海紅俳三昧会場

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第64回俳三昧09 - 俳三昧

2018/02/07 (Wed) 21:18:46

雪原を走る三両電車小諸まで     通子

Re: 第64回俳三昧09 - はるか

2018/02/28 (Wed) 20:54:24

途中で無理やり再考案を募るような流れに持って行ってしまい、ちょっと作為的だったかな、と。
強引ですみませんでした。
でも結果的にいろいろな案が出てきて、この句の可能性や良さが引き出されたのでは、とも思います。
歌枕の力と、通子さんの癒し力?をすごく感じました!

Re: 第64回俳三昧09 - 吉川通子

2018/02/26 (Mon) 19:43:40

なるほど!
確かに、走るだと、電車を外側から見ているような感じもしますね。
雪原を行く、でもいいですね。


三両電車で行く雪原小諸まで
雪原を行く三両電車小諸まで
三両電車小諸まで行く雪野原

耕司さんが言われたように、雪原の位置もいろいろ考えられますよね。言葉もまだまだ変えて違う句にもなりそうですが、結局もとにもどったりして。考えてみます!

Re: 第64回俳三昧09 - すすむ

2018/02/26 (Mon) 17:22:19

自解を読んで「走る」よりももう少しゆったりした動詞(揺れる、進む、分ける…など)でもいいかなと思いました。

Re: 第64回俳三昧09 - 吉川通子

2018/02/23 (Fri) 16:14:53

新幹線が通ったために、良くなったこと、不自由な所なことが起こるんですね。
しなの鉄道は軽井沢から篠ノ井駅まで、ちょっと複雑なので、細かい話は省略しますが、車を運転しない私は時々利用します。車じゃないと駅を下りてからも歩くしかないんですが。
しなの鉄道は3両編成で停車時間も長く、のんびりしていますが、小諸より先に行く電車はもう少し速く感じ、また最近は「ろくもん」という名で、軽井沢と長野間で観光客を食事付きで乗せています。
さて、句の内容ですが、ゆったりと走るこの電車の内側から、外の景色を見て詠んだもの。
まず、私は3両で止める気持ちはないんですが、3両電車、あるいは3両列車として言葉が成り立っていると思っています。
実際のところ、車両の色も様々で、電車に乗っていると電車の色は意外と忘れてしまったりです。
とにかく夏は高原野菜の畑にも雪が積もり真っ白、木の葉も落ち、とても見通しが良くなります。
時間もかかり、けっこう不便な電車ですが、その季節の景色でなんとも優しい気持ちになれる電車です。
考えなければいけないのは、この句でそのことがどこまで伝わっているか、ですね。

Re: 第64回俳三昧09 - 由紀

2018/02/22 (Thu) 10:13:15

句から穏やかな生活感が感じられて良いですね。
小諸を存じ上げなかったため調べてみましたが、素敵なところですね。
電車はしなの鉄道でしょうか。

「電車」については、三両の連なっている質感やゆったりとした景がリズムに表れているので、どちらかと言えば残したいです。
その一方でリズムを残した言い換えも可能かな?と思います。
「電車」を「赤色」「オレンジ」など車両の色にして、雪原との対比を強めても良いかと思いました。

Re: 第64回俳三昧09 - 吉明

2018/02/22 (Thu) 06:45:56

私は「電車」がとても効いていると思いました。三両電車で走っている速度、車両の大きさ、親しみやすさ等ほのぼの感が良く表れていると思いました。

Re: 第64回俳三昧09 - こう

2018/02/21 (Wed) 21:53:04

私も電車は不要かなと思いました。もはや心象風景では電車ではなく汽車が走っています。作者本人としては、生活の足としての光景かとは思いますが、遠く離れた私には旅の一句としてとても魅力を感じます。季節、地名、光景のどれもがベストマッチしていますね。

Re: 第64回俳三昧09 - 聡

2018/02/11 (Sun) 23:23:29

美しい景色が目に浮かびます。
以前湯田中温泉へ行くときに乗ったスノーモンキーの三両車両を思い出しました。

すすむさん説の、「小諸まで」で本人が乗っていることが分かるという前提で読むと、

「を走る」、「電車」がなくても十分伝わると思いました。

あくまでも自分の好みですが、

1)雪原の三両小諸まで

そっけなさすぎる感じなら、自分が乗っている感を加味して

2)雪のはら三両小諸までゆられ

みたいな感じでしょうか。


Re: 第64回俳三昧09 - はるか

2018/02/11 (Sun) 22:31:47

とりあえず、電車に乗っている、という前提で、
①雪原をゆく三両小諸まで
②雪原走りゆく三両小諸まで
の二つを提案します。
原句とあわせて比較してみて、皆さんの意見はいかがでしょうか?
他に提案があれば③~としてご提案ください。

Re: 第64回俳三昧09 - はるか

2018/02/10 (Sat) 22:56:56

小諸と言うと島崎藤村「小諸なる古城のほとり…」を即座に思い浮かべます。
地名マジック、というか、歌枕効果ですね。
「三両」で充分電車とわかるので、「電車」を省いたらどうかなと思いました。「さんりょう」の響きもいいし、句が締まるのでは。どうでしょうか?

Re: 第64回俳三昧09 - 吉川通子

2018/02/10 (Sat) 13:39:30

すみません!自解も含めどんどん進めていくと思ってしまいました。了解です。自解については一息つきます。

Re: 第64回俳三昧09 - すすむ

2018/02/10 (Sat) 12:09:10

「小諸まで」で作者が車内なのが分かりました。「小諸行」でもいいかと思ったのですが、これだと外から眺める感じですかね。

Re: 第64回俳三昧09 - はるか

2018/02/09 (Fri) 23:26:13

えーっと、気持ちはわかるんですけど、自解早すぎです!
ついでに耕司さん、マヒトさんも。
流れでもいいかなと思いましたが、やはりちょっとストップします。
皆さん自分の句についてはまだノーコメントでお願いしますね!
一応明日から参戦の方もいるかもしれませんので。
よろしくお願いします!

Re: 第64回俳三昧09 - 吉川通子

2018/02/09 (Fri) 15:39:12

雪原の置き場所、いろいろ考えたんですけどね。雪原って足元じゃないんですよね。山も木も田も畑もと広がっているんですよね。
自分もその電車に乗っているかどうか分かるかなと気がかりでした。

Re: 第64回俳三昧09 - 田中耕司

2018/02/09 (Fri) 13:02:00

吉明説に同じ感じを持っている。これを言う必要はないのかもしれないが、足元にある、雪原を先に言ってしまうのはどうなのかって思ってしまう、そう教えられてきたから。もう少し言葉の並べ方が、ほかにもありそうだと思っている。

Re: 第64回俳三昧09 - 吉明

2018/02/08 (Thu) 06:30:50

若い方々の鋭く尖った句を読んだ後、この句が投句されてホットしました。「小諸まで」に情緒を感じます。俳三昧の振幅の大きさを嬉しく思います。私もこの頃この様な穏やかな句に心惹かれるようになってきました。

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