海紅俳三昧会場 256832

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第97回俳三昧02

1:俳三昧 :

2021/01/15 (Fri) 00:56:53

むぎわらそうの赤と黄が五度でハモった   耕司
8:こう :

2021/02/01 (Mon) 00:18:43

耕司節炸裂って感じで好きです。
五度でハモるなんてお洒落でいいじゃないですか。
作者の感性の機微が伝わってきて作者の人となりが分かるような気がします。
花が好きで、音楽を愛し、洒脱な人なんだろうなぁ、なんてイメージしてしまいます。
(実際の耕司さんはもっと江戸っ子ですが(笑))
7:吉明 :

2021/01/30 (Sat) 06:07:49

まず「横線」は「東横線」ですよね。期せずして今回のテーマのようになってしまった「俳句は伝えるもの」はもっと掘り下げて考えてみたいです。耕司さん、秀雪さん、はるかさんの自解を読んでいて伝えたい思いが沢山あるのは俳句を続ける上で最も大切なことだと思いますが、大空間や長い意味のすべてを俳句にして伝える事は表現として不可能に近いほど難しいと思いました。作者の見たもの、思っていることの肝になる一部を選択し、凝縮して切り取り、奇を衒わず、形を作り過ぎないことが大切ではないかと思いました。
6:田中耕司 :

2021/01/29 (Fri) 11:55:13

あんまり正確じゃないけど、確かまだ足袋をはいていない頃だったので、多分10月の終わりごろだったと思う。とっ 横線が地下鉄になった跡地に遊歩道や、ちょっとして広場が出来た。そこには小さな花壇もあり、いつも世話しているおばさんがいて、なんか種をまいていたので何の花を植えたのかと尋ねたらむぎわらそうだと教えてくれた。ちょっと季節が違うんじゃないときいたら、品種改良が進んで秋に蒔くのが出来たのだと教えてくれた。そこで花が咲くのを待っていると11月に入ってすぐに花が咲きだした。赤い外側に真っ黄色な花が小さく咲き始めた、それを見ていたらこの赤と黄色のコンビネーションはカントリーのあの五度のハモに似ているなあと思ってしまってこんな風になってしまった。
5:はるか :

2021/01/28 (Thu) 20:42:23

花の色が音符のように見えているのではと思いました。

音楽好きの耕司さんならではの視点と思いますが、むぎわらそうがまず調べないとわからなくて、ハモったもどういうことなのか考えなくてはならず、直感的に「わかる!」とはならないのが残念な気がしました。
4:ゆきこ:

2021/01/23 (Sat) 07:45:46

まず、むぎわらそうって今咲いてるのと思い、調べてみたら6月から10月でした。そして、ドライフラワーで
よく見る花だと確認しました。句としては、赤と黄が五度とリズムのよく面白いですが、五度も音楽の言葉はわかるけど調べました。句としては上手い句だと思いますが、感じ(感覚)が摘まめないです。句は伝えることも大事ですが、共感、感動できるかも大事だと思います。
3:秀雪 :

2021/01/21 (Thu) 12:53:36

五度でハモるのが、ハモりの基本であると考えるならば、ここでの「赤と黄」は配色の基本に忠実であるととらえられます。無理のない配色の美しさ。奇をてらったり背伸びをする必要もないんだよ、もっと素直に、という、今月の耕司さんの一貫したメッセージとも受け取れます。
2:吉明 :

2021/01/21 (Thu) 06:10:12

「五度でハモった」が音楽通の常套用語のようでカッコ良く洒落ています。作者の鼻歌を聴いているようです。ただ今回の俳三昧で耕司さんが熱っぽく語る「俳句は伝えるもの」でいえば、「五度でハモった」はマニアックで伝わりにくいかも知れません。しかしそれが味であり敢えて伝わり易くすることはないと思います。

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