海紅俳三昧会場
第69回俳三昧03 - 俳三昧
2018/07/09 (Mon) 12:13:11
指さきの芍薬みだらに崩れ落ち 吉明
Re: 第69回俳三昧03 - 由紀
2018/07/31 (Tue) 23:58:08
句評が大変遅くなり申し訳ありません。
人の手から離れたものが崩れることで、自ずと指先の所作の美しさが表れていますね。
芍薬は華やかな花ですが、きっちりと詰まった花弁の形から真面目な花でもある印象を受けます。
和服の襟からうなじが見えるような、きちんとしたものが見せる隙や弱さが、句の色気に繋がっていると思います。
Re: 第69回俳三昧03 - 吉明
2018/07/23 (Mon) 06:07:12
艶やかな色の芍薬の花を仏壇に供えておきましたら、僅か数日で花開き畳の上にバラバラになって散っておりました。その姿や色が淫らで性的なものを思い浮かべてしまいました。
Re: 第69回俳三昧03 - 聡
2018/07/21 (Sat) 01:16:41
打ち間違いの訂正です。
吉佐紀さん→吉明さん
です。すみません。
Re: 第69回俳三昧03 - 聡
2018/07/21 (Sat) 01:15:26
個人的な思いですが、詩情としての艶をもった作品が今の海紅には少ないようです。
今回の吉佐紀さんの詠んだような句がもっとどんどん出ても良い気がします。
指先でもてあそび続け、芍薬も散り続けている印象を句から受けます。結句が、「崩れ落ち」となっているからです。
指で触るのをやめた後、散った花弁の様を言うならば、「崩れ落ちたみだら」のような結句になるのかなと思いました。
どっちの心持で詠まれたのか、知りたいところです。
Re: 第69回俳三昧03 - はるか
2018/07/20 (Fri) 21:35:28
芍薬も牡丹もピークを過ぎた後の無残さが実に衝撃的ですよね。ピーク時までは清楚の極致みたいなものなので、落差が。
その想いは充分汲みますが、結句の「崩れ落ち」はちょっとありがちで、もう少し頑張れるんじゃないかなあ、と思いました。
Re: 第69回俳三昧03 - こう
2018/07/19 (Thu) 19:30:27
芍薬って綺麗な花ですよね。調べたらボタンの仲間なんですね。面影ありますね。
立派な花弁をもつ芍薬の花ですが、それが脆く崩れ去る様子がみだらということでしょうか。
「指さきの」がかえって情景をぼかしている気がするので、とってしまっても面白いと思いました。
Re: 第69回俳三昧03 - 田中耕司
2018/07/17 (Tue) 08:51:58
この作者から花の句かって思いが抜けないので困っている。なんだか最近目覚めちゃって、花を良く見るようになったのは歓迎するべきなんだろうけど。そこで芍薬が出て来るのもなんだかって感じがしてるよ。私の感じでは、芍薬にみだらってのはどうかなって思っている。
Re: 第69回俳三昧03 - かおる
2018/07/11 (Wed) 22:47:03
セクシーですね!
「指さきの」で困ってしまいます。