海紅俳三昧第2会場

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第94回俳三昧05 - 俳三昧

2020/09/13 (Sun) 22:44:14

あなたの理不尽青いまま落ちた毬栗   はるか

Re: 第94回俳三昧05 - 田中耕司

2020/09/19 (Sat) 16:43:05

栗の実をとるにはあのとがった毬栗をつぶさなければならない、それを理不尽というのかなって疑問が残った。まだ青い毬栗でもきちんとした身になっているものもあるようだし、何だか全く見当はずれなことを言っているような気がしてこっぱずかしい気持ちになってしまったよ。

Re: 第94回俳三昧05 - 吉明

2020/09/19 (Sat) 06:43:43

「あなたの理不尽」と「青いまま落ちた毬栗」がイコールで繋がる明確さを素直に受け入れるか、私のようなへそ曲がりには、屈折の無い直感に物足りなさを感じます。

第94回俳三昧02 - 俳三昧

2020/09/13 (Sun) 01:58:10

一瞥をくれてからゆくスズメバチ   秀雪

Re: 第94回俳三昧02 - 田中耕司

2020/09/19 (Sat) 16:34:24

相手がスズメバチだからな。一瞥をくらわされてどこかに行ってくれて助かったと思っているのかな。スズメバチなんて私の暮らす町にはいないからな。何か物足りなさが残ってしまった。このような作品の場合には、もう少しくどくど行ってもらった方がよかったなと思っている。

Re: 第94回俳三昧02 - 吉明

2020/09/19 (Sat) 07:58:09

スズメバチの姿がどんどん大きくなって作者とにらみ合っている緊張感が時代劇の決闘シーンのようです。普段から自然に接している人ならではの感覚です。

第94回俳三昧04 - 俳三昧

2020/09/13 (Sun) 02:06:02

太陽のかけら蜻蛉二、三ひかり長瀞   こう

Re: 第94回俳三昧04 - 田中耕司

2020/09/19 (Sat) 16:28:18

トンボの光と言えばあの透明な羽を思う。その光を太陽のかけらと言い切ってしまえる若さをうらやましく思う。長瀞の風景にうまくはまっていると言ってよいのだろうな。長瀞に出掛けて蜻蛉に目を向ける作者はそうはいないだろう、それだけでも優れた鑑賞眼というべきだろうな。

Re: 第94回俳三昧04 - 吉明

2020/09/19 (Sat) 08:10:20

見たもの感じたものをそのまま言葉にしているのが旅の句の良さです。長瀞の風情や空気感が写し撮られています。

第94回俳三昧06 - 俳三昧

2020/09/13 (Sun) 02:00:43

雲だけ自由な絵の具   ゆきこ

Re: 第94回俳三昧06 - 田中耕司

2020/09/19 (Sat) 16:21:45

絵の具と言っているが、雲だけに自由な絵の具を感じるのは少し無理がありそうだな。絵の具という言葉から連想するのは多彩な色だろうし、どうしても真っ青な空を思ってしまうだろう。夏の空をどう感じたのかが伝わりにくくなってしまっているように感じてしまった。夏の空にどのような雲が似合うのかなど少し考えてみる必要がありそうだ。

Re: 第94回俳三昧06 - 吉明

2020/09/19 (Sat) 08:22:21

ゆきこさんのいつもの独特な発想の豊かさ、激しさが見られず平凡な句になっています。もう一歩の鋭い踏み込みが欲しいです。

第94回俳三昧03 - 俳三昧

2020/09/13 (Sun) 02:03:18

すべて許される夏は言葉だった   吉明

Re: 第94回俳三昧03 - 田中耕司

2020/09/19 (Sat) 16:11:41

夏は言葉だったという例えをどう受け取るかによって一句の行方がさまざまになってしまうように感じた。すべて許されるというのは、現在のコロナ騒動をも思わせているような感じもしてそれを全て受け止めるには少し足りないのかなと思ったのだが、人間だものどこか足りなくて当たり前なのだと、あきらめているのか、でも参ってばかりはいられないぞってぐっとふんばっていくぞって心持なのかもしれないな。

第94回俳三昧のお知らせ - 俳三昧

2020/09/03 (Thu) 00:12:31

9月の俳三昧のお知らせをお送りいたします。

投句締切:9月11日(金)
当番宛てに一句お送り下さい。

その後のスケジュールは以下の通りです。
~27日(日) 句評
28日(月)~ 自解・意見交換

皆様の投句をお待ちしております。

※メールが届いていない方がいらっしゃいましたら、恐れ入りますがお知らせください。
※俳三昧は海紅同人による句会です。
同人以外の方の書き込みはご遠慮くださいますようお願いいたします。

Re: 第94回俳三昧のお知らせ - 俳三昧

2020/09/13 (Sun) 02:08:06

ご投句ありがとうございます。
いただいた句を公開しました。
投句が反映されていない方がいらっしゃいましたら申し訳ございませんがお知らせください。
今月も何卒よろしくお願いいたします。

第94回俳三昧01 - 俳三昧

2020/09/13 (Sun) 01:57:06

赤青流石の頑張りおっはよう   耕司

第93回俳三昧06 - 俳三昧

2020/08/12 (Wed) 12:07:26

産まれてきた貴女初めての夏空  ゆきこ

Re: 第93回俳三昧06 - ゆきこ

2020/08/27 (Thu) 16:57:59

二人目の孫が。このコロナ禍の中で誕生しました。6月の半ばでしたので、息子の嫁も本当に大変だったと思います。でも、赤ちゃんが産まれるのはやはり、幸せなことです。長梅雨で7月は晴れるひもなくそんな中でも力強く大きく少しずつなり、8月の最初に梅雨明けした青空は、本当に赤ちゃんにとって初めての夏空なんだと感じました。また。

Re: 第93回俳三昧06 - 秀雪

2020/08/21 (Fri) 22:12:02

一切ひねりのない、ストレートな句です。
ありふれた、といえばそれまでですが、この夏に詠んだ、ということで、作者の感慨はひとしおだったのでしょう。
お孫さんに初めての夏空はどう映ったことでしょう。というよりも、お孫さんを通して、作者が見たものは、当たり前であったものの尊さ、ではないでしょうか。
どうしても、今、こう詠むしかなかった作品なのかな、と思いました。

Re: 第93回俳三昧06 - はるか

2020/08/20 (Thu) 21:39:05

吉明評も耕司評もどちらもわかるなあ。
「産まれてきた貴女」に思い入れがあるのはビシビシ伝わって来るのですが、やはりここはできるだけシンプルにしたほうが、甘さは抑えられるのではないかと思いました。
赤子、赤ん坊、嬰児(みどりご)、子、児、幼子、などなど。
私の好みから行くと、赤子が「初めての夏空」を摑んだりして欲しいなあ、って思います。ほら、赤ちゃんってもれなくちっちゃいこぶしを握っているじゃないですか。
小ちゃい人がいるとそれだけで明るくなりますね。

Re: 第93回俳三昧06 - 田中耕司

2020/08/19 (Wed) 11:24:15

昔っから孫俳句は甘くなるって言われているようにこの作品も甘いって思ってしまう。生まれてきた貴方にとっては、なんだってはじめてだろうし、吉明説のように素直になれない自分が恥ずかしいよ。

Re: 第93回俳三昧06 - 吉明

2020/08/13 (Thu) 17:12:51

生まれたばかりの貴女への愛情がキラキラしていて眩いばかりです。力強い明るさに満ちています。

第93回俳三昧01 - 俳三昧

2020/08/11 (Tue) 15:22:13

電柱にまで夢を授ける月光  秀雪

Re: 第93回俳三昧01 - 秀雪

2020/08/26 (Wed) 12:27:52

夏は夜、月のころはさらなり。
本当に月明かりが美しい夜でした。
静まり返る町にまんべんなく降り注ぐ月光が、まるで全てのモノに夢を授けているように感じました。
ただ、はるかさんご指摘の通り、「にまで」は、少し説明的、感情的すぎかな、と思いました。
それにしても神々しい景を、いかに詠むべきか、感情は排除すべきなのでしょうか。感動律と言っても、あまりに私的な感情は鼻白む、というのは経験上わかりますが。
そのへんのバランスが難しいところですね。
耕司さんのお話、大変勉強になります。それも含め、もう一度推敲したいと思います。
ありがとうございました。

Re: 第93回俳三昧01 - 田中耕司

2020/08/22 (Sat) 07:07:56

はるか節の海紅の伝統的な教えについて、なぜ私がこだわってしまうのかを少し説明しておきます。私がまだ高校生の頃一碧楼の”とつとう鳥とつとうと鳴く青くて低い山青くて高い山”の一句について武夫師に尋ねた時の事です。この高い山と低い山の順番には決まりがあるのですかと聞いたところ、「高い山が先に見えたら。低い山は見えないだろう。」と言われました。それがよいトラウマになっているのかもしれません。もう一つ、”山一つ二つ三つ夏空”「この一句のように目線の動きのままにつくればこの一句のように空が下に来るのは当然ということになる。このことを忘れないようにしなさい。」このような話を思い出すたびに私が皆にこんな風にしてあげられているのかと不安になってしまうのです。

Re: 第93回俳三昧01 - はるか

2020/08/20 (Thu) 20:38:30

耕司評の月光が下にある、っていうのは、「上にあるものは上に、下にあるものは下に」という海紅伝統の教えに合致しないので、違和感があるということですね。

上にあるものを上に置くと景がすんなり入って来るのですが、この句の場合は最初に月光を置くとネタバレしてしまう感じがします。電柱が最初に来て、後から月光射すほうがインパクトがあるように思いました。電柱だけだと寂しさがあり、そこへ射す月光が暖かさを添えてくれるとするなら、この語順でいいのではないかと。

私が気になったのは「にまで」です。
ここはもっとシンプルな方が情景が浮かびやすいのでは。

Re: 第93回俳三昧01 - ゆきこ

2020/08/19 (Wed) 20:45:19

優しい気持ちになれました。電柱にまで夢を授ける、不思議な力を持っている月光には、と読みました。

Re: 第93回俳三昧01 - 田中耕司

2020/08/19 (Wed) 11:18:27

この作品で最初に思ったのは、月光って上にあるものが一番下になっているところ、それから授けるっていう上から目線な言い方もちょっと嫌だったな。夢って言葉がそれらを皆打ち消してくれているのかな。このあたりにもう少し工夫があってもいいのかなって思ったよ。

Re: 第93回俳三昧01 - 吉明

2020/08/15 (Sat) 06:43:53

はじめ宮沢賢治の「月夜のでんしんばしら」のメルヘンを思いましたが、「電柱」「授ける」「月光」の言葉が鋭く明晰で宗教画的な神の慈悲を感じました。

第93回俳三昧03 - 俳三昧

2020/08/11 (Tue) 15:25:54

百日紅となって咲きますのでサヨウナラ  吉明

Re: 第93回俳三昧03 - 吉明

2020/08/24 (Mon) 15:03:45

訣別の言葉は未練を断ち切るためにも出来る限り虚勢を張った方がいい。炎天下に咲き誇る百日紅のように。

Re: 第93回俳三昧03 - ゆきこ

2020/08/22 (Sat) 14:55:29

さ、さ、さて韻をふんでますね。
百日紅となってのとなってが気になりました。
百日紅になる意味がどこかに隠れているのかて思いました。
サヨナラは言い切ってる感じ、振り向かない意志を感じました。
百日紅のふわふわ感は、季節の途中をいつも思います。

Re: 第93回俳三昧03 - 秀雪

2020/08/21 (Fri) 22:19:00

余命幾ばくもない、恋人からの手紙、たった一行、これだけが書かれていたとしたら・・・
とても悲しく、美しい、悲恋の物語。
とっても好きな句です。
愛唱性もあります。
畏れ入りました。

Re: 第93回俳三昧03 - はるか

2020/08/20 (Thu) 21:16:01

百日紅の花ってちゃんと見たの、写真を撮るようになってからです。
アップで見るとひらひらしたフリルのような花が集まっているんですよね。

「サヨウナラ」からハンカチを振っているような情景を想像しました。
死んだら百日紅になってあなたにハンカチ(のような花)を振りますよ、って意味かな?

主体が示されてませんけど、吉明さんじゃないですよね?

Re: 第93回俳三昧03 - 田中耕司

2020/08/19 (Wed) 11:37:15

さようならは誰に言ってるんだろうってのが一番に思った。それを思い起こさせるようなヒントを感じられない自分の鑑賞力のなさを思い知らされている。大体この作者から花の一句が出てくること自体私には驚きなんだけど。一つだけ、”咲きますので”って言い回しが何かを誘っているような感じで少し不満が残ってしまった。

第93回俳三昧02 - 俳三昧

2020/08/11 (Tue) 15:23:38

やっぱり自己主張してるたますだれ  耕司

Re: 第93回俳三昧02 - 田中耕司

2020/08/24 (Mon) 13:51:46

秀雪説のとおり人が手入れをしている花ではなく、そこらに勝手に咲いてる花なんだ。ヒマワリとは違って地味なんだけど妙に気持ちの中に残るんだよな。昔、佐和子さんに「あなたは、野の花を目指すんですよ。」って言われたのはこういう花の事なんだろうな。今頃こんな風に思い出していたんじゃ、佐和子さんはきっとぼやいてるだろうな。

Re: 第93回俳三昧02 - ゆきこ

2020/08/23 (Sun) 08:59:36

タマスダレ可愛い花ですね。自己主張する強さはあまり感じない花ですか、作者の足元で白く健気に咲くすがたは、まさに自己主張に感じられたのでしょう。
また自分と重ね合わせられたのかもとも読みました。

Re: 第93回俳三昧02 - 秀雪

2020/08/22 (Sat) 08:42:34

少し前、散歩の途中で白い花が咲いているのを見つけました。かわいいなぁ、水仙の仲間かな?と思いながら、そのままやり過ごしていました。
今回この句を読んで、たますだれがピンとこなかったので、調べてみたら、あの花でした。
この句におけるたますだれは、私が見たのと同じく、野生化したたますだれと読みました。
ただ静かに咲いていながら、どうしても無視して行くことができない、確かな主張を感じました。
吉明さんの評のように、たますだれは、作者のキャラクターとマッチしていると思いました。

Re: 第93回俳三昧02 - はるか

2020/08/20 (Thu) 21:01:13

たますだれ、調べました。
これか~、近所の花咲かおじさんのところに咲いてたやつだ。
ひとつまた花の名前を覚えました。

清楚な感じで主張が激しい花とはあまり感じませんでした。
たくさん咲いていると印象が違うのかな?
たますだれという和名もあまりピンと来なくて…。
知ってないとちゃんと鑑賞できないものだと改めて反省しています。

Re: 第93回俳三昧02 - 吉明

2020/08/19 (Wed) 16:04:47

結局は耕司さん自身を詠っているように思いました。自己主張することに躊躇いを覚え目立たぬようにヒッソリと生きていたいと願いつつも季節が来れば否応なしに咲いてしまう花の命、致し方のない業の強さに身を委ねている心持ちの句として読みました。

第93回俳三昧04 - 俳三昧

2020/08/11 (Tue) 15:30:56

蝶の翅そよぎいつかあなたに届く風  はるか

Re: 第93回俳三昧04 - はるか

2020/08/23 (Sun) 22:50:29

ツバサという読みもあるようですが、私としてはハネのつもりで作りました。昆虫のハネに対してこの漢字を使います。

この句は蝶の写真を撮っていて浮かんだものです。
蝶の翅の動きに「バタフライ効果」を連想しました。
「ブラジルの一匹の蝶の羽ばたきがテキサスで竜巻を起こすかもしれない」とか言うんですが、嵐とかネガティブなものでなくて、もっとポジティブなものになればいいという願望を込めてこのような形になりました。

自由律でつながっているすべての人に、爽やかな風が届きますように。

Re: 第93回俳三昧04 - ゆきこ

2020/08/22 (Sat) 14:41:37

蝶のツバサと読むのですね。
蝶は羽という表現しか知りませんでした。
そよぐのだから、静かに音もなく羽が動く様子がスローモーションのように思います。そんな優しい静かな風のようにあなたに届いたら‥そんな作者の希求する気持ちと感じました。 

Re: 第93回俳三昧04 - 秀雪

2020/08/22 (Sat) 08:58:20

淡い恋心が、蝶の翅をそよがせる、蝶は何事もなかったかのように翔んでゆく。でも、私のこの想いは、いつかあなたに、届いてほしい。いや、届くはず。
思春期の、淡い恋を想像してしまいました。
羽でなく、翅であることで、この蝶は現実の蝶というより、心の中の花野に翔ぶ蝶、という印象を受けました。
とても可愛らしく、美しい句だと思います。

Re: 第93回俳三昧04 - 田中耕司

2020/08/19 (Wed) 11:09:51

蝶の翅と書いた意図は何だろうと思ったのだが、作者は国語の先生だったからな、でも蝶の起こす風など感じ取れるかいっておもっちゃうんだよな、まずい感性のおれはね。こんな風を感じ取れないままではいけないと思うのだが、私の年になると融通が利かなくなってしまうんで困るよ。でもいつかこんな風を感じ取れるようになりたいって希望は持っているよ。

Re: 第93回俳三昧04 - 吉明

2020/08/19 (Wed) 06:19:57

実際の風景をソフトフォーカスしたようなファインダー越しの世界に思えました。「いつか」があることによりゆっくりとした時間の流れが作り出され、現実から離れて行く映像の詩を感じました。

第93回俳三昧05 - 俳三昧

2020/08/12 (Wed) 12:03:47

病室の古い窓にひび割れたふるさと  こう

Re: 第93回俳三昧05 - 秀雪

2020/08/21 (Fri) 21:59:20

何だかベッドの上の病人目線のように感じ、切なくなりました。
古い窓、ひび割れたふるさと、には、病状の深刻さから弱気になっている病人の姿が見えます。
しかし、入院しているのはこうさんのお父様なのですね。背景を知らずに読めば、上記のように解釈してしまいます。
例えば、「父、入院す」などの前書きがあれば、これは、ふるさとの精神的支柱としての父が倒れ、戸惑いを隠せない作者の真っ直ぐな心情の吐露であるのだと、気づくと思います。
いずれにせよ、大変な状況の中でも、句に対しては一切妥協をしないこうさんの心意気に、感動しました。

Re: 第93回俳三昧05 - ゆきこ

2020/08/21 (Fri) 09:36:06

作者のことを知っていての感想でなくても私は良いと感じました。病室の古びた窓から見えた光景が、ひび割れてたように感じたのでしょう。もし主人公が病床にいる方でも、お見舞いに来た人でも、両方の気持ちが読み取れます。深い感情を思います。

Re: 第93回俳三昧05 - はるか

2020/08/20 (Thu) 21:26:38

家族に病人が一人いると、それまでの日常が全く変わってしまうことが「ひび割れた」で伝わります。
あたたかいはずのふるさとも、何気ない幸せも、ひび割れてしまった。
私も父が最初に倒れた頃にタイムスリップしたような気持ちになりました。
どうぞお父様お大事に、そしてご心配でしょうが、ご自分のこともいたわってお過ごしくださいますように。

Re: 第93回俳三昧05 - 田中耕司

2020/08/19 (Wed) 11:30:44

作者から、父上の病について聞いているので身につまされるって思いと、このような状況の時にもそこに向かって一句で勝負しようとする作者の心意気ってのを感じたよ。そして、ふるさとを離れて暮らす作者の気持ちは、横浜を離れたことのない私にはどうにも理解できないが、こう君の強さをしみじみ感じたよ。

Re: 第93回俳三昧05 - 吉明

2020/08/13 (Thu) 17:08:02

作者が誰だか知らずに読みたかった句です。こうさんからお父様の病状をお聞きしていたのでどうしても意味に引きずられて読んでしまいますが、こうさんのお父様に対する気持ちや関りに具体性があり重みがあります。この人間味溢れる感情表現に感動いたしました。

第93回俳三昧のお知らせ - 俳三昧

2020/08/01 (Sat) 13:54:44

8月の俳三昧のお知らせをお送りいたします。

投句締切:8月10日(月・祝)
当番宛てに一句お送り下さい。

その後のスケジュールは以下の通りです。
~20日(木) 句評
21日(金)~ 自解・意見交換
25日(火)~ 月末までに「まとめ」

皆様の投句をお待ちしております。

※メールが届いていない方がいらっしゃいましたら、恐れ入りますがお知らせください。
※俳三昧は海紅同人による句会です。
同人以外の方の書き込みはご遠慮くださいますようお願いいたします。

Re: 第93回俳三昧のお知らせ - 俳三昧

2020/08/11 (Tue) 15:42:49

お預かりしました投句を本日公開致しました。
投句下さりありがとうございます。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。

※投句が反映されていない場合は、恐れ入りますがご連絡願います。

第92回俳三昧05 - 俳三昧

2020/07/10 (Fri) 22:49:47

紫陽花に耳が生えだした風の日     はるか

Re: 第92回俳三昧05 - ゆきこ

2020/08/04 (Tue) 09:33:15

あじさいの耳ががくというのはわかりませんでした。
ただこれだけ雨が降ると、あじさいだって耳がはえてしまったのでは?と思いました。はるかさんのお住まいの方は、大丈夫でしたか?本当に爽やかな風が吹く日がいいですね。

Re: 第92回俳三昧05 - はるか

2020/07/26 (Sun) 23:41:25

庭の額紫陽花の萼(ガク)が開きはじめたころの句でした。ぴょこんと耳がついたみたいで…。強い風が吹いていたこともあり、こんな句になりました。
時季としてはちょっと前の句になるので、迷わせてしまったかも。というより、伝わっていないのだなあと反省しています。

Re: 第92回俳三昧05 - 秀雪

2020/07/16 (Thu) 15:26:49

風の日、もしかするとこの紫陽花が咲いている場所は、風の影響を受けていないのかも知れません。しかし、ひゅうひゅうと吹き荒ぶ風の音は聞こえていて、他の紫陽花たちはしゃわしゃわと揺れに揺れ、悲鳴とも戯れ声ともつかぬ声をあげています。
作者の漠然とした不安な気持ちが、耳となり、この紫陽花に移っていったような気もします。

Re: 第92回俳三昧05 - 吉明

2020/07/16 (Thu) 06:26:48

「紫陽花に耳が生えだした」はるかさんの独特の感じ方、俳人の確かな目を思いました。それを受け止める「風の日」に一句としてのバランスの良さ、完成度を感じました。

Re: 第92回俳三昧05 - 田中耕司

2020/07/14 (Tue) 08:17:07

先月の紫陽花はあたまだったりしたけど、今月は耳が生えだすんだから人の見方ってのは千差万別だなって思うな。そしてこの時期に、雨ではなく風だものな。私の個人的な好みだからどうでもいいのだが、漢字で紫陽花って書くとどうも、色が多すぎるように感じてしまった。色に意識が行ってしまうのでちょっと損しているように感じている。昔の人たちだったら風にもいろいろな名前があるのでそれを探して言ったんじゃないかと思っている。

第92回俳三昧04 - 俳三昧

2020/07/10 (Fri) 22:47:53

それはそれはあたたかい息を吐きひとを信じはじめる     秀雪

Re: 第92回俳三昧04 - ゆきこ

2020/08/04 (Tue) 08:49:50

子犬か子猫を拾って育てていく様子を感じました。
お子さんの純粋な気持ちを、物語のように表したのだと思いましたた。

Re: 第92回俳三昧04 - 秀雪

2020/07/29 (Wed) 10:09:36

はるかさんの読み通り、捨て犬が、完全に心をひらいた瞬間です。それはそれは温かい息がいとおしく、感慨のままに詠みました、が、伝わりにくかったと思います。
確かに前書きか、連作にすべきですね。
連作『捨て犬コロ』は、そのうちTwitter上に掲載したいと思います。

Re: 第92回俳三昧04 - はるか

2020/07/18 (Sat) 23:37:00

お子さんを詠んだ句かな、と思いましたが、捨て犬を拾ったというのを思い出し、そちらではないかと。
そう読むと、「それはそれは…はじめる」の長さはそう言いたいのだ、それだけの長さを作者が必要としているのだということが理解できます。

あたたかい息を吐きひとを信じはじめる

でもと思いますが、これだと「信じはじめる」までの長い待ち時間はあまり感じられませんね。

前書きをつけるか、連作スタイルだと状況がわかって良いのでは。

Re: 第92回俳三昧04 - 吉明

2020/07/16 (Thu) 06:48:21

唄の歌詞かと思ってしまうようなイントロと余韻、どんなメロディーを奏でるのか、それは秀雪さんの狙いなのか分かりませんが、句としては弛んだ感じがします。「それはそれは」「はじめる」を読み手が享受出来るかどうかです。

Re: 第92回俳三昧04 - 田中耕司

2020/07/14 (Tue) 08:06:51

第一印象で長いって感じてしまった。人ではなく、ひとと書いている、その意図は何だろうって思うし、信じるのであれば漢字で書く方が普通だと私は思うのだが、年の差なのかな。このようなつくりの場合、長く感じさせない工夫が求められると思うのだが、この一句ではそういった工夫を拒否しているように感じた。色々試して自分のスタイルを見つけようとしているのだとすればどんどんやればいいと思う。その代わり、受け入れてもらえない時に落ち込まない了見を持っているのかを問われるんだけど、それが難しいんだって分かってててほしいと思ってるよ。

第92回俳三昧01 - 俳三昧

2020/07/10 (Fri) 22:41:37

雨かたむくアガパンサス合掌す     吉明

Re: 第92回俳三昧01 - 吉明

2020/07/30 (Thu) 05:53:58

遊歩道にも駅前のロータリーにもアガパンサスがたくさん咲いていて五百羅漢のようです。

Re: 第92回俳三昧01 - ゆきこ

2020/07/23 (Thu) 09:33:09

アガパンサスの花、人間の手に見えますね。
雨に濡れ、水の重みで手を合わせるように見えたのかな?と思いました。
合掌す、より私は「合掌する」の方が好きです。

Re: 第92回俳三昧01 - はるか

2020/07/18 (Sat) 23:09:35

お二人の読みに賛成です。
「雨かたむく」は花が重みで傾くことと、雨が斜めに降る様子を表現しているのかなと思います。しかし、それだけに収まらない奥行のある言葉に感じられました。

Re: 第92回俳三昧01 - 秀雪

2020/07/16 (Thu) 10:11:00

ここ数年のあらゆる水害を含め、先日の豪雨災害への哀悼句でしょうか。
かたむく、に深い思いを感じます。

Re: 第92回俳三昧01 - 田中耕司

2020/07/14 (Tue) 07:15:45

アガパンサスの姿は言われてみれば、合掌しているように見えなくもないな。特に大きくなった花は重みでどうしても傾いてしまう。その花が雨に打たれ何となく合掌しているように感じられたのかな、この作者にしては、私のように素直に読んだままに解釈してはいけないのだろうが、私にはこんな風にしか感じられなかった。ホント申し訳ないと思っている。

第92回俳三昧09 - 俳三昧

2020/07/20 (Mon) 16:30:47

マスクしても笑顔わかる     ゆきこ

Re: 第92回俳三昧09 - 田中耕司

2020/07/25 (Sat) 13:00:58

この間の句会では、マスクで泣いている一句だったな。今のご時世だからしょうがないけど、このような作品を見せられると、なんというか身近の素材をうまく取り上げているともいえるが、身の回りをよく見て一句を作ろうという意欲が少し足りないように感じてしまった。おそらく今の世の中でマスクを取り上げれば簡単に賛成を得られるのかもしれないが、私には少し物足りなさが残ってしまった。

Re: 第92回俳三昧09 - はるか

2020/07/24 (Fri) 22:41:33

素直でストレートな魅力のある句だと思います。
でも最近私ひねくれてきたのかな?
ストレートすぎると物足りなく思うようになってしまって…。
笑顔の嬉しさがもう少し際立つ作り方があるような気がしています。

Re: 第92回俳三昧09 - 秀雪

2020/07/23 (Thu) 12:23:37

吉明さんの評をうけて、私も最近よく思うのは、「目は口ほどにものを言う」という言葉は、確かだなぁということです。
ただしこの句は、ゆきこさんにしては突っ込み足りず、平凡な気がしてやや物足りなく感じています。

Re: 第92回俳三昧09 - 吉明

2020/07/22 (Wed) 06:00:26

数か月前にはマスクをすることに違和感を感じていてそれ故のマスクの句が沢山ありましたが、今では日常の事となり生活の一部になりいろいろな事を発見をしました。確かにマスクをしてもその人の表情は隠しきれません。皆が気付いた事です。

第92回俳三昧02 - 俳三昧

2020/07/24 (Fri) 22:08:44

枇杷って好き?投げたピッチャーフライみたい     こう

Re: 第92回俳三昧02 - ゆきこ

2020/07/24 (Fri) 22:16:39

枇杷の形がピッチャーフライみたいに見えたのかな?と思いました。
ボールってゆっくり弧を描くと少し歪んで見えるので。枇杷食べながら楽しい会話を感じました。

Re: 第92回俳三昧02 - 吉明

2020/07/24 (Fri) 22:15:00

自分では手書きの文章や手紙には?は使いませんが、パソコンやスマホのメールの時には重宝に?を使います。俳句に!や?を違和感なく使うのは年齢に因るのかも知れませんが、?を使わないとどういう句になるのかなと興味が湧きました。また同年代の耕司さん同様に「投げたピッチャーフライ」の情景が浮かばなくてどう解釈して良いのか迷いました。

Re: 第92回俳三昧02 - はるか

2020/07/24 (Fri) 22:13:57

自分では読み切れない感じです。
秀雪さんの評が合ってそう。
上句と下句、どちらも会話そのままなのかな?と思いました。

Re: 第92回俳三昧02 - 秀雪

2020/07/24 (Fri) 22:12:12

晩酌しながらの、ゴキゲンな会話、と読んでみました。ゴキゲンすぎて、話がポンポン飛んでいってしまうような。
枇杷って好き?あっ、投げたよ、ああ、ピッチャーフライだぁ、というような感じですか。
枇杷のほんのりとした甘さと、何気ない日常の甘さとがマッチしていると思います。

Re: 第92回俳三昧02 - 田中耕司

2020/07/24 (Fri) 22:10:10

投げたピッチャーフライとはどんなものかな?って思うな。私の子供の頃は、今とは違って野球だけが流行っていたノックでキャッチャーフライを打てれば一人前って言われんだ。そこで投げたピッチャーフライって?感じてしまった。それで枇杷が出てくるんでなんで?って感じてしまったよ。種ばかりでかくって食うとこが少ないでもそこらに生っていれば木に登って取って食った。お店で買うものじゃないって思っていた。でもこの一句の枇杷は果物屋で売っているやつだろうな。私に箱の枇杷とピッチャーフライがどうかかわってくるのかが解明できなくて困っている。

第92回俳三昧08 - 俳三昧

2020/07/20 (Mon) 16:18:57

吊り下がる逆さ傘が舟     直弥

Re: 第92回俳三昧08 - ゆきこ

2020/07/23 (Thu) 09:26:59

吊り下がる逆さ傘が船に見えたのですね。
毎日傘ばかり見てても、船に見えてどこかに旅に行きたいなんて
巡らせたのでしょうか。

Re: 第92回俳三昧08 - 吉明

2020/07/20 (Mon) 16:26:59

逆さの傘が開いているのか閉じられているのか、舟に喩えているので開いているのでしょうか。舟だけでは観察に物足りなさを感じます。説明の必要はありませんが、いま一つ感じるものが欲しいです。

Re: 第92回俳三昧08 - はるか

2020/07/20 (Mon) 16:25:13

傘を吊るす、というシチュエーションを考えてみました。濡れた傘を干す?干す時って吊るすかな?
傘を吊るしてあると言えば、傘売り場でしょうか?
天井から吊るされた色とりどりの傘の下を歩きながら、傘って舟みたいだな、と見ている様子を思い浮かべました。合っているかな?
ということで、この句はもう少し状況がわかるような言葉を入れて作った方がいいのではないかと思います。ちょっともったいない。

Re: 第92回俳三昧08 - 秀雪

2020/07/20 (Mon) 16:24:00

「さがるさかさがさが」の音が面白いです。
しかし、確かにイマイチ焦点がどこにあるのか、分かりにくいと思いました。
こちらも、先日の豪雨災害と関連付けられるのでしょうか。
単純に、逆さに吊られた傘が舟に見えた、というだけではないと思うのですが。
でもまぁ、早口言葉のような言葉遊びと捉えても面白いので、好きな作品です。
ただ、「傘」のあとの「が」が、「の、に、も、よ」などの違う音であれば、より流麗な感じはします(意味はさておき)。
いずれにせよ、自解が楽しみです!

Re: 第92回俳三昧08 - 田中耕司

2020/07/20 (Mon) 16:22:53

この時期だから、傘は皆使うのだし、船と言えば天の川で七夕を思わせる、でも吊り下がると言っているので濡れた傘を干しているのだろう、私にはちょっとピントを絞り切れていないように感じてしまった。


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