海紅俳三昧会場

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第58回俳三昧 1 - 俳三昧

2017/08/12 (Sat) 14:22:23

夕暮れの雨夏の匂い   マヒト

Re: 第58回俳三昧 1 - 由紀

2017/08/22 (Tue) 09:31:36

夕暮れの雲の色と雨の蒸れた匂いが、夏らしくていいですね。
空が出てくることもあり、大きな風景を感じました。

はるかさんの評に同じく、「夕暮れの雨」と「夏の匂い」の強弱がはっきりすると読者がもっと入り込めると思います。
強調したい方の「の」を残して、もう片方の「の」を取ってもよいかと思います。

Re: 第58回俳三昧 1 - こう

2017/08/21 (Mon) 22:53:53

通子のコメントにもありますが、雨ふりの間に感じた匂いでしょうか、雨が止んだ後の匂いでしょうか。私は雨ふりの間の匂いととりました。何となくその匂いが分かるからです。言葉にはできませんが。言葉にできない「あの感じ」を一行に託すのが俳句なのでしょうか。マヒトさんの句からはいつもそんな印象を受けます。

Re: 第58回俳三昧 1 - 吉明

2017/08/21 (Mon) 06:38:15

何かに出会い、それを句にするか躊躇ってしまうかは、そこに作者の心の中に言葉には表せない何かを感じているか否かにかかっているように思います。マヒトさんの短い句には、その事象の中にいつも独特の何かを感じ取っているような個性が有ります。

Re: 第58回俳三昧 1 - すすむ

2017/08/21 (Mon) 01:56:21

スコールのようなザッと降った後の蒸れたアスファルトや草の臭いを思い浮かべました。少し感じた物足りなさを言葉に出来かねていましたが、はるかさんの句の前後が「同等の重み」という指摘になるほどと思いました。

Re: 第58回俳三昧 1 - はるか

2017/08/20 (Sun) 20:58:38

この句では「夏の匂い」が主であると思います。
ところが、「夕暮れの雨」が同等の重みで提示されているので、どう読むべきか迷ってしまうのではないでしょうか。
夏の匂いがどう感じられたのか、その辺も欲しいところです。

Re: 第58回俳三昧 1 - 吉川通子

2017/08/19 (Sat) 13:53:38

どちらでもいいのかもしれない、と思いながら一言。
夏の匂いは雨の降っている中で感じたのか、雨が上がった後に感じたのか。句評をしている人もいろんな取り方をしてますよね。
読む人の取り方でどちらでもいいと言ってしまえばそれまでだけど、その辺がはっきりすればもっと雨の様子や作者の気持ちも浮かび上がってくる気がするんです。

Re: 第58回俳三昧 1 - 田中耕司

2017/08/18 (Fri) 09:15:37

夏の匂いってのを夕暮れの雨って言ってるのは、夕立ではないんだとな。夕立の時にはこうは感じないと思うしな。それほどの雨じゃないほうが、匂いは感じるんだな。雨と夏の間に何か欲しいと思っちゃうのは、自分の古さを思い知らされてるよ。

Re: 第58回俳三昧 1 - 聡

2017/08/15 (Tue) 02:16:43

夕暮れではなかったけれど、今日雨の中を歩いていてポプラの並木の下を通るときに、土や葉の蒸れたような、埃のようなにおいを感じ、ああ、これってマヒトさんが読んだ感覚かなって勝手に思い出しました。夕立の降り始めに感じるにおいもこの句から感じました。実感をサッと掬い取ったスナップショットですね。

Re: 第58回俳三昧 1 ゆきこ

2017/08/13 (Sun) 23:21:11

夕暮れの雨の後夏の匂い、私も雨上りの夕方になんとも言えないフワーとした気持ちになり、昔を思い出したり、淋しげなんだけど自由な気持ちになります。それは夏の匂いがするから、花や緑の匂い、どこかの家の夕飯の匂い、雨に濡れた地面からする感じがします。短い言葉にそんな世界がつまってます。

Re: 第58回俳三昧 1 - 洲

2017/08/13 (Sun) 17:04:26

とっさに、夏の夕暮れの「雨の匂い」を思い浮かべたのですが「夏の匂い」ですね。
どんな匂いだろう。
夕立ち前の太陽が染みている匂いでしょうか。

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