海紅俳三昧会場 256726

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第92回俳三昧03

1:俳三昧 :

2020/07/10 (Fri) 22:46:08

雨音やがて長いじゅもん     聡
6:ゆきこ :

2020/07/21 (Tue) 21:00:37

雨音もすっと続くと呪文のように聞こえる。でもそれは呪文ではなくじゅもんなのですね。願いや祈りを感じます。
5:はるか :

2020/07/18 (Sat) 23:21:08

梅雨に入ったとたん雨が降り続いて、晴れ間はあるけど、毎日、どこかの時間帯で雨が降ってる気がする。
長い長い呪文を聞かされている気分と言っていいのかな?
呪文みたいだと思ったら、ますます呪文に聞こえてくる…。
雨音=呪文なら、仮名で「じゅもん」はうまく感じを出していると思います。
4:吉明 :

2020/07/18 (Sat) 06:02:50

今雨音を聞きながらこの句を読んでいると確かに「呪文」ではなく「じゅもん」だなと思いました。作意ではなく五感で感じた素直な捉え方に時代を超えた普遍性を感じました。
3:秀雪 :

2020/07/16 (Thu) 12:26:10

「じゅもん」をどう捉えるか。豪雨をもたらす悪魔のじゅもんならば「呪文」と表記した方がよさそうです。
今年の梅雨はよく降ります。うちの畑がいつまでも乾きません。そんな降りやまぬ雨音を聞いているうちに、それがやがて作者を部屋に縛り付ける呪文のように聞こえてきたのかも知れません。
コロナ禍ということも念頭に置いてもいいのかも。
いずれにせよ、短律で簡単な言葉でありながら、謎度は高いですね。作者の胸のうちは、私には見えてきませんでした。


2:田中耕司 :

2020/07/14 (Tue) 07:50:59

雨の季節だからな、ながい呪文ではなく仮名でのじゅもんと書いている、その作者の意図は何だろうって思ってしまった。この作者の独特の言い回しって言えばいいのかな。長くても短くてもすんなり読めない、ここに時代の違いを痛烈に感じさせられ居るよ。

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