海紅俳三昧会場

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第105回俳三昧 5 - 俳三昧

2021/09/14 (Tue) 05:27:50

真心夜空に消えた通り雨   こう

Re: 第105回俳三昧 5 - 秀雪

2021/09/27 (Mon) 10:12:12

真心とは、嘘や飾りのない純粋な心のこと。スピードと情報に振り回されがちで、ほっこりする暇もない現代社会において、真心の出番は?
私は言葉通りに読むよりも、ぼんやりとしたイメージで読んでみました。
真心が、ふっと覗いたり夜空に消えたりするイメージです。こんな慌ただしい世の中でも、やはり真心は至るところで顔を覗かせていることでしょう、と。

Re: 第105回俳三昧 5 - 聡

2021/09/27 (Mon) 02:00:30

真心と通り雨の対比。
通り雨の後は、暑気が抑えられてひんやりします。
これを清々しさととるか、一抹のわびしさととるか?

自分はここでは消えた+ひんやりした➡わびしさ、と読んでおこうと思います。
まごころの濃度というか、どの程度までを真心としているのか?というところも関わると思います。

Re: 第105回俳三昧 5 - はるか

2021/09/24 (Fri) 00:29:34

「夜空に消えた」がブリッジの役目を果たしていて、両方にかかる句と思いました。

真心が夜空に消えてしまったように思われる、そんな時、実際に通り雨があったのかなと思います。
通り雨がふさいでいた気分も一緒に連れて去って行った、そのように読みました。

Re: 第105回俳三昧 5 - 田中耕司

2021/09/21 (Tue) 11:18:00

吉明説のようには考えなかった、私は真心夜空に消えた、と夜空に消えた通り雨の二通りに読んでしまって迷ってしまって作者の気持ちがどこにあるのかを決められないって気持ちが残ってしまっている。真心って通り雨のようにふっと消えてしまうものではないと私は思っているのでね。このような作品を見せらるとつくづく年の差を感じさせられているよ。

Re: 第105回俳三昧 5 - 吉明

2021/09/19 (Sun) 07:52:29

夜空に消えたのは「真心」であり「通り雨」でもあり、真心と通り雨が=で結ばれます。暑かった一日に清涼を与えてくれる通り雨は真心のようなものなのか、ひと時の出来事の儚さでありそれ故の清々しさを感じます。

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