海紅俳三昧会場
第56回俳三昧 3 - 俳三昧
2017/06/10 (Sat) 19:36:30
白い波と犬の舌が初夏 ゆきこ
Re: 第56回俳三昧 3 - ゆきこ
2017/06/27 (Tue) 23:33:59
犬の散歩の一こまです。
先日、海辺に散歩に行ったら良いお天気、海もいよいよ夏の準備しているという感じです。色は青く波は勢いよくリズムを刻んでます。暑いので、少し波打ち際を犬のリードを引くと白い波しぶきに犬は赤い舌を出してそのコントラストが面白かったです。はるかさん、由紀さんの意見を取り、
「白い波犬の舌が初夏」にします。はつなつは少し甘くなってしまう気がしますので、やはり漢字で「初夏」で読み手がどちらに読んでもと思います。アドバイスありがとうございました。
Re: 第56回俳三昧 3 - 由紀
2017/06/22 (Thu) 13:56:41
白い波も犬の呼吸もそれぞれにリズムがあり、生命力を感じます。
また海の水色・波の白・犬の舌のピンクと、トリコロールカラーの景色ということに気づきました。
初夏らしい爽やかさです。
はるかさんの評に重なりますが、私も助詞が気になりました。
真ん中に「と」「の」「が」と連続しているので、「と」を取って「白い波犬の舌」と直接リズムを作ってもよいかと思います。
Re: 第56回俳三昧 3 - はるか
2017/06/20 (Tue) 21:45:08
はつなつ、に賛成。
助詞の「と」「が」がちょっと引っかかるような気がして、取ってしまってもいいかも……などと考えています。
Re: 第56回俳三昧 3 - 田中耕司
2017/06/19 (Mon) 07:30:24
犬は皮膚呼吸ができないので、舌を出して体温調節をする。その犬ととの暮らしから、海の近くに暮らす作者の中にある潜在意識から、感じた季節感がこういう表現になった。私の好みで云えば、漢字が多いので結句を、はつなつとしたらどうかなって思っている。
Re: 第56回俳三昧 3 - 広太
2017/06/18 (Sun) 21:03:04
初夏も波も、そして絶え間なく動く犬の舌も、すべてが刹那的で、その爽やかな一瞬を切り取った描写が見事だと思いました。
Re: 第56回俳三昧 3 - マヒト
2017/06/18 (Sun) 10:44:28
いつも見ているものに季節感を感じておられるんですねエ。
Re: 第56回俳三昧 3 - 吉明
2017/06/15 (Thu) 21:28:17
「白い波」にも「犬の舌」にも息吹とか生命の鼓動を感じます。これから夏に向かう季節の音が聞こえます。・・・が初夏と言い切っているところが気持ちよいです。
Re: 第56回俳三昧 3 - 洲
2017/06/15 (Thu) 18:48:10
どちらも、初夏の太陽を乗せてきらきらしていたのでしょう。
「波」と「初夏」の効果かな、爽やかですね。
Re: 第56回俳三昧 3 - 吉川通子
2017/06/14 (Wed) 18:35:19
ゆきこさんの身近な好きなものに見つけた初夏ですね。
Re: 第56回俳三昧 3 - すすむ
2017/06/14 (Wed) 02:24:30
沖の波頭と身近な犬の対比が面白く、短い句の中であまねく全てに季節の到来を感じさせるところが良いと思いました。