海紅俳三昧会場
第70回俳三昧07 - 俳三昧
2018/08/12 (Sun) 19:34:30
燃えつきて一瞬の孤独から糸でんわ こう
Re: 第70回俳三昧07 - こう
2018/08/27 (Mon) 21:39:53
先日線香花火を頂く機会がありました。
線香花火の炎がポトリと落ちたとき、一瞬の孤独に襲われました。
自分と線香花火、一対一の空しい静寂を糸電話に例えてみたのですが、吉明さんの指摘にドキッとさせられました。
確かに自分のなかでもうまくまとめらていない気持ちがあります。
「から糸でんわ」このあたりが消化不良の原因だと思っています。
Re: 第70回俳三昧07 - 由紀
2018/08/20 (Mon) 16:26:57
線香花火なのか、蝋燭なのか、或いは心象風景なのか色々考えていました。
糸でんわが何(誰)と繋がっているのか、糸でんわを介してどちらが何を伝えようとしたのかが気になりました。
受話器が存在しないことから、具体的な人物というより観念的な存在が繋がっている相手であり、相手がメッセージを持っているのではないかと考えました。
炎と暗闇が生と死を連想させるとも思いました。
確実に間違った解釈なのは重々承知していますが、何故かメリーさんの電話を思い出しました。
Re: 第70回俳三昧07 - はるか
2018/08/19 (Sun) 21:42:19
私も花火?と思いました。
そして「から糸でんわ」がわからない。
何かうまいやり方がありそうな気がします。
自解と推敲を待ちたいと思います。
Re: 第70回俳三昧07 - 田中耕司
2018/08/18 (Sat) 19:17:48
聡、マヒト説と同じで私も花火を思った。現代の若者にしてはめずらしく、スマホではなく糸でんわって言ってる。なにか現代の便利さがかえって不便になってしまっているって言いたいのかな。この感じは、高校時代に読まされた「どん底」ってロシアの小説の主人公が解放されて人ごみの中で本当の孤独を知ったってところを思い出したよ。
Re: 第70回俳三昧07 - 吉明
2018/08/18 (Sat) 06:00:10
「て」「の」「から」が読み手を誘っているようで、作者自身の迷いを感じてしまいます。もう少し深く突き詰めてゆくと甘さも消えて作者の思いが伝わる、伝わらないは別としてより明確になるように思います。
Re: 第70回俳三昧07 - ゆきこ
2018/08/17 (Fri) 15:30:37
燃え尽きてというと恋ですか?それかスマホの炎上?
一瞬の孤独だから恋じゃないですね。
スマホ炎上か、故障で孤独になったということ?
でも糸電話あるから大丈夫。本当の縁みたいな方がいいよって思った。みたいに読みました。
少し分かりにくいから整理するとよくなりそうです。
でもドラマチックで面白い句です。
Re: 第70回俳三昧07 - 聡
2018/08/15 (Wed) 22:27:55
手花火が消えた後の一瞬の想い。
それから翻って、誰かとつながっている感じとか信頼みたいな感覚を作者は連想したのかなと。。。
その感覚を糸電話に例えたのかなと思いました。
Re: 第70回俳三昧07 - マヒト
2018/08/15 (Wed) 21:19:05
これは花火?
となると糸でんわって何やろか。
雰囲気は分かるものの・・・という感じか。