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1:俳三昧
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2018/04/08 (Sun) 23:00:18
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愛しています葉桜になってしまいます 吉明
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9:聡
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2018/04/23 (Mon) 21:00:51
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自解のあとになってしまいすみません。
今回、自分には吉明さんの句が一番難しかったです。
「葉桜になってしまう」が、もしかしたら吉明さんの心象を暗喩しているのかなとまでは思いましたが、その意図するところを読み取ることができませんでした。
しかしわからないまま読んでいても、調べに柔らかさがあって味わい深いです。口語調のなめらかさと、葉桜のころの春の空気感がぴったり合っていると思いました。
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8:吉明
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2018/04/23 (Mon) 06:10:10
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鮮やかな花びらは全て散ってしまい葉の色の陰影だけになってしまいます。自分の感性も若い頃の色彩を失ってしまいましたが、何かを思う気持ちは変わらずに私を揺り動かしています。
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7:こう
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2018/04/22 (Sun) 19:15:19
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奇を衒うことなくさらっと詠まれており格好いいですね。「~います~います」と丁寧語を重ねており、桜の散りゆく流れ(または作者(?)の移ろいゆく心情)をじっくりと読者に堪能させます。「愛」という言葉と葉桜の青々とした様子の取り合わせも素敵です。
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6:田中耕司
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2018/04/20 (Fri) 08:01:05
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作者は何を愛しているんだろうか?こんな風に言えちゃうようになりたいと思うんだけど私には無理だな。そして、葉桜になってしまうんだものな。この作者にこのような感覚が芽生えてきたのであれば、これ以後は分かりやすい作品が見られるのかもしれないな。
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5:すすむ
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2018/04/19 (Thu) 22:47:32
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刹那を生きる花と心を詠んだドラマを感じます。自分ではどうしようも出来ない何か。葉桜になった愛は何と呼ぶべきものなんでしょうか。
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4:由紀
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2018/04/19 (Thu) 13:33:08
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「なってしまいます」から、葉桜になるのは本意ではないととりました。
散る姿:激情、心身があらわになる様子
葉桜:想いが人目につく形で現れる、色も濃い、イメージが浮かびました。
桜を散らすほどの強い情愛と、それが葉桜のように現れることを恥じらう姿が同居することで、ただならぬ色気がでていると思いました。
直接詠まれていないものの、散っていく花びらが首を振っているような、いじらしい仕草にも見えました。
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3:はるか
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2018/04/18 (Wed) 22:13:55
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主語は自分かしら?
報われない愛を捧げていて、気付いてもらえないまま美しい時季を過ぎてしまう女性の心情?
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2:吉川通子
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2018/04/17 (Tue) 09:26:46
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愛していますの対象が桜であれ、他のものであれ、桜への気持ちを感じます。今年はなおさら勢いよく咲いて勢いよく散ってしまいましたものね。惜しむ気持ちがよく表れていると思います。