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1:俳三昧
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2018/04/08 (Sun) 23:02:00
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ひたりひたりさくら心音になる 由紀
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9:由紀
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2018/04/26 (Thu) 00:32:32
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桜の散る姿を捉えたく、「ひらひら」「ひらりひらり」「ひたひた」と色々試し、一番心理的な距離の近い「ひたりひたり」にしました。
桜に乗っ取られたところで止まってしまい、心象まで踏み込めなかったと句評を拝読して痛感しました。桜と自身のその先を突き詰めた、ぞっとするような句作を目指します。
『桜の森の満開の下』は恥ずかしながら存じ上げず、あらすじを拝見しました。おそらく好きな世界観なので、これを機に読んでみようと思います。
皆様、ありがとうございました!
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8:聡
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2018/04/23 (Mon) 20:43:30
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ひたりひたりのオノマトペの選択に独自性を感じ、心音の語との響きあいも良いと思いました。
桜の散る様と作者の呼吸(脈拍)がシンクロしているような感覚がイメージされました。
もうひとつ、桜の樹が咲く準備をしている様子とも取れ、幹の中で吸い上げている水脈のリズムが自分とシンクロするような感覚とも読めました。
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7:田中耕司
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2018/04/20 (Fri) 08:06:55
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ひたりって言って、さくしゃはさくらに浸っているのかな。そして、さくらが心音になっている。何ともいい気分なんだけど、なんだか物足りなさを感じている。このような作品の場合、作者のエゴってのをむき出しにしてもいいんじゃないかと思っている。
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6:すすむ
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2018/04/19 (Thu) 22:40:54
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桜に付き物の擬音「ひらり」を一文字変えただけで印象をガラリと変える面白さがあると思います。ただ具体的な心象が少し掴みにくいと感じました。
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5:吉川通子
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2018/04/17 (Tue) 10:18:02
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さくらは見る人の気持ちで色々見え方も変わると思います。
由紀さんのさくらに向かっている、入り込んでいる気持ちがとてもよく伝わってきました。ひたりひたりがとてもいいと思います。
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4:吉明
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2018/04/15 (Sun) 17:21:25
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ものの感じ方が目や耳や肌や知識の表面的なものでなく、作者の奥深い一番柔らかな部分で感じ取っているので、怪しげで不気味な感じがします。時に人に伝わり辛く誤解も受けますが、この句は見事に成功しています。勉強して得られるものではないので、この感性を失わないように努力してください。
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3:はるか
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2018/04/15 (Sun) 15:55:40
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これはとてもいいですね!記憶に残る桜句になりそう。
生きている句、というか、「生」な感じがものすごくします。
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2:こう
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2018/04/13 (Fri) 16:36:03
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坂口安吾の桜の森の満開の下を思い出しました。
自分が桜に近づくのではなくのではなく、桜がこちらに迫ってくるような、作者の想いが違和感なく伝わります。