとした思いが無いとミスマッチのつまらない句になってしまう危険性が有りますが、この句は、はるか流の熱い思いを感じさせてくれます。

Re: 第58回俳三昧 9 - 聡

2017/08/15 (Tue) 02:02:18

ノスタルジックで締め付けられるような甘い切迫感。作者は早くも夏の終わりの予兆を夕ぐれの中に見てしまったのかもしません。夏の夕ぐれが結句ではなく句頭に置かれているのも自分の好みです。

Re: 第58回俳三昧 9 ゆきこ

2017/08/14 (Mon) 15:11:41

はるかさん、夏の夕暮れに走り去りたいのは何でだろうか?
とまず思いました。夏の夕暮れは1日の終わりではなく、これから何か始めるだめに企んでるような気がします。不思議な誘惑とか?走り去りたいという表現なので、作者はこの時間が早く過ぎてほしいと願っているのかな?と思いました。

第58回俳三昧 3 - 俳三昧

2017/08/12 (Sat) 14:28:07

木漏れ日金画鋲の途をゆく すすむ

Re: 第58回俳三昧 3 - すすむ

2017/08/24 (Thu) 23:52:58

前に海紅の句会で「五階から飛び降りた光」という句を詠んだのですが上手く伝わらず、それ以来、道に落ちた光をどう詠むか…を自分のテーマとしていました。

今回の句は、木漏れ日といいつつも鋭く暑い金色の情景と、美しく見える道にも痛みがある…という心象を詠みたくて「金画鋲」の比喩にしました。「途」の表記を使ったのは「人生」のニュアンスも含めたくて選んでいます。

Re: 第58回俳三昧 3 - 由紀

2017/08/24 (Thu) 10:34:31

「金画鋲」の比喩もさることながら、みちを「途」としたことも見事です。
通過点の一つだったということが、却って風景の美しさを際立たせています。
歩みに合わせて光が動く様子や通り過ぎてゆく人の目線が、「途」に込められていると思いました。

Re: 第58回俳三昧 3 - 聡

2017/08/23 (Wed) 22:44:25

木漏れ日を金画鋲にみたてる。
現代の日本画を思いました。琳派や狩野派の金箔使いとは違ってモダンでシャープなイメージ。でも暖かさは失っていません。

金画鋲は、背の面が散らばっているのであって、決して、針が仰向けになっている画鋲の状態ではないイメージで受け取りました。

これほど鋭い感性の句にさらに注文をつけるのは、いちゃもんみたいでこころぐるしいですが、、、、結句の「をゆく」にすこし、引っかかってしまいました。途はゆくものに決まっているからです。

途を避けたり立ちすくんだりする逆説表現、あるいは、途ですっぱり切ってしまう結句もありかなと思いました。

Re: 第58回俳三昧 3 - こう

2017/08/22 (Tue) 22:52:53

金画鋲、見事な比喩だと思いました。不思議ですね。金画鋲。とげとげ、鋭利なのですが、木漏れ日と取り合わせると、その金色がとてもやさしく感じます。

Re: 第58回俳三昧 3 - はるか

2017/08/20 (Sun) 21:17:57

「金画鋲」は素晴らしい発見ですね。
ものをどう見るか、というセンスをすごく感じる句です。

Re: 第58回俳三昧 3 - マヒト

2017/08/20 (Sun) 09:56:16

面白い比喩だと思います。

Re: 第58回俳三昧 3 - 吉川通子

2017/08/19 (Sat) 14:05:09

木漏れ日は私の中ではとてもやさしい光、それをただの金色ではなく、金の画鋲に例えている。
画鋲とあるからには色だけではなく、チクツ゚と痛さを感じてしまう。それは何なんだろう。

Re: 第58回俳三昧 3 - 田中耕司

2017/08/18 (Fri) 09:52:08

皆と同じで、木漏れ日を金画鋲に感じられる若さというのかなうらやましい限りだよ。道って書かずに途と書いた意図はどこにあるのかって疑問は残る。道と途を作者はどういう違いを思っているのかを一句に出せたらと思うのは贅沢かな。

Re: 第58回俳三昧 3 ゆきこ

2017/08/16 (Wed) 12:03:31

そうか。画鋲は金色ですものね。途にちりばめたら木漏れ日みたいですね。面白い発想だと思います。金画鋲という言葉も新しいです。金の画鋲にしたらどうでしょう?私は「木漏れ日金の画鋲の途をゆく」と金画鋲を金の画鋲とした方が説得力があるように感じます。作者は、画鋲が転がってるけど足に刺さらないようにといういばらのみちも表したかったのか自解が楽しみです。

Re: 第58回俳三昧 3 - 吉明

2017/08/15 (Tue) 17:11:45

「金画鋲」に見えてしまう、いや例えてしまう飛躍に若さと鋭さを感じます。極端な言い方をすればアニメ的とも言えます。内へ内へと籠って行く古臭い意識とは正反対に外へ外へと発散してゆく意識に新しい可能性を感じました。

Re: 第58回俳三昧 3 - 洲

2017/08/15 (Tue) 16:11:00

木漏れ日の下を歩いてゆく作者。
金画鋲に例えてしまうとは!
眩しくて刺さるような痛みさえ伴う光のシャワー。
測らずも作者の心の内を見てしまったような、物語の内側に踏み込んでしまったような感覚です。

第58回俳三昧 12 - 俳三昧

2017/08/12 (Sat) 14:46:02

胡瓜もぐ祖母の血管が太く   こう

Re: 第58回俳三昧 12 - こう

2017/08/24 (Thu) 22:47:02

お盆に帰省をしました。久しぶりに祖母に会い童心にかえったのかもしれません。いつもは色々こねくり回してしまうのですが、今回は見たままを素直に詠もうと心がけてみたつもりです。ただ自分としては句にどこか物足りなさを感じたのも事実です。しかしこれで良かったような気もしますし、、。どこまで言うか、どれだけ削るか、難しいですね。

Re: 第58回俳三昧 12 - 由紀

2017/08/24 (Thu) 12:54:48

胡瓜から動的に手や腕へ視線が移り、さらにそこから血管の存在感にフォーカスする。人物を魅力的に映しています。
「太く」の結句が、これからも堅実に生きていく姿を印象付けますね。
表情に直接言及されていないものの、しっかりとした優しい姿なのでしょう。

血管が血縁を想起させることも、句の魅力と思いました。

Re: 第58回俳三昧 12 - すすむ

2017/08/21 (Mon) 02:01:03

素直な句ですが「胡瓜」ではなく「血管」にフォーカスしている視点が素晴らしいと思います。目に見えない思いを目に見える物だけで言い表しているのが素晴らしいと思います。

Re: 第58回俳三昧 12 - はるか

2017/08/20 (Sun) 22:24:00

土と共に生きる人のたくましさと、こうさんの愛情を感じます。素敵ですね。
と言いつつ、次回はまた尖った句を期待しているのが本音だったりして……。

Re: 第58回俳三昧 12 - マヒト

2017/08/20 (Sun) 09:45:45

なんか生きてるって感じがありますね。
いい句だと思います。

Re: 第58回俳三昧 12 - 吉川通子

2017/08/19 (Sat) 14:46:45

そうなんです。歳をとると、手の甲の血管が太くなって、、、。孫から私もしょっちゅう言われて実はちょっとショック。
こうさんの素直な優しい句もいいですね。

Re: 第58回俳三昧 12 - 洲

2017/08/19 (Sat) 12:03:50

お元気そうで頼もしい。
こうさんがいらして、お祖母さまはより元気を得たはず。
(戻られてちょっとしょんぼりかな?)
胡瓜も特別美味しそう。

Re: 第58回俳三昧 12 - 田中耕司

2017/08/18 (Fri) 09:44:48

作者が帰省して、久々に会った祖母の畑仕事を見て全く素直に一句にしている。このような気持ちは本当に尊いと思う。まして血管が太く見えているなんて、都会のおばあさんじゃないよな。洲作品の胡瓜とは違って、仕事の胡瓜だからなおさらなのかもな。このやさしさを、なくさないのはなかなか難しいけどこのままで残してほしいと思っているよ。

Re: 第58回俳三昧 12 - 吉明

2017/08/16 (Wed) 06:44:23

真っ直ぐなものの見方の素直な句に好感を持ち持ちます。このような何の衒いも無い句が出来るのは、作者の無意識の内に深く温かい祖母へ対する気持ちが有るからだと思います。

Re: 第58回俳三昧 12 - 聡

2017/08/15 (Tue) 02:21:22

血管が太くに、おばあ様が元気でいることへの、作者の実感や安堵感が伝わってきます。同時に土地に根差して夏を生きている存在の力強さも感じました。

Re: 第58回俳三昧 12 ゆきこ

2017/08/13 (Sun) 22:37:36

こうさん、帰省されたんですね。おばあちゃんの胡瓜もぐがいいなぁ。作者の優しい視線を感じます。血管が太くは、多分腕ですよね。おばあちゃん、まだまだ元気でいてほしいと願いを感じます。
簡潔で素直ないい句だと思います。

第58回俳三昧 8 - 俳三昧

2017/08/12 (Sat) 14:37:20

こぴぺコピペから∞これからのかたち   聡

Re: 第58回俳三昧 8 - 洲

2017/08/24 (Thu) 12:55:55

「コピペ」から学術論文や卒業論文のコピペ疑惑問題なんかも思い浮かべてまして…。
編集作業のご様子を詠まれたのですね!
前書き入れられませんか?
東京組には、ほんとうにいつも感謝してます。
ありがとうございます。
新海紅誌が楽しみです。


Re: 第58回俳三昧 8 - 吉川通子

2017/08/24 (Thu) 10:00:19

なるほど!海紅誌の編集に関しての句でしたか。
ご苦労様です。いろんな思いもわかりました。
ありがどうございます!

Re: 第58回俳三昧 8 - 聡

2017/08/23 (Wed) 23:35:47

9月号の海紅誌作成にレイアウト委員のひとりとして作業に参加しました。自分にできるのは、コピペの繰り返し作業です。実際はそれすら難しかったです。

でも、単純作業の繰り返しからなにか、今までにない海紅誌になるような可能性を感じ、わくわくしてこんな句になりました。

が、ちょっと独りよがりだったかなw

肝になる∞が左右対称なのでコピペこぴぺからで8文字、これからのかたちで8文字のシンメトリー構造にしてみました。

通子さん説の、同じ語の繰り返しだからカタカナとひらがなにしたのか?
吉明さん説の「古い形にも拘りつづけようとするどっちつかず」

同じ語の繰り返しだから仮名を変えようとする感覚は確かに旧態の安易表現だと反省させられました。

それを正確に指摘した解決案がすすむさん説で、単純作業の繰り返しを徹底するなら、カタカナの繰り返しの方がよいだろうという点でした。その通りだと思いました!

左右対称構造を崩してもよいなら、こうさん説もありだと思います。

コピペを二回繰り返したのは、これからも海紅誌を作る作業に参加している限りコピペが続くという理由からです。一回で終わるコピペではないのですねw

Re: 第58回俳三昧 8 - すすむ

2017/08/21 (Mon) 01:20:41

本来「こぴぺ」はそのまま文字のトレースなので、ひらがなとカタカナを混ぜると意味がぼやけるかなと思いました。せっかくなので説明的な「から」も無くして解説を拒否してもいい気がしました。

Re: 第58回俳三昧 8 - こう

2017/08/20 (Sun) 22:38:16

ありとあらゆることが過去の偉人たちによってやり尽くされた現代の今とこれからのあり方を詠んでいる、私はそうとりました。これは大いに考えさせられます(アンディ・ウォーホルみたいな感じでしょうか)。
しかし「こぴぺコピペ」と二回続けられた意図がよく分かりませんでした。
「コピペから∞これからのかたち」とした方が伝わってくる感じがします。

Re: 第58回俳三昧 8 - はるか

2017/08/20 (Sun) 21:59:19

コピペは良くないイメージしかないですが、本当は何でも模倣から始まるもので、芸術もほとんどは真似するところから出発するし、既にある素材を組み合わせたり切り取ったりしてできるアートもあります。それらは無限大の可能性を持っている……。
そういう意味であると捉えました。

Re: 第58回俳三昧 8 - 吉川通子

2017/08/19 (Sat) 14:22:52

コピペと言う言葉がみんなにわかったとして、平仮名と片仮名二ついるのはなぜ?
同じものを二つ続けるから変えただけ?
そこにさらに無限大の記号まで出てくる。なんでもできるよとは思わないし。
聡さんがいろんな句に挑戦していることはよくわかります。頭の固い人間で申し訳ない!

Re: 第58回俳三昧 8 ゆきこ

2017/08/19 (Sat) 08:38:46

呪文のような感じで面白いですね。∞が少し違和感があります。コピペが出来たら∞になるという意味?私はコピペは便利=無差別化みたいな気持ちになってしまいます。だから∞という捉え方がわからないので、古い人間ですね。

Re: 第58回俳三昧 8 - 吉明

2017/08/19 (Sat) 06:08:13

新しい句への挑戦者でありつつも古い形にも拘り続けようとするどっちつかずな曖昧さを感じます。何を選択し、何を捨てるか欲張らずに潔く徹底した創作が次へのステップつ繋がるように思います。

Re: 第58回俳三昧 8 - 田中耕司

2017/08/18 (Fri) 10:23:32

一碧楼の「ヘッドからヘッドではなくハートからハートへ」って言葉の意味を檀師は、句は伝えるものだからと言ってました。残念ながら、私にはこの一句を読んで伝わってくるものを感じられないのです。私が現代人として遅れていて、古いのはよく理解していますが、もう少しわかりやすい作品をって思いが抜けません。申し訳ありませんが、この一句を句評する資格が私にはありません。

Re: 第58回俳三昧 8 - マヒト

2017/08/16 (Wed) 19:26:22

これからの形というのは確かにそうですね。
新しいものを常に求めていたいですね。

Re: 第58回俳三昧 8 - 洲

2017/08/16 (Wed) 17:13:46

声読するとテクノポップ(!)みたいですね。
働くということを例えば概念で二分してみる…
「作る×創る」「仕事×作業」などなど。
コピペは作業であって仕事ではないというイメージ。
(すみません、うまく表現できなくて。)
でも、
そんな単純なことでなくて、これは、
聡さん流の、時代の切り口のはず。
自解待ってますね。

第58回俳三昧 6 - 俳三昧

2017/08/12 (Sat) 14:33:24

ぽんッ桔梗いま咲きました   通子

Re: 第58回俳三昧 6 - 吉川通子

2017/08/24 (Thu) 10:07:21

いろいろな評、ありがとうございました。
もっと工夫が必要だったかもしれませんが、桔梗がポンと弾けた音が聞こえてそのまま句にした次第です。
確かに聞こえんたんですよ!聞こえたと思うけど。あれっ、思い過ごしかな?

Re: 第58回俳三昧 6 - 聡

2017/08/23 (Wed) 22:16:33

「ッ」を見落としていまして、はるか説を見て自分の迂闊さにダメージを受けました。

これはかなり攻めている句なのですね!中句、結句で攻めのパワーバランスが取れればもっとシャープな句になるのかも?

耕司説から自分がイメージした句作の方向としては、

ぽんッ桔梗いまを弾けた
ぽんッ桔梗むらさきの鼓

みたいな方向性をイメージしました。
ただし、洲さんのように、桔梗が咲く寸前と咲く瞬間をご存知だと、もっとピンとくる句作のアプローチになっちゃうかもしれませんが。

Re: 第58回俳三昧 6 - 由紀

2017/08/23 (Wed) 16:10:57

桔梗に凛としたイメージをもともと持っていたのですが、句を拝読してそのイメージの源が見えてきた気がしました。
毅然とした姿の中にかわいらしさもありますね。

耕司さん・すすむさん評にかぶせてですが、「咲きました」が気になりました。
より活動的な動詞にすると「ぽんッ」の動きが際立つのではと思います。

Re: 第58回俳三昧 6 - こう

2017/08/21 (Mon) 23:00:09

この句は縦書きで読む方が断然良い感じがします(掲示板で言うのも元も子もありませんが…)。ぽんの後の「ッ」が好きです。「っ」だと勢いがあまり無いような気がしますから。

Re: 第58回俳三昧 6 - すすむ

2017/08/21 (Mon) 04:07:31

形を音で表現しているのが面白いです。耕司さんの指摘のように色を入れたり「咲く」を他の言葉で表してもいいと思いました。

Re: 第58回俳三昧 6 - はるか

2017/08/20 (Sun) 21:34:47

「ぽんッ」はすごくいろいろやってみた結果なんだろうなあ。とても雰囲気合っていると思います。
「いま」ではないものが欲しい、という意見ですが、たぶん「てにをは」省いて一句とするための工夫だったのでは…という気がします。

Re: 第58回俳三昧 6 - マヒト

2017/08/20 (Sun) 10:01:51

ぽんっていうのがいいと思います。
じっさいの桔梗の花がどうかはともかく、そう感じたならそうなんでしょう。

Re: 第58回俳三昧 6 ゆきこ

2017/08/18 (Fri) 14:06:32

キキョウはポンって音がして咲きそうですね。
花の形が可愛らしくラッパのような感じがします。
ポンをぽんッにしてるのはキキョウは和の花なので工夫があっていいと思います。
吉明さん、しんじさん説のいまを違った表現にするとキキョウのポンがもっと効いたかな?と思いました。

Re: 第58回俳三昧 6 - 田中耕司

2017/08/18 (Fri) 09:37:01

桔梗が咲くときにぽんて音はしないと思うけど、作者がそう感じたんだろうからいいんじゃないかな。私は昔多くの先輩からこのような時にこそ、色をうまく使うんだと教えられた。うまく色を出せたらぽんが生きてくるんだと思う。吉明節の”いま”への疑問はそこにあるんだと思う。

Re: 第58回俳三昧 6 - 吉明

2017/08/15 (Tue) 16:58:43

実際に桔梗の咲くところを見たことがないので、この「ぽんッ」がうまく言い表せているのかいないのか、音なのか様子なのか、判断出来ませんでした。ただ「ぽんッ」と「いま」が重なっているようで、「いま」ではない他の形容が欲しいところです。

Re: 第58回俳三昧 6 - 洲

2017/08/15 (Tue) 16:44:39

ああ…ありありと浮かびます。
桔梗のつぼみの開く寸前のポコポコに膨らんだ感じ。
あれを立体造形で再現できたらどんなに素敵なことでしょう。
俳句では出来てしまうわけですね。

第58回俳三昧 4 - 俳三昧

2017/08/12 (Sat) 14:30:16

緩和ケア病棟はずれヘチマの黄色い花   吉明

Re: 第58回俳三昧 4 - 吉明

2017/08/24 (Thu) 06:45:46

父の入院していた緩和ケア病棟は病院の敷地の一番はずれにあり、回復の為の過酷な治療はせず、痛みや苦痛だけを取り除き命の果てるのを見守る事が目的でした。苦痛から解放された患者は世捨て人のような安堵感が有り、病棟の金網のフェンスに絡まり咲いていたへちまの穏やかな優しい黄色い花が患者の気持ちに寄り添っているように感じました。

Re: 第58回俳三昧 4 - 聡

2017/08/23 (Wed) 22:25:34

へちまは、最終的に実が熟すると黄色やオレンジになるのではなかったかな?キュウリもそういう品種があるとおもいます。作者はそれを心配して花と入れているのかもしれません。

でも、花を取って「へちまの黄色」でおわってもいい気もします。大方の読み手は、緩和ケアの重苦しい上句と対比して導かれるように、ヘチマの素朴な黄色い和らぎを思い浮かべるのではと思うからです。

この時、個人的には「の」がほしいです。
のがあるほうが、後半の律がゆったりして、緊張した空間からの切り替わりを感じられるからです。

Re: 第58回俳三昧 4 - 由紀

2017/08/23 (Wed) 16:05:05

ヘチマの色が美しい黄色であればあるほど、病棟の中にいる方々の存在の尊さが際立っていますね。
命に対するまなざしを感じました。
体言止めの余韻も句に相応しいです。

Re: 第58回俳三昧 4 - こう

2017/08/21 (Mon) 23:08:47

ヘチマの黄色い花、これも緩和ケアの一つなのでしょうか。病棟のはずれに佇むヘチマの花を想像しましたら虚無感と安らぎが同居する非常に不思議な気持ちになりました。

Re: 第58回俳三昧 4 - すすむ

2017/08/21 (Mon) 02:15:03

最後の「花」は無い方がより花の姿を感じると思いました。

Re: 第58回俳三昧 4 - はるか

2017/08/20 (Sun) 21:23:26

病床とヘチマの組み合わせは、どうしても子規を思い起こさせますね。
そこにヘチマの花があると言うだけで、子規の人生や作品を重ね、病棟の一人一人の物語を想起します。

Re: 第58回俳三昧 4 - マヒト

2017/08/20 (Sun) 09:52:45

心境が伝わってきます。

Re: 第58回俳三昧 4 - 吉川通子

2017/08/19 (Sat) 14:09:33

日除け代わりに植えられていたヘチマの花でしょうか、黄色い花が咲いていて、こんな所にと、作者は少しほっとしたのかな、と思いました。

Re: 第58回俳三昧 4 - 田中耕司

2017/08/18 (Fri) 09:58:08

むかし、御藩亭の句会で来空さんが”てにをは”を全部取ってみろってよく言ってけど、この一句こそそうすべきなのかもしれないな。”へ”と”の”この二文字で長いなって感じてしまう。長いって感じるとこの一句が勿体ないって感じてしまうものでね。

Re: 第58回俳三昧 4 ゆきこ

2017/08/16 (Wed) 15:28:17

緩和
ケアの病棟、多分色合いはどの色にも白がまざる優しい色ばかりでしょう。そして、ゆっくりと時間が進み、緊張をオブラードで包み、魔法にかかったように静かに笑みを浮かべているような世界です。そこから一歩出ると現実の世界です。ヘチマの黄色い花の色が、作者を現実に戻した、そんな風に思えました。色の対比、自分の気持ちの変化をうまく表現している句です。

Re: 第58回俳三昧 4 - 洲

2017/08/15 (Tue) 16:31:57

ホスピス(行ったことがないので、評するにいささかの申し訳のなさを感じるのですが)の少し先に、夏の陽をいっぱい浴びたヘチマの花が元気に咲いている。
この対比。
どちらか一方だけでは成り立ち得ない世界。そのことを思い返し、なにか不思議に安らいでしまいました。

第58回俳三昧 2 - 俳三昧

2017/08/12 (Sat) 14:26:03

空果てしなく少年きゅうり丸齧り   洲

Re: 第58回俳三昧 2 - 聡

2017/08/23 (Wed) 23:47:44

推敲作を拝見しました。

たしかに、齧りは、このような漢字をものにしている大人がちょっと距離感を持って少年を見ている描写になるのかもしれません。

それにくらべるとひらがなの「かじり」のほうがより少年に心が寄り添っているかのような詠み方を感じました。

Re: 第58回俳三昧 2 - 洲

2017/08/23 (Wed) 17:40:49

手書きしてみたら漢字が書けなくて、再考句です。

空果てしなく少年きゅうり丸かじり

Re: 第58回俳三昧 2 - 洲

2017/08/23 (Wed) 13:02:05

 一句の流れを作る助詞使い、いじればいじるほどこじれてしまいました。引き続きの課題とさせて頂きます。

 ご近所さんが貸農園の帰り道に、毎朝2、3本づつ胡瓜を新聞受けに置いていってくださいます。
うちの元少年が朝丸のまま一本づつ食べるようになりました。
 思い出したのが、かつて住んでいたアパートのママ友一家のこと。いつもたくさんのママや子供たちが出入りする、界隈の中心的存在。うちもよくお世話になりました。豪快な肝っ玉母さんで、子供のおやつは大家さんの畑の胡瓜丸一本。ママどうし、おおーって感心したものでした。

Re: 第58回俳三昧 2 - こう

2017/08/22 (Tue) 21:46:15

大中小とだんだんと焦点が絞られており勉強になります。自分の句でもないのに、少年は丸刈りでなければならないとすら思いました。

Re: 第58回俳三昧 2 - すすむ

2017/08/21 (Mon) 02:07:34

ノスタルジックな感じはしますが、情景描写過ぎて絵葉書のような印象を受けてしまいました。

Re: 第58回俳三昧 2 - はるか

2017/08/20 (Sun) 21:14:08

いいですねぇ~。
一点の曇りもないthe夏!といった感じです。
私も子供の頃を思い出しました。
空と少年を「きゅうり」が一語で夏限定のものにしています。
季語としての役割を120%ぐらい果たしているんではないでしょうか。ニクイですね~。

Re: 第58回俳三昧 2 - マヒト

2017/08/20 (Sun) 09:58:14

夏の感じがすごくします。
子供の頃を思い出します。

Re: 第58回俳三昧 2 - 吉川通子

2017/08/19 (Sat) 13:58:15

失礼、少年です。

Re: 第58回俳三昧 2 - 吉川通子

2017/08/19 (Sat) 13:56:56

夏の朝の広々とした空が想像でき、健康的な初年のキュウリをかじっている姿まで目に浮かびます。さわやか!

Re: 第58回俳三昧 2 - 田中耕司

2017/08/18 (Fri) 09:29:20

こういう景色は横浜にはないんだよな。勝手に畑の胡瓜を取って丸かじりしているって読んでるけどちがうのかな。それはどうでもいいんだけど、杉本説の”てにをは”の使い方に一つ工夫があっても良かったかな。ただこの一句で余計と感じてしまうとせっかくの想いが台無しになる危険性もあるしな。難しいけど、試してみる価値はあると思うよ。

Re: 第58回俳三昧 2 - 吉明

2017/08/15 (Tue) 16:46:17

心地よい姿の景色を見せて下さり、ありがとうと言いたくなります。私の身辺ではもう見掛けることの無くなった健康的な少年の姿を懐かしく思い出させて下さいました。(私が見過ごしているだけかも知れませんが)洲さんの身の回りでは今でもこのような情景を見る事が出来るのでしたら何とも羨ましい限りです。
ゆきこ説の「は」は原句のまま入れない方がスッキリしています。

Re: 第58回俳三昧 2 ゆきこ

2017/08/15 (Tue) 08:01:19

夏らしい清清しい句です。調度甲子園で高校球児の日に焼けた顔にまっ白い歯がこぼれる笑顔を見てたので、すぐ絵に浮かびました。少年きゅうり丸齧りはリズムがいいですが、空果てしなくに少しつまってる気がします。少年ときゅうりの間にはを入れて「空果てしなく少年はきゅうり丸齧り」はどうでしよう?

Re: 第58回俳三昧 2 - 聡

2017/08/15 (Tue) 01:57:45

少年、キュウリ、丸齧り、すべての語がみずみずしいです。りの韻が躍動的響きを生んでいます。空果てしなくが、詩としての広い余白を生んで中句、結句を活かしていると思いました。


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