海紅俳三昧第2会場

70884
海紅同人専用「俳三昧」第2会場 海紅HP kaikoh-web.sakura.ne.jp/WordPress/
名前
件名
メッセージ
メールアドレス
URL
文字色
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

第57回俳三昧 7 - 俳三昧

2017/07/11 (Tue) 18:09:06

雨にうなだれるキイちゃんの自転車   吉明

Re: 第57回俳三昧 7 - こう

2017/07/22 (Sat) 00:27:30

今ここにある景色か、それとも幼いころの思い出か。キイちゃんはあだ名でしょうか。幼い頃の友だちの女の子を想像しました。すーっと心に景色が浮かびます。

Re: 第57回俳三昧 7 - はるか

2017/07/20 (Thu) 23:12:47

うなだれる、いいですね。
キィちゃんが、ではなく自転車がとしたところがニクい。
説明的にならずに情景が浮かぶところが上手いです。

Re: 第57回俳三昧 7 - 洲

2017/07/20 (Thu) 18:49:47

キイちゃんも自転車も雨の上がるのを待っていることでしょう。
優しさの句。
みなさんの評も優しくて素敵。

Re: 第57回俳三昧 7 - 吉川通子

2017/07/20 (Thu) 13:53:21

うなだれる、キイちゃんの様子が手に取ってわかるようです。これもまた優しい気持ちのあふれた句ですね。梅雨の情景もうかんできます。

Re: 第57回俳三昧 7 - すすむ

2017/07/19 (Wed) 00:35:21

放置されている自転車って殺伐としているはずなのに、この句からは優しさを感じました。一般名詞ではなく固有名詞、しかも市井の人の名を句に入れ込むのがものすごく魅力的です。雨が降った「残念感」を自転車の気持ち側から詠むことで、子供心を表すのも絵本のような素敵な表現です。

Re: 第57回俳三昧 7 - 田中耕司

2017/07/18 (Tue) 07:13:45

おそらく、補助輪の着いた小さな子供の自転車だろう。キイちゃんというのがどういう関係の子供かは不明だが、作者がこのような作品を作るのはどのような心境の変化があったのかと思った。雨が降って、外で自転車に乗れない子供の気持ちをうまくいったと言っていいのかなって思う。

第57回俳三昧 10 - 俳三昧

2017/07/12 (Wed) 15:42:29

月よ手鏡の暗いまんなか   由紀

Re: 第57回俳三昧 10 - こう

2017/07/22 (Sat) 00:22:59

手鏡の真ん中には当然自分の顔があるのでしょう。どんよりとした暗い顔が。その事実を月に呼びかけている、私はそのように解釈しました。このときの月の明るさの加減はまだ分かりかねます。色々な解釈ができる面白さを感じます。

Re: 第57回俳三昧 10 - 吉川通子

2017/07/21 (Fri) 14:13:09

難しいな。
月も手鏡もじぶんでは明るくないんですよね。手鏡に月は映らない?
手鏡のまんなかにあるのは自分なのかな。手鏡も明るいところでは明るく映るんじゃないかな。私の頭ではここまでです。ごめんなさい。

Re: 第57回俳三昧 10 - はるか

2017/07/20 (Thu) 23:48:14

この句、好きです。
吉明さんの評にある情念、私もそう思います。

二つ、意味を重ねていると読みました。
①月を手鏡に見立て、真ん中の暗さを発見している。
②手鏡と言えばそこに映るのは当然自分です。自分の中にある暗い部分をみつめている。
二つが重なって明るさと暗さがどちらも際立つようです。

暗さ、情念、どんどん表に出して句にしていったら、ある時突然他のものが生まれそうな、そんな気もします。

Re: 第57回俳三昧 10 - すすむ

2017/07/19 (Wed) 02:18:01

月もよく見るとのっぺりと同じ明るさではなく、中心に近い部分が少し暗く陰っていますよね。そんな月のように、手鏡のまんなかで暗く映っているのは作者の顔なんでしょうか。明るい月との対比で暗い心の輪郭がむしろくっきり浮かぶような気がしました。月を表すlunaticに「狂気」の意味があるのを思い起こします。

Re: 第57回俳三昧 10 - 吉明

2017/07/18 (Tue) 19:19:29

何時も句評を書いていて、妄想癖の自分の盲目的な句評がどれ程参考になるのか悩んでいます。この若い由紀さんになぜか藤原定家の美意識を感じてしまいます。新古今時代の歌人の恋の歌に共通する情念のようなものが見えるのですが、句に酔いすぎでしょうか。

Re: 第57回俳三昧 10 - 田中耕司

2017/07/18 (Tue) 06:51:18

月よという呼びかけに対して、手鏡の暗いまんなかといって明るさの対比を言っている。この対比が成功なのかどうかは、読む側次第なのかもしれない。作者の感じた手鏡の暗さを読む側は、どう感じればいいのかほんの少し疑問が残る。作者の心象がそのまま伝わらないような感じを持った。

第57回俳三昧 3 - 俳三昧

2017/07/11 (Tue) 18:03:30

空に缶蹴り上げて反抗期チョンにし   梟庵主

Re: 第57回俳三昧 3 - こう

2017/07/22 (Sat) 00:18:42

自分が反抗期だったころを思い出すと恥ずかしくなります。空に缶蹴り上げてチョンにできるような甘いものではありませんでしたが、周囲の大人から見れば何かのきっかけでチョンにしてほしかったのかもしれませんね。

Re: 第57回俳三昧 3 - 吉明

2017/07/21 (Fri) 20:35:47

はるかさんよりももう少し?上の時代の私の子供の頃はいろんな意味で「チョン」がたくさん使われていたので、やはり懐かしく思います。危うさを感じる「チョン」なので「反抗期」が逆に漠然としてしまいます。もっと絞られた言葉を使った方がより生々しい魅力的な句になるように思います。

Re: 第57回俳三昧 3 - はるか

2017/07/20 (Thu) 19:48:58

「チョン」がなんだか懐かしい。
ちょっと説明っぽい感じがするので、「反抗期が」と主語に持ってくるなどはいかがでしょうか。

Re: 第57回俳三昧 3 - 吉川通子

2017/07/20 (Thu) 13:12:05

側にいるお孫さんの様子でしょうか。長らく反抗期のことなど忘れていました。自分にもあったその時代を、親ではない立場で見るのもいいですね。
親御さんは大変でしょうけど、穏やかな気持ちで見ていられるように感じました。

Re: 第57回俳三昧 3 - 洲

2017/07/20 (Thu) 13:05:09

「チョンにし」で締めると(そして今は…)とその後のゆくえを感じます。お孫さんのことでしょうか。
「反抗期にチョン」で締めるのもいいかと思います。

Re: 第57回俳三昧 3 - すすむ

2017/07/19 (Wed) 01:19:33

チョン=終わらせるという言葉を普段使わないので新鮮でした。しかし知らなくても意味が通じる言葉は強いですね。最後の「チョンにし」が少し尻切れトンボな感じがするので、素直に「チョンにする」、もしくは「反抗期チョン」で切った方が「ハイ!終わり!」といった意味合いも出て句の内容に近い気がしました。

Re: 第57回俳三昧 3 - 田中耕司

2017/07/18 (Tue) 07:38:13

子供の頃の缶蹴り遊びを思い出したよ。それとは別だけど、空き缶を蹴っ飛ばして反抗期がチョンになるとすれば、こんな楽なことはないんだけど。あとから考えれば、反抗期なんてこんなものなのかもしれないな。って思えるような社会であってほしいよな。

第57回俳三昧 9 - 俳三昧

2017/07/11 (Tue) 18:14:54

夏雲から幾条つかみそこねた光   こう

※「幾条」の読みは「いくすじ」

Re: 第57回俳三昧 9 - 吉明

2017/07/21 (Fri) 20:14:29

作者がこの句を作るのに実際に目の当たりにした自然から啓示を受けて言葉にしたのか、幾条と言う言葉に触発されて句にしたのか、どちらかと云えばはじめに言葉ありきと言った感じがします。どちらの作り方でもありですが、それを感じ取られないような上手な嘘が腕の見せ所だと思います。

Re: 第57回俳三昧 9 - 吉川通子

2017/07/21 (Fri) 14:00:19

雲の間からこぼれてくる光。掴んでみたいけど掴めない。誰しもそんな思いをもったことがあるでしょう。でも光はつかめない。あえてつかみそこねたと言っているのかな。こうさんの頭の中に何か他のものが浮かんでいるのかな。

Re: 第57回俳三昧 9 - はるか

2017/07/20 (Thu) 23:34:01

雲を詠むのは難しいんですよ~。
この句は情景を明確にするところまではいっていると思います。
光をつかもうとしている作者の心までは見えてこない気がするんだな~。
もう一つ、飛躍が欲しい感じです。

Re: 第57回俳三昧 9 - すすむ

2017/07/19 (Wed) 11:49:02

雲を手のひらに見立てて、そこからこぼれ落ちる光を描いた句と読みました。だとしたら「夏雲から」より「夏雲が」と、傍観ではなく主語を明確にしてもよいかと思いました。どちらにせよ壮大で神々しい句だと思います。

Re: 第57回俳三昧 9 - 田中耕司

2017/07/18 (Tue) 07:00:53

まず、読み方の説明が付いているところがどう読まれるのかを考えるべきなのかもしれない。私は、わかりやすいという大前提で句作をすべきと考えているので、少し反対という側にいる。それはともかく、夏の空の一瞬の変化をうまくとらえているとは思う。でも、つかみそこねた光と、つかめた光の違いはどうなのか迄考えてみるとどうなのかを、作者が突き詰めていくっていう課題が生まれてきている。これが句作の終点のない迷路なのだが、出口は作者には見えているのだろう。

第57回俳三昧 8 - 俳三昧

2017/07/11 (Tue) 18:13:02

夏の日ゆらゆら空っぽの部屋   通子

Re: 第57回俳三昧 8 - 洲

2017/07/21 (Fri) 12:56:40

前回の俳三昧の話題から、おうちを片付けられた時の感慨の句かなと思いました。
だけど、限定されていない表現が功を奏していると思います。
引っ越しの句、思春期の孤独感などなど、
普遍性を得て、しみじみとした共感を呼ぶ句だと思います。
言い過ぎず、引き過ぎずの感じが好きです。

Re: 第57回俳三昧 8 - はるか

2017/07/20 (Thu) 23:19:17

東京のご自宅をたたむというお話をされていたので、その片付けの終わったあとでしょうか?
家をからっぽにするのは何とも言えず切ないものですね。
ゆらゆら、に陽炎とか蜃気楼を連想しました。

Re: 第57回俳三昧 8 - 吉明

2017/07/19 (Wed) 06:20:14

嬉しかった思い出も悲しかった思い出も愛着のあった古い家具も含めて全て片付け終わった何もない部屋でポツンとひとり夏の日のゆらぎを見ている姿が浮かびます。心の中まで空っぽになったみたいで安堵感と共に喪失感も感じている様な気がいたします。

Re: 第57回俳三昧 8 - すすむ

2017/07/19 (Wed) 00:27:09

カーテンからの光が部屋の中で揺れているイメージを持ちました。「空っぽ」には人がいない他に、する事がない、時間を持て余した昼下がりのニュアンスも感じます。ただ「夏の日」は「夏の一日」ともとれるので、そうなるとかなり意味も変わってきそうですね。

Re: 第57回俳三昧 8 - 田中耕司

2017/07/18 (Tue) 07:08:25

空っぽの部屋って、どこの部屋なのかな。作者の暮らしている部屋ではなさそうな感じだが、案外、皆出かけてしまって空っぽと感じたのかな。夏の日と書いているのだから、暑い陽射しではなさそうだ。とすると、ゆらゆらという修飾が適当なのかも少し疑問が残るな。でも作者が、暑さをそれほど嫌ってはいないような感じが、いい感じだと思った。

第57回俳三昧 5 - 俳三昧

2017/07/11 (Tue) 18:07:05

晩鐘流れる治水の村に生きてます   洲

Re: 第57回俳三昧 5 - 吉明

2017/07/21 (Fri) 12:01:19

刷り込みとは恐ろしいもので、「晩鐘」というと教科書に載っていたミレーの晩鐘やドボルザークの新世界のメロディーが浮かんできて頭から離れません。いずれにしろ静かな夕暮れの生活の風景が見えています。

Re: 第57回俳三昧 5 - こう

2017/07/20 (Thu) 23:14:24

「今私は、晩鐘流れる治水の村に生きてます」なんてすると小説の最後の一行のようですね。色々なことがあったけど、今ここで生きていることに幸せを感じている、私はそのような想いを感じました。深みのある句だと思います。

Re: 第57回俳三昧 5 - はるか

2017/07/20 (Thu) 19:59:38

美しい日本の風景をイメージしました。
「治水」に最近の豪雨災害への不安がちらりと見えるような…。

Re: 第57回俳三昧 5 - 吉川通子

2017/07/20 (Thu) 13:39:20

最近の災害の多さ、山の近くや川のそば、いつも同じようなところで起こっていますよね。温暖化が拍車をかけているんでしょうね。
治水整備がされている所も例外なく注意をしていないといけないんですね。そういう覚悟を感じました。

Re: 第57回俳三昧 5 - すすむ

2017/07/19 (Wed) 11:36:55

当たり前ですが「生きてます」「生きています」「生きている」「生きる」で句の意味合いも雰囲気も大分変わりますね。「生きてます」は親しい友人への手紙などでの報告のように受け取りました。「生きています」だともう少し決意や覚悟が見えるでしょうか。

Re: 第57回俳三昧 5 - 田中耕司

2017/07/18 (Tue) 07:18:39

細かいことで申し訳ないが、このような作品の場合、生きてますではなく、生きていますと丁寧に言った方がいいんじゃないかと思う。流れるが、晩鐘の音と、治水にかかっているのも、少し考えるべきかな。ただ私にとっては、想像もできない日本の原風景って感じで良かったな。

第57回俳三昧 6 - 俳三昧

2017/07/11 (Tue) 18:08:05

ほのぼの小さな願い七夕かざり   耕司

Re: 第57回俳三昧 6 - こう

2017/07/20 (Thu) 23:13:20

平易な言葉のみを使っています。もちろん、あえてなのでしょうが私にはとても平凡な句に思えてしまいました。耕司さんの句なので意図するところがあるのだと思いますが一体どのような境地なのでしょうか。

Re: 第57回俳三昧 6 - はるか

2017/07/20 (Thu) 20:03:44

それぞれの言葉が付き過ぎで、ありきたりな印象になってしまっていると思います。「小さな願い」を生かす切り口が他にあるのでは、と思わざるを得ません。

Re: 第57回俳三昧 6 - 吉川通子

2017/07/20 (Thu) 13:50:16

ほのぼのは本当に耕司さんが思った気持ちだったんでしょうね。
海紅社の句会で、その季節の行事の句を作ることも教えていただきましたね。優しくてほっとする句です。

Re: 第57回俳三昧 6 - すすむ

2017/07/19 (Wed) 11:30:05

素直でストレートな句だと思う一方で、言葉も情景も分かりすぎるほど分かってしまう平易さのために引っかかりがない感じがしました。「ほのぼの」を他の言葉で表現してもよかったかと思います。

Re: 第57回俳三昧 6 - 吉明

2017/07/19 (Wed) 11:29:06

淡い言葉を並べることにより現実から少し離れ、ソフトフォーカスされた実体の薄い風のゆらぎや微かな音を感じますが、それが作者の狙いかどうかは分かりません。

Re: 第57回俳三昧 6 - 洲

2017/07/18 (Tue) 12:53:02

おさな子や小学生が一生懸命に書いた七夕の短冊。
読んでこころが温まります。
自分が当時何をお願いしたのか…思い出せません。

第57回俳三昧 2 - 俳三昧

2017/07/11 (Tue) 18:02:15

月山よ空が青すぎる   はるか

Re: 第57回俳三昧 2 - こう

2017/07/20 (Thu) 23:11:48

私は信州の生まれなのでこの気持ちとても分かります。ですがそこで止まってしまいました。どうしても、あと少し余韻が欲しいと感じてしまいます。

Re: 第57回俳三昧 2 - 吉川通子

2017/07/20 (Thu) 13:07:28

山が近くにあると、何かにつけて話しかけている。天気が悪かった次の日、晴れ渡った空とよりくっきり見える月山。山が近くにあるからこそのいい瞬間ですね。

Re: 第57回俳三昧 2 - 洲

2017/07/19 (Wed) 16:50:06

自分が知る限り最も青い空を想像してみました。
では、月山の色は…画像を検索してみました。
梅雨明け極暑の町を出て旅に出たような爽やかさ。しばし味わいました!

Re: 第57回俳三昧 2 - 吉明

2017/07/19 (Wed) 13:31:51

小説や映画にまでなっている「月山」実際に見たことはないのですが、はるかさんにとっては深い思い入れが有り魂を揺さぶる何かが漂っているように思います。そして幾ら思いを投げかけても何も答えてはくれないかわりに、ありのままの全てを受け入れてくれる大きな存在に思えます。

Re: 第57回俳三昧 2 - すすむ

2017/07/19 (Wed) 11:58:56

空が青すぎるのは山のせいではないのに、そこに呼びかける感じが面白かったです。しかしストレートな句の分、月山ではなく他の山でも句が成りたってしまう気がするので「月山だからこそ」なところを「空が青すぎる」の部分に込めても良いと思いました。

Re: 第57回俳三昧 2 - 田中耕司

2017/07/18 (Tue) 07:48:32

同じ呼びかけでも、由紀作品とは違って具体的な月山に呼びかけている。作者の感じている月山は、秋田の鳥海山とか、青森岩木山とかと同じでうらやましいなって感じだよ。横浜にはこういう山がないものな。月山を前にすると、空が青すぎるとしか言えなくなってしまうんだろうな。と言いながらもう少しの工夫が欲しいなって思ってしまうんだな。

第57回俳三昧 4 - 俳三昧

2017/07/11 (Tue) 18:05:22

多死時代あじさい今日むらさき   聡

Re: 第57回俳三昧 4 - はるか

2017/07/20 (Thu) 19:54:13

どなたか亡くなられたのでしょうか。それともニュースの訃報に接してのことか。
むらさきは御香典を包む袱紗の色を想像しました。
本当のところはどうなんでしょう。解説してもらわないとわからない句……のようです。

Re: 第57回俳三昧 4 - 洲

2017/07/20 (Thu) 18:40:53

多死時代という未来予想。不安ですが、現実から目をそらしてはいけないと改めて思いました。
甘く口当たりのよいものばかりでなく、こういう句も発信してゆくことはとても大切だと思います。

Re: 第57回俳三昧 4 - 吉川通子

2017/07/20 (Thu) 13:30:35

多死時代、いろいろな言葉がありますね。
いつの間にか私も高齢者、関わってくると本当は多死時代なんて言葉を作ってほしくないと思っています。
敏感に時代をとらえていると思いますが、後半のつながりがピンときません。

Re: 第57回俳三昧 4 - 吉明

2017/07/19 (Wed) 06:37:56

介護の仕事に関わってまだ間もないですが、「多死時代」「廃用症候群」「褥瘡」等身近に聞く言葉に刺激を受けています。これからこれらの言葉が一般的に浸透してゆく時代になるのだろうと思っています。これらの言葉をいち早く句にする作者の意欲を感じます。

Re: 第57回俳三昧 4 - すすむ

2017/07/19 (Wed) 01:41:29

一株に花を沢山つけるあじさいが一斉に朽ちてゆく様を詠んだ句でしょうか?「時代」という言葉が大仰すぎて少し意味が見えづらくなっている気がします。

Re: 第57回俳三昧 4 - 田中耕司

2017/07/18 (Tue) 07:28:33

多死時代って、どう感じとればいいのかなって疑問が残るな。そこであじさいむらさきってのも出だしから言えば平凡な感じだな。言葉のつなぎをもう少し考えてみるべきかもしれない。私の好みで云えば、もう少しわかりやすい一句を作ってほしいと思っている。

第57回俳三昧 1 - 俳三昧

2017/07/11 (Tue) 18:01:06

ビル裂けて夏   すすむ

Re: 第57回俳三昧 1 - こう

2017/07/19 (Wed) 22:34:30

都会の夏の情景が具に浮かぶようです。強烈な直射日光はまさにビルを裂く勢いで我々に迫ってきますよね。

Re: 第57回俳三昧 1 - はるか

2017/07/19 (Wed) 22:32:55

これはすごくいいですね!
高層ビルの隙間から夏の強烈な光が射している光景をイメージしました。
ビルが「裂ける」と捉えた感覚に痺れます。

Re: 第57回俳三昧 1 - 吉川通子

2017/07/19 (Wed) 17:13:10

お名前のすすむを、句の一部にして読んで納得していました。
失礼!
ビル裂けて、、私はむしろ梅雨の最後に大暴れする天候を感じましたが、最近の夏の暑さは尋常じゃないですから、ことに都会だとこんな風に感じるんでしょうね。

Re: 第57回俳三昧 1 - 吉明

2017/07/19 (Wed) 07:03:43

高層ビルの立ち並ぶ都会の空を見上げると、まさに裂けている事を実感します。然もそれが夏ですとより一層強烈に感じます。短律で表現することにより強烈さが際立つように思います。

Re: 第57回俳三昧 1 - 田中耕司

2017/07/18 (Tue) 07:54:24

夏の感じ方が、すでに私の年齢からは想像できない感じ方と感じた。そして、都会に暮らす若い世代の夏の感じ方を、どう読み取ればいいのかを問われている。今年の異常ともいえる暑さを、ビル裂けると言い切ってしまえる若さは、それだけですべてを超えていると言っていいのかもしれないと思う。

Re: 第57回俳三昧 1 - 洲

2017/07/14 (Fri) 16:35:30

ビルの合間に感じる夏が強烈だったのでしょうか?

「夏のクリアランスセール」の赤い幕がビルの裂け目のようにも見えたりして…これは個人的な想像。

無題 - 洲

2017/07/19 (Wed) 12:46:37

自分が知る限り最も青い空を想像してみました。
では、月山の色は…画像を検索してみました。
梅雨明け極暑の町を出て旅に出たような爽やかさ。しばし味わいました!

第57回俳三昧のお知らせ - 俳三昧

2017/07/03 (Mon) 12:10:41

こんにちは、7月俳三昧のお知らせを致します。

投句締切:7月10日(月)
当番(由紀)宛てに一句お送り下さい。

その後のスケジュールは以下の通りです。
~21日(金) 句評
22日(土)~ 自解・意見交換
25日(火)~ 月末までに「まとめ」

皆様の投句をお待ちしております。

※お休みのご連絡をいただいていない方にお送りしております。
届いていない場合は、お手数ですがお知らせください。

※俳三昧は海紅同人による句会です。
同人以外の方の書き込みはご遠慮くださいますようお願いいたします。

Re: 第57回俳三昧のお知らせ - 俳三昧

2017/07/14 (Fri) 12:09:32

7/11に公開いたしました。
誤植等ありましたら恐れ入りますがお知らせください。


マヒトさま
こちらこそご連絡に不手際があり、申し訳ありませんでした。
今後ともよろしくお願いいたします。

Re: Re: 第57回俳三昧のお知らせ - マヒト

2017/07/11 (Tue) 07:54:20

お手数おかけして申し訳ありません。
今回は休ませていただきます。

Re: 第57回俳三昧のお知らせ - 俳三昧

2017/07/05 (Wed) 17:21:00

マヒトさま

7/1および7/4にご案内を送信しましたが、エラーで返ってきてしまいました。
直接由紀宛てに投句していただければ幸いです。
お手数をおかけしてすみません。

第56回俳三昧 5 - 俳三昧

2017/06/10 (Sat) 19:31:10

夏の月は誰かが押しているらしい    由紀

Re: 第56回俳三昧 5 - 由紀

2017/06/30 (Fri) 14:56:50

ストロベリームーンを見た時のことです。
春秋冬のそれとは違う大きくてぼやけた姿に、重さを感じました。
こうも重いと天に上るには厳しいだろうと思い、句にしました。

分からない何かを主体に詠んでみたいと思ってのことだったので、「誰か」が何かは投句の時点では分かっていませんでした。
押し上げる者を強調する意図で「誰か」と主格を置きましたが、「誰だろう」と純粋に疑問に思っての「誰か」でもありました。
「短夜」「太陽」「ゼンマイ」「暑さが嫌な人たち」など、皆さんの解釈がありがたかったです。

引き続き月を観察していこうと思います。
今月もありがとうございました!

Re: 第56回俳三昧 5 ゆきこ

2017/06/25 (Sun) 07:24:07

楽しい句ですね。
夏は夜が短い?から月を押してるのかな?
それかまるで夏の月は作り物のように大きくて真ん丸だから?

Re: 第56回俳三昧 5 - すすむ

2017/06/22 (Thu) 02:34:35

夏の短夜を詠んだ明け方の句でしょうか。夜遊びをする少年少女の背景で動いてゆく、まるでゼンマイ仕掛けの様な夜空を思い浮かべました。

Re: 第56回俳三昧 5 - はるか

2017/06/20 (Tue) 21:51:55

とても面白いです。
由紀さんが何を感じてこの句になったのか、何かがありそうで興味深いですね。自解を待ちたいと思います。

Re: 第56回俳三昧 5 - 洲

2017/06/20 (Tue) 18:37:01

暑くて嫌だから?早く秋になるよう、誰かがえっさえっさと押しているのでしょうか。
おとぎ話みたいで面白いです。前後を付けて童話に仕立ててもらいたいような。

Re: 第56回俳三昧 5 - 田中耕司

2017/06/19 (Mon) 06:47:21

今朝散歩をしている時、西側の空は青く晴れていたのだが東側は雲がかかっていた、その後ろから朝日が透けて見えていた。雲を押しのけて出てこようとしている太陽を感じて、月は見えない太陽に押されているのだと思った。この作品から、自然の摂理と言ったものを感じさせてもらった。

Re: 第56回俳三昧 5 - マヒト

2017/06/18 (Sun) 10:34:46

詩的な表現で良い句に感じますが、意味があまりわかりません。
夏だけなんですかね。

Re: 第56回俳三昧 5 - 広太

2017/06/15 (Thu) 22:54:55

自然物(ここでは月)を加工するというのは、西洋的な発想であるかと思います。それを日本の伝統的な短律に当てはめることで不思議な雰囲気をもった句になりますね。まるでメルヘンのおとぎ話のようなワクワク感があり楽しいですね。

Re: 第56回俳三昧 5 - 吉明

2017/06/14 (Wed) 20:26:45

この句に何の説明も要りません。見たものを上手に描写するのではなく、自分の中に取り入れ自分なりの物語として発想してこそ詩が生まれるのだと思います。どこまで成長してゆくのか楽しみです。

Re: 第56回俳三昧 5 - 吉川通子

2017/06/14 (Wed) 18:42:16

面白いですね。誰が押してるんだろう。
由紀さんの自解を楽しみにしています。

第56回俳三昧 3 - 俳三昧

2017/06/10 (Sat) 19:36:30

白い波と犬の舌が初夏     ゆきこ

Re: 第56回俳三昧 3 ゆきこ

2017/06/27 (Tue) 23:33:59

犬の散歩の一こまです。
先日、海辺に散歩に行ったら良いお天気、海もいよいよ夏の準備しているという感じです。色は青く波は勢いよくリズムを刻んでます。暑いので、少し波打ち際を犬のリードを引くと白い波しぶきに犬は赤い舌を出してそのコントラストが面白かったです。はるかさん、由紀さんの意見を取り、
「白い波犬の舌が初夏」にします。はつなつは少し甘くなってしまう気がしますので、やはり漢字で「初夏」で読み手がどちらに読んでもと思います。アドバイスありがとうございました。

Re: 第56回俳三昧 3 - 由紀

2017/06/22 (Thu) 13:56:41

白い波も犬の呼吸もそれぞれにリズムがあり、生命力を感じます。
また海の水色・波の白・犬の舌のピンクと、トリコロールカラーの景色ということに気づきました。
初夏らしい爽やかさです。

はるかさんの評に重なりますが、私も助詞が気になりました。
真ん中に「と」「の」「が」と連続しているので、「と」を取って「白い波犬の舌」と直接リズムを作ってもよいかと思います。

Re: 第56回俳三昧 3 - はるか

2017/06/20 (Tue) 21:45:08

はつなつ、に賛成。
助詞の「と」「が」がちょっと引っかかるような気がして、取ってしまってもいいかも……などと考えています。

Re: 第56回俳三昧 3 - 田中耕司

2017/06/19 (Mon) 07:30:24

犬は皮膚呼吸ができないので、舌を出して体温調節をする。その犬ととの暮らしから、海の近くに暮らす作者の中にある潜在意識から、感じた季節感がこういう表現になった。私の好みで云えば、漢字が多いので結句を、はつなつとしたらどうかなって思っている。

Re: 第56回俳三昧 3 - 広太

2017/06/18 (Sun) 21:03:04

初夏も波も、そして絶え間なく動く犬の舌も、すべてが刹那的で、その爽やかな一瞬を切り取った描写が見事だと思いました。

Re: 第56回俳三昧 3 - マヒト

2017/06/18 (Sun) 10:44:28

いつも見ているものに季節感を感じておられるんですねエ。

Re: 第56回俳三昧 3 - 吉明

2017/06/15 (Thu) 21:28:17

「白い波」にも「犬の舌」にも息吹とか生命の鼓動を感じます。これから夏に向かう季節の音が聞こえます。・・・が初夏と言い切っているところが気持ちよいです。

Re: 第56回俳三昧 3 - 洲

2017/06/15 (Thu) 18:48:10

どちらも、初夏の太陽を乗せてきらきらしていたのでしょう。
「波」と「初夏」の効果かな、爽やかですね。

Re: 第56回俳三昧 3 - 吉川通子

2017/06/14 (Wed) 18:35:19

ゆきこさんの身近な好きなものに見つけた初夏ですね。

Re: 第56回俳三昧 3 - すすむ

2017/06/14 (Wed) 02:24:30

沖の波頭と身近な犬の対比が面白く、短い句の中であまねく全てに季節の到来を感じさせるところが良いと思いました。

第56回俳三昧 9 - 俳三昧

2017/06/10 (Sat) 19:22:41

9条守れ早苗田に灯り流れる     梟庵主

Re: 第56回俳三昧 9 - 梟庵主

2017/06/26 (Mon) 09:47:28

早苗田の「灯り」農家の生活の灯火です。これを平和の象徴と見て、みんなで守らなければと思ったのです。

Re: 第56回俳三昧 9 ゆきこ

2017/06/25 (Sun) 07:35:38

遅くなりすみません。
本当に今の早苗田は水鏡になり本当に綺麗です。
映すは青空です。平和の空でありますようにという祈りを思いました。

Re: 第56回俳三昧 9 - すすむ

2017/06/22 (Thu) 02:54:21

「灯り」を蛍や水田に映る星と読み解くみなさんの視点、素晴らしいです。句を読む際の自分の想像力の足り無さを感じました。勉強になります。

Re: 第56回俳三昧 9 - 洲

2017/06/21 (Wed) 18:01:06

太陽や月、里山や人のいとなみなどなどが映り、早苗田とうつつの世界はふたごのようだなあと感じるこの季節です。
自然の豊かさや平和を再確認させてくれる大きなモニターのようです。
実家では祖父母も一緒で、戦争の話を聞きながら育ちました。
聞いたことは追々子供たちに言っておかなければと思っています。

Re: 第56回俳三昧 9 - はるか

2017/06/20 (Tue) 22:22:59

「灯り」は何でしょうか。
水の入った田んぼは鏡のようになるので、案外家の灯りだったり、車のライトだったりするのかなと思いました。人々の暮らしが映っているのでは。

Re: 第56回俳三昧 9 - 由紀

2017/06/19 (Mon) 13:25:02

「灯り」はホタルのことと読みました。
水田にホタルが飛ぶ光景から、平和への願いを感じます。

「ともり」「あかり」とも読めるのでどちらか考えていたのですが、心象に近いのは「ともり」と思いました。
となると「灯し」とすると光の様子がより強まると思います。

Re: 第56回俳三昧 9 - 田中耕司

2017/06/19 (Mon) 07:53:44

9条って書いたのは何故だろうって思う。普通なら九条だろうと思うのだが。世界に類を見ない平和憲法も、日本人の手によるものではない、そんな屈折を改めて感じている。戦争に負けたとはいえ、憲法を他国の作ったものを何十年も守ってきた日本国ってどんな存在なのかって思いもあるな。そんな思いが9条に表れたのかな。

Re: 第56回俳三昧 9 - 広太

2017/06/18 (Sun) 21:17:20

平和の灯りは、何気ない日常の風景の中にあるということでしょうか。灯りというのは早苗田にうつる星空と想像しました。切実で、でも美しい句だと思いました。

Re: 第56回俳三昧 9 - マヒト

2017/06/18 (Sun) 10:58:08

何気ない日常が送れるのが平和。

Re: 第56回俳三昧 9 - 吉川通子

2017/06/14 (Wed) 18:54:40

最近、なし崩し的にいろいろなことが決まっていく、ちょっと怖いと思っています。言うべきことはちゃんと言っていかないと。
早苗田のこんな日常が平和なんですよね。

Re: 第56回俳三昧 9 - 吉明

2017/06/14 (Wed) 14:50:24

俳三昧のメンバーの中で唯一の戦争体験者である梟庵主さんの平和への思いは戦後生まれの人間とは比べようもない深さがあるように思います。早苗田の灯りに梟庵主さんの絶対的な平和への祈りを感じます。

Re: 第56回俳三昧 9 - すすむ

2017/06/14 (Wed) 03:21:16

9条守れと後半部の関連性が少し分かりませんでした。「灯り」とは「死者の魂」?「デモの明かり」?

第56回俳三昧 1 - 俳三昧

2017/06/10 (Sat) 19:41:32

歩くリズムわたくし初夏の歩幅      聡

Re: 第56回俳三昧 1 ゆきこ

2017/06/25 (Sun) 07:29:59

遅くなりすみません。
軽快で楽しい句ですね。わたくしが効いてますね。

Re: 第56回俳三昧 1 - はるか

2017/06/20 (Tue) 21:27:57

皆さん良い評価なんですが…
一読して「わたくし」「歩幅」とあって、やり過ぎ感を持ってしまいました。
どちらも海紅的、先人の見出してきた言葉なので、一つなら挑戦とも思えるんだけれど、二つ入れる?と思ってしまったのでした。
でも、そんなこと知らない人には新鮮に見えているようなので、これで正解なのかもしれません。

Re: 第56回俳三昧 1 - 吉明

2017/06/20 (Tue) 14:05:53

「初夏の歩幅」爽快で心地よいです。一読してやはり「歩くリズム」と「歩幅」が気になりましたが、それは読み手の先入観かも知れません。どこをどう変えても元句のままが良いように思います。ランボーの詩(サンサシオン)の冒頭の部分が思い浮かびました。

Re: 第56回俳三昧 1 - 由紀

2017/06/19 (Mon) 13:30:28

「歩くリズムわたくし」のリズムがシャキッとした感じでいいですね。さわやかに歩く姿が浮かびます。

通子さんの評に同じく、「歩くリズム」「歩幅」の重なりが気になりました。
そこで耕司さんの「ほはば」を使うと、「歩」の重なりは解消されるかなと思いました。

Re: 第56回俳三昧 1 - 田中耕司

2017/06/19 (Mon) 07:37:55

わたくしって、多可士さんを思い出してるよ。こんな先人の手を、さりげなく使えるようになれば一人前なのかもしれないな。ここまでやるんだったら、すこし見た目なんぞも考えてみたらどうかな。私なら、結句を ほはば ってやるよな。

Re: 第56回俳三昧 1 - 広太

2017/06/18 (Sun) 21:07:57

「わたくし」、とてもかしこまった表現ですが、それがかえってユーモラスな雰囲気を感じます。ジブリ映画で小さな子供が胸を張って闊歩しているような、無邪気なおかしみを感じます。

Re: 第56回俳三昧 1 - マヒト

2017/06/18 (Sun) 11:00:09

気温が上がるにつれて歩幅が狭くなる?
人は季節とともに生きていますね。

Re: 第56回俳三昧 1 - 吉川通子

2017/06/14 (Wed) 18:24:12

颯爽と歩く聡さんの姿が浮かびます。気持ちのいい句です。
ただ歩くリズムと歩幅がちょっと重なる気がしたんですが、どうでしょう。

Re: 第56回俳三昧 1 - すすむ

2017/06/14 (Wed) 02:56:42

自分は普段どんな時に「わたくし」なんて言葉を使うだろう…と考えたら、多分「浮かれている時」で、そう考えるとこの句からも初夏の「浮かれた気分」が伝わってきました。初夏の歩幅はやはり短いんでしょうか?

Re: 第56回俳三昧 1 - 洲

2017/06/12 (Mon) 18:22:07

快活でごきげんな感じが伝わってきます。
「わたくし」が効いていると思います。
押しも押されぬ「これぞ我が道」が眩しい!

第56回俳三昧 10 - 俳三昧

2017/06/10 (Sat) 19:19:14

それぞれに生きる忘れじの雨降のバラ     洲

Re: 第56回俳三昧 10 ゆきこ

2017/06/25 (Sun) 07:20:36

遅くなりすみません。
とてもロマンチックな句ですね。雨降りの薔薇は綺麗ですよね。

Re: 第56回俳三昧 10 - 洲

2017/06/23 (Fri) 11:05:30

今は遠くなった、薔薇にまつわる思い出を共有している人を詠みました。
我ながら、かなりクドいですね。冷汗。
再考しました。ありがとうございました!

 さよならは言わない雨降のばら

Re: 第56回俳三昧 10 - すすむ

2017/06/22 (Thu) 01:54:19

それぞれに生きる・忘れじの・雨降の…が、全てバラにかかる修飾語なのが重く感じるのでしょうか。「忘れじのバラ」が過去のどんな思いと繋がっているのかが気になります。

Re: 第56回俳三昧 10 - はるか

2017/06/20 (Tue) 22:29:47

私もちょっと言葉が過剰な気がしています。
「忘れじの」も「降」も取りたい。
それで素っ気ないなら、色や品種名を持ってきてもいいのかも、とか考えています。

Re: 第56回俳三昧 10 - 広太

2017/06/20 (Tue) 22:12:46

とてもロマンチックで詩情を感じますが、同時にややナルシシズムなきらいを感じてしまいました。句の輪郭がぼやけてしまったような気がします。作者の強い想いは感じますが。

Re: 第56回俳三昧 10 - 吉明

2017/06/20 (Tue) 13:45:10

少し昔のノスタルジックな歌が聞こえてくるようです。それ故に句が情に流されてしまっている様にも思えます。「忘れじの」歌いすぎではないでしょうか。

Re: 第56回俳三昧 10 - 由紀

2017/06/20 (Tue) 13:18:40

バラの蕾が浮かんできました。
蕾の尖ったかたちが決意と重なるからでしょうか。
「雨降のバラ」にバラの生きていく姿や矜持が見えますね。

「忘れじの」「雨降の」の韻が、雨の降っている音のように感じました。

Re: 第56回俳三昧 10 - 田中耕司

2017/06/19 (Mon) 07:21:10

雨に打たれても見立ての崩れない花って少ないんだけど。バラは強いものな。作者が、どのような思いで、それぞれに生きるって言ったのかはふ不明だが、なかなかの想いがありそうだ。こういう時には、さっぱり言うほうがより深い想いが感じられるって改めて思った。

Re: 第56回俳三昧 10 - マヒト

2017/06/18 (Sun) 10:55:50

雨とバラのとりあわせには詩情がありますねェ。

Re: 第56回俳三昧 10 - 吉川通子

2017/06/14 (Wed) 18:58:35

きっと大切な思い出でしょう。
ちょっとクラシックなロマンチックな日本的な風景が浮かびます。

第56回俳三昧 8 - 俳三昧

2017/06/10 (Sat) 19:25:03

サツキのレッドカーペット春が引き上げていく   耕司

Re: 第56回俳三昧 8 ゆきこ

2017/06/25 (Sun) 07:09:56

遅くなりすみません。
レッドカーペット、楽しい表現ですね。花で季節の変化の途中経過を上手く表してます。

Re: 第56回俳三昧 8 - 田中耕司

2017/06/23 (Fri) 02:16:42

普通はレッドカーペットって言うと、入場なんだけど、夏の入場だと暑くるしくなりそうだったんで春が引き上げていくとした。春が終わるのを、引き上げていくという言い方はうまくはまったかなって思っている。近所の道の歩道と車道の境の植込みがサツキでレッドカーペットみたいだなって思って使ってみた。

Re: 第56回俳三昧 8 - 由紀

2017/06/21 (Wed) 14:15:55

春から夏に変わる独特の華やかさが表れていますね。
ツツジよりサツキの方が遅く咲くのですよね。
レッドカーペットを歩くのは誰だろう、風なのか蝶なのかいたずら盛りの子供か、想像して楽しんでいます。

Re: 第56回俳三昧 8 - はるか

2017/06/20 (Tue) 22:15:11

レッドカーペット、面白いですね。
私は入場のイメージが強いので、「引き上げていく」は意表を突かれた感じです。「夏の入場」イメージだと普通過ぎますか?

Re: 第56回俳三昧 8 - 洲

2017/06/20 (Tue) 18:52:40

こんなゴージャスな立ち去り方もあるんですね。
春が去るというと、せいぜい「蕊散る」程度の認識でした。
どちらかというと夏が来ることの方に気を取られていて、勿体ないことをしてました!

Re: 第56回俳三昧 8 - 広太

2017/06/19 (Mon) 23:10:53

春が「過ぎていく」ではなく「引き上げていく」というのが面白いですね。まるで春が主体性をもった生き物のようです(それもレッドカーペットを手を振って歩くような)。

Re: 第56回俳三昧 8 - マヒト

2017/06/18 (Sun) 10:48:43

表現が面白いです。
端から巻き上げられていく感じがします。

Re: 第56回俳三昧 8 - 吉明

2017/06/14 (Wed) 19:58:19

何時になく強烈な色彩と「春が引き上げていく」という言い回しの中に季節の移り変わる姿の中に作者自身の人生観までが投影されていて華やかさの中に強い覚悟を感じます。一度決心したら曲げない意志の強さが現れています。

Re: 第56回俳三昧 8 - 吉川通子

2017/06/14 (Wed) 18:50:12

五月(ごがつ)と読まれないようにサツキにして花を表すことを教えくれていると思います。
春が引き上げていく、いいですね。

Re: 第56回俳三昧 8 - すすむ

2017/06/14 (Wed) 02:38:19

桜のピンクカーペットからサツキの淡いレッドカーペットへ。季節をくるくると巻き取るような表現が面白かったです。サツキは漢字で表しても良かったような気がしました。

第56回俳三昧 7 - 俳三昧

2017/06/10 (Sat) 19:27:28

四十年分の諸々を捨て梅雨来るらし(きたるらし) 通子

Re: 第56回俳三昧 7 ゆきこ

2017/06/25 (Sun) 07:05:32

遅くなりすみません。
私は、作者の40年分の気持ち、どんな想いかなと思いました。人は想い出があるから、また希望があるんですね。

Re: 第56回俳三昧 7 - 吉川通子

2017/06/23 (Fri) 17:03:40

皆さんのご意見ありがとうございました。
住み始めてから40年になる東京の家を処分することになり、ほとんどの物を捨てている状況です。40年分んとなると捨てても捨ててもまだあります。
家への愛着もあるので、やらなきゃ仕方のない気持ちと残念な気持ちとが交錯していますが、その辺はよく詠めませんでした。それで梅雨が来たらしいよってあやふやに詠んでしまったのかもしれません。

Re: 第56回俳三昧 7 - 由紀

2017/06/22 (Thu) 13:16:46

梅雨空のように捨てたことに未練が少しあるのか、あるいは梅雨空だけども積年の思いを整理してすっきりした心境なのか。
後者かと推測して読みました。
すっきりした部屋に、心が整った印象を受けました。

「四十年分」「諸々」の思いの中が気になりました。
四十年ともなると断捨離したものがたくさんあるとお察しします。
「四十年分」「諸々」の様子を感じさせるには、具体的なものを詠んでもいいかなとも思いました。

Re: 第56回俳三昧 7 - すすむ

2017/06/22 (Thu) 02:02:47

具体的な「四十年分」という数字が入っているのが面白いと感じました。ただ前半の決意と後半の「らし」が合わない気がするので「梅雨来たる」と言い切った方が潔い感じがすると思います。

Re: 第56回俳三昧 7 - はるか

2017/06/20 (Tue) 22:08:02

「四十年分」と言いたい気持ちはわかりますが、やはり説明的なので、何か別の言葉に置き換えては?と思いました。
私も、断捨離するべきと思いつつ、そのまま梅雨に突入しそうです。

Re: 第56回俳三昧 7 - 広太

2017/06/20 (Tue) 22:06:47

じめじめした梅雨を前に断捨離で一新ということでしょうか。そこに「四十年分の諸々」がどう相乗するのか…。季節の節目と人生の節目が重なりあっているのですね。

Re: 第56回俳三昧 7 - 吉明

2017/06/20 (Tue) 14:23:03

通子さんの投句メールに自解のような近況報告が書かれていましたので、なるほどと思っていました。耕司さんの言われる長さを感じるのは、「四十年分」がそのままの報告だからだと思います。そこに何か思いを込めて欲しいです。

Re: 第56回俳三昧 7 - 田中耕司

2017/06/19 (Mon) 07:00:04

私も引っ越しの時に断捨離を断行して、捨ててはいけないものを捨ててしまって後で探してみたり結構難しいんだよな。でも梅雨が来るんだからって割り切り方がいいんだと思うな。きたるらしと読んでもらいたい気持ちがよく分かるな。ほんの少し長い感じがするので、何かを整理したほうがいいのかもしれないな。

Re: 第56回俳三昧 7 - マヒト

2017/06/18 (Sun) 10:46:40

人生の転換期でしょうか。
すっきりして次という事ですね。

Re: 第56回俳三昧 7 - 洲

2017/06/15 (Thu) 13:00:40

梅雨に入る前に、どかんと断捨離お片付けされたのでしょうか。さっぱりして「さあいつでも来なさい。」の心持?

じつはそのつもりの私でしたが、入梅後もカラッとした日々で、ずれ込んでせっせとお片付けの日々です。

第56回俳三昧 11 - 俳三昧

2017/06/10 (Sat) 19:14:19

十二畳の日本間に鳶高く飛ぶ      すすむ

Re: 第56回俳三昧 11 ゆきこ

2017/06/25 (Sun) 07:00:49

遅くなりました。私は12畳に襖絵の鷹が、飛び出てきたように感じました。そうですね。日本間は12畳で解るのでいらないと思いました。発想力面白いですね。CGみたい‼

Re: 第56回俳三昧 11 - すすむ

2017/06/24 (Sat) 12:59:52

ある日本間で欄間に鳶の彫りを見た時の句です。限定された空間を想像力で解放する昔の人の思いを感じ、それを句でも表現できないかと思って詠みました。「十二畳」と「日本間」の意味が被っているとの指摘もなるほどと思い、別にもう一句作ってみました。

梅雨籠の十二畳に鳶高く飛ぶ

Re: 第56回俳三昧 11 - 洲

2017/06/22 (Thu) 12:44:19

あらためて日本間の美に心を開放している作者を思い浮かべました。
限られた空間であることを忘れさせてくれるような余白の使い方に、鳶(襖絵、欄間、天井画?それとも実物?)は、それはそれは高く旋回していたのではないでしょうか。

Re: 第56回俳三昧 11 - 由紀

2017/06/21 (Wed) 14:07:06

空と違って高さが限られた日本間ということに面白みがありますね。
初見では空より高く飛べないアイロニーととりましたが、限られた空間だからこそ高く飛ぶイメージが逆説的に強調されるのかもしれないと思い始めました。
日本間の十二畳のさっぱりしたイメージと、絵や彫刻と思われる鳶が飛ぶフィクションとが、さわやかな余韻を与えています。

Re: 第56回俳三昧 11 - はるか

2017/06/20 (Tue) 22:35:57

十二畳で鳶と来れば日本間であることは想像がつきますので、そこは別の表現でも、と思いました。
掛軸っぽいですが、高く飛ぶなので、欄間の彫物というセンもありかな?と思っています。

Re: 第56回俳三昧 11 - 吉明

2017/06/20 (Tue) 06:30:41

天井に描かれた鳶なのか、襖に描かれたものなのか、床の間の掛け軸に描かれたものか迷いますが、十二畳の日本間ですと床の間の掛け軸が丁度合っているように思えました。「十二畳の日本間」そのまま言っただけなのか、十二畳に何かこだわりがあるのか、鳶の飛ぶ様子が上手く描かれ生かされています。

Re: 第56回俳三昧 11 - 広太

2017/06/19 (Mon) 23:05:14

十二畳と日本間が若干被っているような気がしますが、「鳶高く飛ぶ十二畳」では少し物足りなく感じますね…。「鳶高く飛ぶ」、非常に日本的で格好いいですね。

Re: 第56回俳三昧 11 - 田中耕司

2017/06/19 (Mon) 07:14:38

まだ大学を卒業して間もないころ、ある地方の仲間のところを訪ねると言った時、その地方の名刹を訪ねるように海紅の大先輩から言われた。それほど大きな街ではないのだが、そのお寺の座敷に座っているとしーんという音を感じた。この作品からその時のことを思い出した。その部屋の天井画は、ある有名な絵師の作だと聞いたが、あまり印象が残っていないのが不思議な感じなのだが、たぶん大きな鳥の絵だったと思うことにした。

Re: 第56回俳三昧 11 - マヒト

2017/06/18 (Sun) 10:53:27

ボクは立派な日本間のイメージをしました。
襖絵か天井絵か。
お寺とかにありそう。

Re: 第56回俳三昧 11 - 吉川通子

2017/06/14 (Wed) 19:05:29

12畳の日本間はけっこう広い格式のある部屋に感じられます。天井に、あるいは襖に描かれている鳶の絵が素晴らしいのかな。
あるいは12畳の日本間に寝転んで開き放たれたガラス戸から、空をぐるっと回っている鳶を眺めているのかなあ。
ちょっとむずかしいです。


Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.