海紅俳三昧会場
第78回俳三昧07 - 俳三昧
2019/04/15 (Mon) 17:11:20
芽吹く 空へほころんでゆく はるか
Re: 第78回俳三昧07 - はるか
2019/04/28 (Sun) 14:57:33
庭のナナカマドを詠みました。
一字空けは「芽吹く空」と読んで欲しくなかったため。
「、」「。」一字空けは、できるだけ使わない、使う時は必要があり、有効であるときに限る、と決めてずっとやってきました。
ところが、最近読んでいる現代短歌では、とても自由に使っています。
( )書きで会話や内心の声を表現する、なんてことも当たり前になっているようです。
それで、何だかこの自分で決めた掟が馬鹿らしくなってきてしまったのです。
もっと自分の心や呼吸に正直になってもいいのかな、という気がしています。
Re: 第78回俳三昧07 - ゆきこ
2019/04/27 (Sat) 18:45:13
綺麗な光景とゆったりした空気を感じます。一字空けでなくても良いと思います。
Re: 第78回俳三昧07 - すすむ
2019/04/27 (Sat) 00:09:21
一字あけが深呼吸という読みはなるほどた思いました。ただ「芽吹く空へ」と繋げ、敢えて切れを曖昧に読ませても面白いと思いました。
Re: 第78回俳三昧07 - こう
2019/04/26 (Fri) 15:47:56
一字空けが効いていると思います。「芽吹く 空へ」、この視点の移動が見事です。上へ上へとほころぶ様子が自然と心に入ってきます。まさに春という感じで好きです。
Re: 第78回俳三昧07 - 田中耕司
2019/04/24 (Wed) 12:30:04
この作品についていろいろ言わなくてもいいのではないかと思っている。春と言わなくても春がそこに見えているし、春を感じている。一字あけも成功していると言っていいのだあと思う。このような簡潔で、わかりやすい作品が私にはちょうどいいなって感じがしている。
Re: 第78回俳三昧07 - 吉明
2019/04/18 (Thu) 17:07:01
それぞれの枝にはち切れんばかりに膨らんだ芽を付け、空いっぱいに広がってゆく、読む人の誰もが容易に光景を思い浮かべることの出来る完成度の高い描写が見事だと思います。
Re: 第78回俳三昧07 - 由紀
2019/04/17 (Wed) 03:18:55
一字明けが、切れの役割と深呼吸の役割を果たしていると思いました。
空は晴れているのでしょうか。ほころんだ芽が太陽に透かされる絵が浮かびました。